病院での人間関係

病院で急増してる!? モンスターペイシェントの実態と遭遇エピソード

病院で急増してる!? モンスターペイシェントの実態と遭遇エピソード

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こんにちは。メンタルケア関係を中心に執筆しているメンタルケア心理士の桜井涼です。

病院内で、医師や看護師などを困らせている人を見かけたことはありませんか?

現在、多くの病院では、「暴言や暴力行為があった場合は、すぐに通報します」といったポスターが貼られています。

医療従事者に対して暴言や暴力行為を行う『モンスターペイシェント』と呼ばれる人たちが増えてきているのが現状です。

『モンスターペイシェント』が社会問題化していることや、自分たちがそうなってしまっていないかを一緒に考えてほしいと思います。

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モンスターペイシェントとは?

『モンスターペイシェント』とは、医療の現場において、モラルに欠けた行動を取る患者やその家族のことです。

医師や看護師などの医療従事者に、無理を言ったり理不尽な要求を突きつけたりします。

ひどい場合は、暴言や暴力に訴える人もいて、医療崩壊の原因の1つになっていることも否めません。

具体的には、自分の期待したように治らなかったことを医師のせいだと罵倒したり、予約や順番を守らず自分を優先的に診察することを訴えたりするようなことです。

モンスターペイシェントとの遭遇エピソード

私が実際に目の当たりにしたことの中から、モンスターペイシェントだと判断したことを紹介します。

看護師を罵倒

友人の見舞いに行ったときのこと、隣のベッドの患者さん家族が看護師を罵倒していました。

「うちの娘がなぜ待たなければならないのか、こっちの検査を優先しろ!」病室の外まで聞こえるような大声で怒鳴っていました。

どうやら、急患が来たために、予定していた隣のベッドの方の検査時間をずらして欲しいとお願いにきていたようです。

それが気に入らず、ナースコールを押して、「医師をここへよこせ! 説明しろ!」と怒鳴りまくっていました。

医師に無理難題

子どもが熱を出した際に、夜間救急に行ったときのことです。そのときは、インフルエンザなど高熱が出る病気が流行していたせいもあって、かなり大勢の人が待っていました。

後から来た親子連れが、待ちくたびれたのか看護師に「いつまでかかるか」と聞いていました。すぐ診てもらえると思ったのでしょう。しかし、人数が多いので待つことは見ればわかるはずです。

「早くしてもらえないかな、うちの子つらがっているのよ」と言っている声がしました。看護師が一生懸命に待ってもらうように説得し、その場は収まりました。

しかし、順番が回ってくると、医師に「明日仕事があって休めないから、絶対に学校へ行けるようにすぐ治る薬を出してほしい」と大きな声で何度も頼んでいる声が聞こえてきました。

どこからがモンスターペイシェントになるのか

子どもの病気の心配、家族の病状を心配といった家族を思ってやっている行動が、モラルに反した行動になってしまっていることがあることは確かです。

苦しんでいたら心配になりますし、「早く診て欲しい」「検査して欲しい」と思うでしょう。

ただ、モンスターペイシェントになってしまってはいけません。

医師も看護師も一生懸命に患者を診て、優先的な措置が必要な人・緊急性の高い人がいた場合は、命の危険が少ない人よりも先になることになります。

人の命を救うことが仕事なのですから当然のことです。そこを忘れないで欲しいです。

モンスターペイシェントになり得る言動

・気に入らないことがあると大声で怒鳴る
自分と家族が最優先であると主張する
・完全に治る薬を希望する
・治療や薬に文句をつける
・すぐに良くならないと文句をつける など

病気になった本人もその家族も、早く治って欲しい気持ちなのは当然です。

しかし、それを自己中心的だったり理不尽な要求を押し通そうとしたりすれば、モンスターペイシェントになってしまいます。

おわりに

今回ご紹介したような話は、信じられない内容だと感じるかもしれません。しかし、自分や大切な家族が病気になったら、どうしても早く良くなってほしいと思いますよね。

それが行きすぎた行動を取らせてしまうことにもなるのです。

子育て中の親は、子どもが苦しんでいる姿を見ることがつらいです。それに仕事を抱えている場合は、エピソードで紹介したような言葉を思い浮かべることもあるでしょう。

実際にそんな都合のいい薬があるわけはないことを知っていてもです。

医療従事者だって、治してあげたい気持ちは同じです。協力・連携して医療現場がスムーズに行くことを大切にするようにしましょう。

モンスターペイシェントになってしまっても、いいことは1つもありません。むしろ悪くなることばかりですからね。

自分がモンスターペイシェントになっていないか、今一度確認してみましょう。

【参考文献】
・『モンスターペイシェントー崩壊する医療現場』南俊秀・著

ライター紹介

桜井涼

桜井涼

新潟県佐渡島出身。親が転勤族だったため、幼少期より引越し・転校を多数経験しました。母親が病弱だったこともあり、「地球が滅亡しても生きていける!」と呼ばれている父の元、家事からサバイバルまでを様々経験してきました(そのワザが震災時に大活躍!)。4人兄弟の長として奮闘してきましたが、現在は、2児の母をしています。妊娠中と出産のハプニングを乗り越え、今はフリーライターとして活動中です!

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ゆみ

ゆみ

社会人になって新しいことをしてみたい、新しい自分に出会いたいということで挑戦させていただきました♡

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