家庭学習・宿題

小1でつまずかない! 新年度までに年長のママができる“宿題の壁”対策

小1でつまずかない! 新年度までに年長のママができる“宿題の壁”対策

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こんにちは。子育て支援を専門にしている臨床心理士の今井千鶴子です。

年度末のこの時期、年長のお子さんがいるママからの相談で多いのは、小学校入学に向けての悩みです。

中でも、保育園や幼稚園では経験しない「毎日の宿題」について不安を感じているママが多くいらっしゃいます。

そこで今回は「宿題を自発的にしてくれる子」をテーマに、日常生活で年長のママが取り入れやすい方法をご紹介します。

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ポイント(1)子ども自身が「宣言」する

多くのご家庭において、子どもが宿題をするきっかけは、「宿題はやったの?」などというママからの言葉がけです。

この言葉がけ自体は悪くはないのですが、「やらせるぞ」という感じが出てしまうと、「宿題=やらされるもの」という図式が子どもの頭の中に定着してしまいます。

子どもが自発的に宿題へ取り組むためには、「今日は何時から勉強しようか?」などと聞き、子ども自身にスケジュールを決めてもらうことがポイントです(「夕方5時からやるよ」など、子どもに宿題をする宣言をしてもらいます)。

親があれこれ言ってやらされるよりも、子ども自身で決めたルールの方が守られやすいことに驚かれるママも多いです。

ポイント(2)がんばったサインは見逃さない!

大人からすれば、宿題をやるのは当たり前かもしれませんが、子どもにとってはどうでしょうか?

この宿題に対する親子間の思いのズレが、子どもの自発性を低める原因にもなりかねません。

ここでは、お子さんが宿題をするのを当たり前だからと見逃さないことがポイントです。

お子さんが宿題に取り組むときや宿題を終えたときは、「がんばってるね!」「今日もがんばって集中してたね!」などとがんばりを認めましょう。

この言葉がけこそが、子どもの自発性を定着させる最大の武器になります。

また、よくやってしまいがちなのが、宿題をやっていないときにだけ注目(注意)して、宿題をやったときにはスルーしてしまうことです。

これだとお子さんのやる気は続きにくく、ママをみると「叱られる」という残念な関係性ができあがってしまいます。

この他に、普段の日常生活で取り入れやすいものとして、『プレマックの原理』があります。

プレマックの原理では、普段なかなか行わない行動(低頻度行動)の後に、よくしている行動(高頻度行動)をすると、低頻度行動が増えることが知られています。

ですから、もし宿題をやる頻度が少ないのなら、「宿題が終わってから遊ぼうね」などと声をかけてみるのもいいですね。


今回は、「子どもが自発的に宿題をする」をテーマに、ママが実践しやすい2つのポイントをご紹介しました。お子さんもママも楽しい小学校生活が送れますように心から祈っています!

ライター紹介

今井千鶴子

今井千鶴子

短大卒業後、一般企業に就職。退職後、オーストラリアの小学校にてボランティアの日本語教師アシスタントを経験。オーストラリア滞在中に臨床心理学に興味を抱き、帰国後大学進学を決意。一念発起で受験勉強をし、25歳で早稲田大学人間科学部に入学。その後2007年に臨床心理士、2009年に博士学位を取得する。専門は認知行動療法。現在は「楽しく子育て」をモットーにいくじ(育児・育自)に関するサポートを行っている。また、勉強への興味が乏しかった幼少期の経験をもとに、子どもたちが「楽しみながら学ぶ」ための活動も展開中。2児の母。

ライター紹介

椎葉咲子(苺乃ちゃん、胡桃ちゃん)

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