溺愛しない子育て

自覚なし!? モンペ以上に過保護な”スノープラウペアレント”の特徴

自覚なし!? モンペ以上に過保護な”スノープラウペアレント”の特徴

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最近話題の“スノープラウペアレント”という言葉。あなたは知っていますか?

これは、モンスターペアレントをはるかに超越した超過保護、過干渉な親のことです。スノープラウとは“除雪車”を意味する英単語。

子どもたちの道からあらゆる困難を取り除き、ひたすら安全にならし続けていく過剰な親を見かけることがあります。その姿を、雪道をかき分けていく除雪車になぞらえているというわけですね。

はたからみると滑稽なようですが、子育て中のママ・パパたちは要注意。決して他人事ではないんですよ。

知らず知らずのうちに自分が“除雪車”になってしまわないためにも、ここでその特徴やエピソードをおさえておきましょう。

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(1)乳幼児のママたち

小さいお子さんをお持ちのママたちは、どうしても神経質になってしまうことが多いもの。しかし、何事もやりすぎには要注意です。

『うちの子が使っているオモチャに、ちょっとでも手を出そうものなら必死の形相で走ってきて「○○ちゃん、それは今お友だちが使ってるからダメよ! ほら、お友だちに早く返しなさい!」と手放させ、遠くへ連行してしまうお母さん。

児童館によくいますよね。オモチャの貸し借りは、社会性を身に着けるために重要だと思いますし、取り合いやケンカも成長には必要だと思うのですが……』(30代女性/主婦)

『先日公園で見かけたママはすごかったです。2歳くらいのお子さんがヨチヨチ歩く前を行き、落ちている小石や葉っぱ、ゴミなどを全部取り除いてたんですよね。それはもう一心不乱で、鬼のような形相でした。

さらに、ママがキレイにした道を少しでも外れようものなら、「○○く〜ん、そっちは危ないからダメよ〜、ママがお片付けしたこっちの道に来なさ〜い!」とムリヤリ方向転換させるんです。除雪車とはまさにあのことです』(40代女性/パート)

(2)思春期の子どもを持つママたち

通常なら反抗期を迎え、親の手を離れようとしていく思春期の子どもたち。スノープラウペアレントは彼らのことも、ガッチリと囲い込みます。

『中間や期末の試験にあたり、ノートのまとめを全部やってあげているママがいました。息子さんはママが作ったノートを暗記するだけ。

点数が悪いときは、「だってママのノートに書いてなかったもん。ママが悪い」と言い、ママは「どうしてこんな分かりにくい問題出すんですか!? 正答率はどれくらいだったんですか!?」と先生に食ってかかる始末。高校受験どうするんだろう』(40代女性/会社員)

(3)青年期の子どもを持つママたち

インタビューを受けてくださった方の中には、自分自身が“除雪車”になっているかもしれない、と語るママもいました。

『大学生の息子がいるのですが、授業の履修計画を自分で立てられないため、毎年私が手伝っています。放っておくと、何の役にも立ちそうにない科目や、絶対に起きられるわけがない1限目の授業、単位取得が難しそうな科目を履修しようとするんです。

気が気じゃなくて任せられません。自分でもちょっと過保護かなと思うときもありますが、留年されたら困りますから……』(50代女性/自営業)

「マジメすぎる」「母子分離ができていない」……“除雪車”になりやすいのはこんなタイプ

過保護で過干渉なスノープラウペアレント。いったいどんな人が陥りやすいのでしょうか。

子どもをとりまく仕事をしている方たちに、個人的な見解を聞いてみました。

マジメで完璧主義のお母さんたちが危ないですね。お子さんを心配しすぎるあまり、つい過保護になってしまうのでしょう。まずは肩の力を抜いて、「失敗は成功のもと」と唱えてみては』(50代男性/幼稚園教諭)

『母子分離がうまくできておらず、お子さんを自分の一部のように感じすぎているのかも。乳児のあいだはそれでいいでしょうが、ある程度の年齢になったら子どもの手は離してあげましょう。お子さんはママの一部でもないし、ましてやママの所有物でもありません』(30代女性/保育士)

『「ケガをすると困る」「落第すると困る」などとよく言われますが、困るのはママではなくてお子さんです。でもね、困るというのは、問題解決能力をつける絶好のチャンスなんです。どうか子どもたちから“困る権利”を奪わないであげてください』(40代男性/中学校教員)


アメリカの精神分析家ナンシー・マックウイリアムズは自著の中で、「母親は子どもに去られるためにそこにいなければならない」と述べています。

そう、子どもを自立させることこそが、ママたちの最大の仕事なのです。そのことを決して忘れてはいけません。

過保護・過干渉になっているのではないかと感じたときは、いったん深呼吸。その行為が子どもの自立を阻んでいないか、見直してみてくださいね。

●文/パピマミ編集部
●モデル/椎葉咲子(苺乃ちゃん、胡桃ちゃん)

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