学生で妊娠した時に考えることと、妊娠時の親の対応ランキング

こんにちは、ママライターの木村華子です。

息子を授かって以来、たびたび妄想することがあります。幼いこの子たちも、いつかは誰かと恋をする……。

そして、相手のお嬢さんを妊娠させる可能性だってゼロではないということ。

親目線から考えた時に、簡単に「産みなよ!」とは言えないでしょうし、そもそも相手となるお嬢さんやご両親に対してどのように謝ればいいのかさえ分からない……という悩みもあります。

「仮に大学生で一人暮らしなどしている間に妊娠などしていたら…」など妄想はつきません。

パピマミでは読者の皆様を対象に「学生のわが子が妊娠した(させた)とき、どんな判断をしますか?」というアンケートを行いました。

ご回答いただいた皆様、どうもありがとうございました!

そこで、今回は大学生の妊娠が発覚した場合に考えるべきことと、親が実際に学生の妊娠に対してどのように思っているかをご紹介します。

大学生の妊娠

妊娠かも…と思ったら

妊娠したかもと考え始めるにはいくつかきっかけがあります。

そのきっかけは大学生の妊娠特有のものではないですが、もっともよく経験談としてあるのは「生理不順がきっかけに妊娠が発覚した」という声です。

では、そんなそんな生理不順も含めて、妊娠初期の症状としてはどのようなものがあるのでしょうか?

妊娠初期の症状

妊娠初期の症状としては、様々なものがあります。

例をいくつかあげると、吐き気、熱っぽいなどの風邪の症状、胸の張り、だるさ、眠気、おりものの増加などなど。

ただ、こちらの症状は妊娠をしていなくても出る症状ですし、個人差もあるので、一概にこのような症状が出ているからといって、妊娠の可能性が高いとは言えません。

妊娠の初期症状については以下の記事で詳細が書かれているので、気になる方はご覧ください。

関連記事:デキてるかも! 生理予定日前に現れる「妊娠超初期症状」の代表例4つ

妊娠を確かめる方法

先ほどもお話したように妊娠初期の症状が仮に出ていたとしても、妊娠が確実であるというわけではありません。

そこで多くの大学生が最初に妊娠しているかどうか調べるのに使用するのは妊娠検査薬かと思います。

妊娠検査薬の使用は、以下の手順で進めましょう。

生理予定日の1週間が経過するまで待ち、1週間経過しても生理が来なかった場合にのみ、妊娠検査薬を使用しましょう。

なぜなら、1週間経過前より検査薬を使用したとしても正しい結果が得られないからです。

そして、仮に妊娠検査薬で陽性の結果が出たとしたら、次に病院の受診をしましょう。

というのも、妊娠検査薬で陽性が出たとしても確実に妊娠しているかは分からないからです。妊娠検査薬で陽性が出たとしても、あくまで妊娠している確率があるという状態にすぎません。

まず、妊娠したかもと思ったら上記の手順を踏んでみましょう。

妊娠しているかどうかの詳細な手順の進め方は、以下の記事をご覧ください。

関連記事:まずは検査薬がオススメ! 妊娠チェックについての基礎知識3つ

妊娠が発覚! 大学・就職はどうする? 費用や親への報告は?

大学生で、妊娠が発覚した時に、その後出産するかどうか(認知するかどうか)、そしてその後結婚するかと様々な決断が待っています。

そこで、ここでは大学生の妊娠が発覚した時に、考えるべきことをいくつかご紹介します。

妊娠〜出産までに必要な費用

妊娠〜出産までに必要な費用は一概にはいえませんが、出産費用だけでも約40万円ほどかかると言われています。

また出産するだけではなく、妊娠後に定期的に検診に行く際の費用や、マタニティウェアや栄養サプリなどを購入する費用など様々かかってきます。

もちろん出産の際には補助金支給などの制度もありますが、高額な費用がかかることは事実です。

出産の際にかかる詳細な費用については以下の記事をご覧ください。

関連記事:いくらかかるの?出産にかかる費用と補助金

大学生活、就職への影響

まず大前提、妊娠したからといって何か特別に変化がある訳ではありません。特に男性(彼氏側)の場合は身体の変化もないので、特別に変化がある訳ではありません。

もちろん女性の場合は、出産前後に休学しないといけない可能性もあります。

ただし、妊娠・出産したからといって退学・中退になったり、卒業ができなくなることはありません。

というのも当たり前ですが、高校までと違い、基本的に大学生活の全てが自己責任となっているからです。

仮に休学した場合も、大学で学びたいという意思があれば復学することは可能です。

なかには妊娠発覚後、学生結婚をしている学生をサポートするための奨学金も存在するそうです。

就職への影響は、もちろん妊娠した時期・学年によりますが、就職活動の時期に被ってしまった場合など、影響を全て避けることは難しいでしょう。

また内定後に妊娠が発覚した場合には、基本的に妊娠だけで内定の取り消しがなされる可能性は低いと言われています。

しかし、女性の場合は入社時期など、その後に影響が出てくる可能性はあるでしょう。

親への報告

大学生で妊娠が発覚した場合、両親への報告に悩む人が多いのではないかと思います。

しかし、社会人として、自立している訳ではないため、どのような選択になったとしてもある程度両親のサポートが必要になってきます。

両親に相談、報告したら、反対されるのではないかなど不安になったり、怖いなど心配かと思いますが、出来るだけ早めに報告することをお勧めします。

というのも、先延ばしにすればするほど、お腹の子供も大きくなってしまうこと、また、今後の将来に悩み続けていると、特に女性側の精神健康上よくありません。

サポートを頼む上でも、出来るだけ早めに報告・相談をするようにしましょう。

中絶を選択する場合

学生生活や就職、または金銭的なことを考慮した上で、やむを得ず中絶を選択する可能性もあるかと思います。

実際に中絶を選択する年代の割合でも、10代、20代がかなり高い割合を占めています。

中絶を選択する場合には、中絶の費用と、中絶可能な期間の2点に注意する必要があります。

中絶にかかる費用

中絶にかかる費用は中絶の手術をする時期によって変化します。

中絶の種類は以下の2種類に分かれています。

一つは妊娠11週6日までに中絶を行う「初期中絶」、妊娠12週以降の中絶が「中期中絶」となっています。

実はこの時期によって、大きく金額も分かれています。

初期中絶の場合、細かな金額も合わせ17〜20万円、中期中絶だと約35万〜55万ほどかかると言われています。

中絶可能な期間

まず中絶可能な時期は明確に決められています。

妊娠22週未満までが中絶が可能と明確に決められています。

ただし、費用のところでもお話をしたように、妊娠12週以前に手術を行った方が費用も高くならず、母体への負担も抑えることができます。

そのため、できる限り早めに妊娠の検査を行うことをおすすめします。

学生のわが子が妊娠……あなたなら、どんな判断をしますか?

ここからは、我が子が学生で妊娠してしまった場合の親の目線をご紹介します。

今回のアンケートでは、ご回答いただいた読者の皆さまを男の子のママ・女の子のママに分けて調査しました。

以下、それぞれのアンケート結果をご紹介します。

男の子のママに質問! 学生のわが子が妊娠させたとき、どんな判断をしますか?

  • 1位:相手の親への謝罪、先方の意思を尊重する……63%(119人)
  • 2位:二人(子どもたち)が産みたいと言えば、応援する……19%(37人)
  • 3位:有無を言わさず、中絶をさせる……11%(21人)
  • 4位:どんな理由であれ、授かった命は産む方向で手段を探す……7%(13人)

※有効回答者数:190人/集計期間:2017年1月11日~2017年1月13日(パピマミ調べ)

男の子ママの意見で1位となったのは、「相手の親への謝罪、先方の意思を尊重する」という意見です。

やはり私と同じように、「自分の息子が相手の女の子を傷つけてしまった! まずは、謝罪しなくちゃ!」という自責の念に駆られる方が多い様子。

いくら男女平等をうたったところで、男性と女性とでは体の構造をはじめ根本的に違います。

新しい命を体に宿すのも、赤ちゃんを命がけで生み落とすのも女性であるということは、子育てを行うすべてのママが経験からご存知でしょう。

また、「どんな理由であれ、授かった命は産む方向で手段を探す」という声が最も少なかったことも興味深いですね。

望まれない妊娠においては、どうしても男性側が加害者的な立場になってしまいます。

「傷つけてしまった」という意識がある以上、相手の女の子やご両親が望まない限りは「どうにかして、産む方向で!」なんて言い出しづらいのは当然のことでしょう。

女の子のママに質問! 学生のわが子が妊娠したとき、どんな判断をしますか?

  • 1位:二人(子どもたち)が産みたいと言えば、応援する……47%(102人)
  • 2位:有無を言わさず、中絶をさせる……25%(53人)
  • 3位:どんな理由であれ、授かった命は産む方向で手段を探す……18%(38人)
  • 4位:相手の親への謝罪の後、先方の意思を尊重する……10%(22人)

※有効回答者数:215人/集計期間:2017年1月11日~2017年1月13日(パピマミ調べ)

女の子ママの意見で1位となったのは、「二人(子どもたち)が産みたいと言えば、応援する」という意見です。

赤ちゃんを産み育てることの大変さはもちろん、その苦労を上回る母親としての喜びをリアルタイムで感じているママ。

たとえタイミング的に望まれない妊娠であったとしても、同じ女性として娘をサポートしたいと感じるのは自然なことなのかもしれません。

もちろん、サポートには“本人(子ども)たちが望むのであれば”という条件付きです。

とはいえ個人的な意見を述べれば、女の子ママは肝が据わってるなあ……というのが正直なところ。

スーパー小心者の私の場合、「え〜! 産むの!? 学校は!? 仕事とかどうするの!?」と不安が先立って、即座にサポートするという答えに行き着くことができそうもありません……。

また女の子ママでは、「相手の親への謝罪の後、先方の意思を尊重する」という意見が最下位となりました。

上記で紹介した男の子ママによる「望まれない妊娠においては男性側が加害者的な立場である」という認識は、女の子ママにも共通であることが伺えます。

やっぱり、性教育って大切……

今回のアンケートでは、男の子ママ・女の子ママに共通して「望まれない妊娠においては男性側が加害者的な立場だ」という認識があることが確認できました。

同時に、同じ母親として「わが子の出産や育児をサポートしたい」と感じる女の子のママが多く存在している……という意外な事実も明らかになりましたね。

私が脳内で行っている“息子が妊娠させたらシミュレーション”では、そのような相手方の反応を想定していなかったので、この結果には本当に驚かされました。

新しい命を授かることは、基本的に喜ばしいことのはず。

しかし、“学生”という条件が加わるだけで事態は一気にこんがらがってしまいます

また一口に学生の妊娠といっても、相手やケースはさまざまでしょう。

一概に「ウチの子が妊娠したら、こうする!」と決めておくことも難しいものです。

やっぱり、性教育って大切……。あらためてそう感じさせられる調査となりました。

【参考リンク】
【アンケート結果(1位〜4位)】男の子のママに質問! 学生のわが子が妊娠させたとき、どんな判断をしますか?
【アンケート結果(1位〜4位)】女の子のママに質問! 学生のわが子が妊娠したとき、どんな判断をしますか?

●ライター/木村華子(ママライター)
●追記/パピマミ編集部