ライフハック

何が正解なの? 電車やバスで優先席をスムーズに譲るコツ

何が正解なの? 電車やバスで優先席をスムーズに譲るコツ

  • Line
  • はてなブログ
お気に入り

日頃から電車やバスを利用する方は多いと思いますが、公共交通機関には大体“優先席”が備え付けられていますね。

皆さんもご存じの通り、優先席は高齢者や妊婦、体の不自由な人などが優先的に座れる席のことです。

逆に言えば健常者の方でも近くに優先すべき人がいない場合には座ることができるのですが、なんとなく罪悪感を抱いて座らないという人も少なくないのではないでしょうか。

また、座ったら座ったでどのタイミングでどのように譲るのが正解なのか、いまいち分からないという人もいると思います。

今回は、優先席の譲り方やルールなどについてお話ししていきます。

161221naisei

世間は優先席に座る若者に厳しい!?

冒頭でも説明した通り、優先席には基本的に誰でも座ることができます。健常者が座ったらダメ! という法的義務もありません。

しかし、世間は優先席に座る健常者に対して厳しい目を向ける傾向にあるようです。

たとえば、SNS上ではこのようなコメントが多く見られます。

なんで若者が優先席に座ってんだよ。優先席は必要になる人のために空けとけよ』

『優先席でイチャイチャするカップルに唖然。日本の教育はここまで落ちたか』

『他の席が空いてるのに率先して優先席に座る若者ってなんなの?』

おそらく多くの人が“優先席=健常者が座るものではない”という認識を持っており、とくに体力が有り余っているイメージの強い“若者”が座っていると不快に思うことが多いようです。

ただ、何回も繰り返しますが、周囲に優先すべき人がいない限りは健常者の人が座っていても文句を言われる筋合いはありません。

むしろ混雑時の場合、目の前の席が空いているのに座らないと、その分のスペースがムダになってしまうこともあります。

スマホに夢中で妊婦を無視!? マナー違反だと感じた優先席の乗客エピソード

一方で、目の前に高齢者や妊婦などが立っているのに席を譲らない人もたしかにいます。

ここでは、周囲の主婦やママに聞いた“マナー違反”な乗客のエピソードについてご紹介します。

(1)スマホに夢中で席を譲らない

『別に優先席に座ること自体はいいんだけど、目の前に妊婦さんが立ってるのにスマホゲームに夢中になっているサラリーマンとか見ると悲しい気持ちになる。しかもあれ、本当は妊婦さんが立っていることに気づいているんじゃないかなぁ』(38歳女性/販売)

優先席でスマホに夢中になって席を譲らない人は結構見かけますよね。よほど緊急のやりとりでもしているのか、全くスマホから目を離そうとしません。

必ず席を譲らなければならない、というルールはありませんが、見ている側からするとモヤモヤするものです。

(2)爆睡している

『たまに優先席で爆睡してる人見かけるけど、あれはダメだと思う。優先席はあくまで高齢者や障がい者、妊婦のためのものだから、いつでも席を譲れるようにしておいてほしい』(34歳女性/主婦)

これも結構見かけますね。仕事で相当疲れているのか、隣の人にもたれかかってまで寝ている人もいます。

こういう人は普通の座席でも迷惑ですが、優先席だと譲るべき人が来ても気づくことができないため、本当に座席を必要としている人が座れません。

仕事で疲れているのは仕方のないことですが、優先席に座るときには気をつけるようにしてほしいですね。

(3)イヤホンで音楽を聞いている

『私が妊婦だったとき、どうしてもツラくて目の前の若者に「席を譲っていただけませんか?」とお願いしたことがあります。でも、その若者はイヤホンで音楽を聞いていて全然気づいてくれませんでした。幸いとなりの席の初老の男性に譲ってもらいましたが、あれはちょっとしんどかったです』(36歳女性/広告)

相手がイヤホンで音楽を聞いていて席を譲ってもらえなかったという人もいるようです。

音楽を聞くのも席の譲り合いに支障が出るのでなるべくやめてほしいですね。

皆は優先席をどうやって譲ってる?

29556979145_d4fdc5d011_z

上では優先席を譲らないマナー違反な人についてお話ししてきましたが、「実は私も譲らなかったことがある」という人も少なくないと思います。

疲れていた、相手が譲るべき人だと気づかなかった(お腹が大きくない妊婦さんなど)など、理由はいろいろあると思いますが、「恥ずかしくて譲れなかった」という人もいるでしょう。

実際、どういう風に席を譲れば正解なのか分からないものですよね。以下では、皆が実践している席の譲り方について見ていきましょう。

(1)声をかけてから譲る

『私はお年寄りに席を譲るとき、まず立ち上がらずに「座りますか?」と聞いてから譲るようにしています。立ち上がってから譲ると、「いや、いいです」と断られたときに座り直すのがなんとなく恥ずかしいので』(41歳女性/自営)

たしかに立ち上がって「座りますか?」とか「どうぞ」と声をかけて、「大丈夫です」と断られるとなんとなく気まずい雰囲気が流れますよね。

この方はその経験をもとに、立ち上がる前に一度声をかけるようにしているそうです。

(2)無言で席を譲る

『私自身が声をかけられるより無言で譲られるほうがうれしいので、自分もそうしています。わざわざ声をかけられると、半ば強制みたいな感じになっちゃうし』(35歳女性/主婦)

この方は妊娠中のとき、声をかけられて譲られるより、無言で譲られるほうがありがたかったとのこと。

そのため、自分も目の前に譲るべき人が立ったら無言で席を譲るのだそうです。

(3)譲ったら遠くへ行く

『席を譲ったらできるだけ遠くへ行くようにしています。譲ったのに目の前に立ち続けるのってお互いに気まずい感じがするから』(31歳女性/不動産)

これは譲り方というより譲った後の対処法という感じですが、気持ちはとてもよく分かります。

席を譲った後にその人の前に立ち続けていると、なんだか気恥ずかしいものですよね。

これは人によるのかもしれませんが、譲った後の雰囲気が苦手という方はその場を離れるといいかもしれません。

優先席を譲って怒られてしまった体験談

基本的に高齢者や妊婦さん、体が不自由な方に優先席を譲ると喜ばれるものですが、時には逆に怒られてしまうこともあるようです。

(1)俺はまだ若いぞ!

『目の前にどうみても座らないと転んでしまいそうなヨロヨロのおじいさんが来たので、席を譲りました。そしたら、「なんだ? 俺はまだ若いぞ!」と怒られました。それ以来お年寄りに席を譲るのを躊躇してしまいます』(41歳女性/自営)

この方が経験したように、お年寄りに席を譲ったら「年寄り扱いするな!」的なことを言われて怒られたという事例は意外に多くあるようです。

こちらは勇気を出して声をかけたのに、逆に怒られるのでは落ち込んでしまいますが、人によっては席を譲られることを失礼だと感じる場合もあるようですね。

(2)お腹が出てたから妊婦と思ったら……

『これは相手に本当に申し訳なかったのですが、目の前にお腹がぽっこりふくれた女性が立っていたので「どうぞ」と席をゆずりました。そしたらその女性は周りキョロキョロと見渡し、「私?」というような顔をしました。そして数秒後に何かに気づいたようにはっとなって、「違います!」と怒られました……ただお腹が出ているだけの人でした』(32歳女性/通信)

これは気まずいですね……。好意が完全に裏目にでちゃったパターンです。

この方は本当に相手を妊婦だと思って譲ったわけですから、悪気はないのですが、相手の方にとってはショックだったのかもしれません。

席を譲るという行為自体は素晴らしいですから、これは運が悪かったと思うしかありませんね。

優先席を廃止すべきとの意見も

高齢者や妊婦、体の不自由な方にとって優先席はとても助かる制度ですが、一部では優先席を廃止すべきとの意見もあがっています。

主な理由としては、

・優先席を設けると、“優先席=専用席”みたいになって座りづらい
・優先席を廃止して全席優先席にしたほうが乗客の譲り合いの意識が高まる

などがあります。

ちなみに、過去に阪急電鉄が優先席をあえて廃止し、“全席優先席”にしたことがあるようです。

目の前に座席を必要としている人がいたらその都度譲ってあげましょうということです。

しかし、結果は芳しくなく、「席を譲ってもらいない」というクレームがあったことから数年後には優先席を復活させています。


いかがでしたか?

座席を必要としている人に席を譲るかどうかは本人の判断次第ですが、譲ってお礼を言われるのは気持ち良いものです。

普段恥ずかしくてなかなか席を譲れないという方は、これを機に思い切って譲ってみてはいかがでしょうか。

●文/パピマミ編集部
●モデル/前田彩(桃花ちゃん)ゆみ

あなたにオススメ

この記事が気に入ったら
いいね!しよう♡

アクセスランキング

  • 特集バナー
  • ライター紹介
  • ライター募集
  • 読者モデル紹介
  • 読者モデル募集
  • マスコミ応援隊

注目の記事

ページトップへ戻る