赤ちゃんと一緒に出る!? 妊婦が恐れる“出産時の排便”の実態と対処法

出産時の便が不安なママに知ってほしいこと4つ

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(1)ほとんどの助産師は、何も言わずにさっと処理してくれる

私の知る限り、ほとんどの助産師は何も言わずにさっと処理します。匂いがたつまえに、できるだけ早く、です。

産婦さん自身は、陣痛がつらくてそれどころではないので、気がつかない場合もあります。

気がついた産婦さんは、大抵謝ったり恥ずかしがったりしますが、助産師にとっては、「お通じが出る=お産がすすんでいる」という証なので、逆に嬉しいくらいなのです。恥ずかしがることは一切ありません。むしろ喜んでください。

赤ちゃんが通って来る産道と、お通じがある直腸は隣り合わせですから、赤ちゃんの頭が下がって来る際、直腸にお通じがあれば、自然と押し出されてきます。それは、とても良いこと、健康なことなのです。

(2)いきみ方は普段のトイレと全く同じ

お産のときのいきみかたは、お通じをするときと同じです。産道と直腸の違いはありますが、周辺の筋肉は両方に作用しますので、ひどい便秘になったと思っていきんでください。

いきめば、お通じが出るのは自然なことです。お産前にすっきり快便があった方なら別ですが、そうでない場合、大抵はお通じが出ます。

それでいいのです。それこそが、あなたが上手にいきんでいる証拠なのです。

(3)立ち会いの際、ご主人はお通じに気づかない

立ち会い出産の際は、ご主人は産婦さんの頭側に立つことになります。下の方をウロウロされたら邪魔になりますし、産婦さんも嫌がる場合がほとんどです。

そして、ほとんどのご主人は、緊張のあまり何が起きているか全く分かっていません。壮絶な痛みで雄叫びを挙げる妻を目の前にして、ただオロオロするばかりです

仮に、万が一にも、ご主人があなたのお通じに気づいたとしましょう。でもそんなことを気にする間もなく、すぐに元気な赤ちゃんの産声が聞こえるでしょう。

そしてご主人は、あなたのお通じのことなどきれいさっぱり忘れて、感動の涙を流すことでしょう。それは、あなたにとっても同じことなのです。

今はとても気になっていて、それこそ世界の終わりのように感じているかもしれません。

しかし、ひとたび生まれた赤ちゃんを目にしたら、そんなことは取るに足らないささいなことに変わります。

情けない姿を見せたくないからと夫を追い出す人もいるようですが、そこは夫を信頼してあげましょう

出産という大イベントを夫婦で一緒に乗り越えるという経験は、一生の宝物になるかもしれません。

(4)バースプランに加えてみる

ここまで読んでもまだ不安だというあなたは、このことをバースプランに加えて、事前に分娩に当たる助産師に伝えておきましょう。

難しいことを書く必要はありません。ただ思っていることをそのまま、「お通じが出るのが恥ずかしい、夫に知られたくない」と伝えましょう。

担当助産師は、できるだけ早く処理してくれますし、そのことを口にも出しません。ご主人の立ち位置についても配慮してくれるでしょう。


→次ページでは、出産前に浣腸をすることについてを見ていきましょう。