子供のカルシウム不足が心配! 「牛乳嫌い」を克服させた体験談5選

【ママからのご相談】
6歳の男の子を育てているママです。ウチの子は小学校で出される給食の牛乳が嫌いでよく残しているようです。家でも全く飲みません。それを見た義母から、「大事な時期なのに、カルシウムが不足しちゃうじゃない。どうしてきちんと飲ませないの?」と叱られてしまいました。

私だって子どもに牛乳を飲んでもらい、カルシウムを摂取してほしいと思っています。でも、全然飲んでくれないのです……。どうしたらいいのでしょうか。

a まずはアレルギーや体質を考慮してみましょう。

こんにちは。ライターのakiです。

牛乳が嫌いというお子さんは多いですよね。牛乳を拒絶する、飲んだ後に異変(下痢、嘔吐、発疹など)がある場合はアレルギーの可能性もあります

牛乳には『カゼイン』という物質が含まれており、これがアレルギーの原因となるようです(ちなみに、カゼインは熱しても成分が消えないため完全に除去することは困難です)。

そのため、牛乳が子どもの体質に合っていない場合は無理して飲ませないようにしましょう

最悪の場合、アナフィラキシーショックや意識障害などの重篤な症状を引き起こす可能性があるからです。

子どもの牛乳嫌いが気になるときは、まず医師に相談してこれらのリスクがないことを確認しましょう。

 

しかし、牛乳にはカルシウムや、たんぱく質をはじめとする子供にとって重要な栄養素もたくさん入っています。

牛乳200ml(コップ一杯程度)には、227mgものカルシウムが入っています。

また、運動能力を高めるビタミンB2(別名:成長ビタミン)も含有しており、

成長に必要な栄養を効率よく、摂取することができるので、非常に有効です。

親としては上記のようなアレルギーや飲み過ぎによりお腹をこわすようなことがあるものの、

健康なお子さんでいてもらうためにも、少しでも飲んでもらいたいですよね。

牛乳の栄養価についてはこちらでも紹介しています!

子供に牛乳を飲ませる必要性と栄養価

子どもの“牛乳嫌い”を克服するアイデア5選

アレルギーや体質的な問題があるわけではなく、単純に飲まず嫌いなケースもあります。そういう子どもの場合には、親の工夫次第で“牛乳好き”にさせることも不可能ではありません。

実際に子どもの牛乳嫌いを克服させたママたちからお話を聞いてみました。

(1)夏場はキンキンに冷やした牛乳をあげる

「夏の暑い時期に『喉が乾いた〜』というわが子にきりりと冷えたミルクを飲ませました。すると、『おいしい!』と言って飲むように!!牛乳の乳臭さが苦手だったようで、ホットミルクや中途半端な温度で出すのではなく、清涼飲料のごとく冷蔵庫で冷たくして飲ませたのが正解でした」(9歳・男の子ママ)

(2)シリアルにかけて食べさせる

『おいしいシリアルを買ってきてその上にたくさん牛乳をかけて食べさせています。牛乳を飲むという行為は苦手ですが、シリアルに浸して食べるのはOKのようです』(13歳・11歳男の子ママ)

(3)料理に混ぜて摂取させる

『ホワイトシチューやヴィシソワーズを牛乳で作るようにしています。あとは、凍らせたフルーツと牛乳でスムージーにして、デザートがわりにしたり。フレンチトーストもよく作ります。なんやかんや言ってこれでわが家は1日1本牛乳を消費しているのできちんとカルシウムは摂取できているのではと思っています』(11歳・9歳・女の子ママ)

こんな風に牛乳を使った簡単デザート作ってみると、子供も喜んでくれそうですよね。牛乳を使った簡単料理もたくさんあります。

ぜひ作り方を検索してみてください。

料理に牛乳を混ぜて、子供が気づかぬうちに飲ませてしまう。そんなのも主婦の腕です。

(4)味付きストローを使わせる

『ストローの中にフレーバー付きの粉末が入っていて、それで牛乳を飲んだらチョコやストロベリーやバナナ味に変わるという市販のシッパーやミラクルストローを使っています。給食によくついてくるミルメークも通販で買ったりしてなんとか飲ませています』(12歳・男の子ママ)

砂糖やヨーグルトを少し混ぜるだけでも、牛乳特有の匂いが消え、飲みやすくなるかもしれませんね。

(5)乳搾り体験をさせる

『牧場へ行って乳搾り体験をさせました。そのときの本場のさらりとした搾りたてミルクを飲んでからなんとなく牛乳が好きになったみたいです』(10歳・女の子ママ)

乳搾りは休日のプチ旅行としても良いですね。

自分で絞ったら、「ちょっといつもの牛乳と違うかも?」と今まで嫌いだった牛乳と少し距離が縮まりそうですね。


おそらく、牛乳が苦手なお子さんの主な原因は牛乳独特の“匂い”にあるように思われます。

その匂いを感じないように、他の食材やフレーバーと混ぜたり工夫をするとたくさん摂取できるようです。

そのほかにも、喉が乾いてるときに飲ませたり本場の味を体験させてみたりと、方法はさまざまです。

このようにいろいろと工夫をしてみると飲まず嫌いを克服できるのかもしれません。

 

カルシウムを多く含む食品を知ろう

また、牛乳以上にカルシウムの多い食品もたくさんあります。中には何をやっても牛乳を口にしない一切飲まない、という頑ななお子様もいるかもしれません。そのような場合は無理に飲ませても逆効果です。

時期を見て、それまでは牛乳の代わりとなるカルシウム食材を摂取するようにするといいでしょう。

牛乳以上にカルシウムが含まれている主な食品を挙げてみましょう。

【カルシウムの多い食品例(※食品100gに対しての含有量)】
・牛乳……100mg
・桜えび……690mg
・プロセスチーズ……630mg
・いかなご……500mg
・あゆ……480mg
・ししゃも……350mg
・厚揚げ……240mg
・しらす干し……210mg
・大根の葉……220mg
・かぶの葉……190mg
・小松菜……150mg

カルシウム=牛乳と思いがちですが、こうして見ると普段私たちが食べている食材にもたくさんカルシウムが含まれていますね。

しらすご飯、小松菜と揚げの煮物、桜えびとチーズのお好み焼き……など子どもたちが好きそうなメニューもたくさん作れそうです。

魚嫌いのお子さんも、“いかなご”や“ししゃも”ならおやつ感覚でも食べられるのではないでしょうか。

子どもの健康や発育のためにママたちは頭を悩ませるもの。なかでもカルシウムで骨密度を大幅に上げられるのは子どものうちだけです。

将来、骨粗鬆症にならないためにもここは頑張りたいものです。

最初は抵抗感がある子でも、毎日牛乳を飲む習慣を少しずつ付けていくと、気持ちが変わりそうですね。

いろいろなパターンを試してみて、ぜひお子さまの成長に役立ててみてください。

●ライター/aki(中高英語教員)