ママの孤育てを回避! 「子育て支援センター」を利用するメリット3つ
2016年5月25日 | よみものママの孤育てを回避! 「子育て支援センター」を利用するメリット3つ

【ママからのご相談】
0歳児のママです。母子手帳と一緒に、地域の子育て支援センターの案内をもらいました。
赤ちゃんの首も座ったし、そろそろお出かけにも積極的になってみようかなと思っているのですが、そういう場所ってどんな感じなんですか?
子育て支援センターを賢く利用すれば、メリットがたくさんです!
こんにちは、フリーライターの鈴木ハナコです。
子育て支援センターとは、各自治体によって運営されている、赤ちゃんとママのための広場です。
子育てサロン、子育て広場など、赤ちゃん広場などさまざまな呼び方があり、なんとデビューできるのは最短1か月検診後!
公園デビューよりも早くから、赤ちゃんを連れて安心して遊びに行ける場所として、また、核家族社会において、ママが“孤育て”をしないよう手助けをしてくれる心強い見方です。
今回は、そんな子育て支援センターを利用するメリットをお教えします。

(1)安心して赤ちゃんを遊ばせることができる
赤ちゃんや未就園児のための施設なのでおもちゃや絵本が豊富。どこもおむつ替えシートや子どもトイレがしっかり完備されており、赤ちゃん連れでも安心して利用できます。
月齢によって利用日や利用時間帯が分けられているところもあるなど、ママたちが安心して赤ちゃんを遊ばせることができるようにさまざまな工夫がされています。
(2)地域に知り合いができる
夫の仕事の都合などで縁もゆかりもない地域で子育てする場合、地域に知り合いが一人もいない、というのはかなりつらいもの。しかし、こういった赤ちゃんの集まる場所に通うことでたくさん知り合いができます。
支援センターを運営してくれている人たちや、ママ友さん、イベントを開いてくれている人たちなど、子どもを通していろいろな人と顔見知りになれます。
たとえ子育てをする場所が自分の地元であっても、同じ年頃の子どもを持つママたちと知り合いになれることはとても大切。
タイムリーな育児の悩みやストレスを共有し、発散につなげることができます。
(3)地域の情報・子育ての情報が得られる
子育て支援ひろばでは、地域のイベントや、サークル活動などの情報交換が盛んに行われています。
ママヨガやリトミックなどのイベント活動がポスターで紹介されていたり、実際にそのひろばで定期的に行われていたりします。
また地域の人たちと知り合いになることで、よりローカルな情報を手に入れることができます。
どこのスーパーが良いよ、なんて話題から、おすすめの小児科、いずれ直面する保育園選びや幼稚園選びの問題に至るまで、勇気をもって話しかけてみれば気さくに話を交わすことができるママが多いですよ。
利用施設によっては保育園が併設されていたりして、保育士の先生や栄養士の先生、看護師の資格を持つ養護の先生などに育児の相談をできる場合もあります。
実際に私自身も子どもの食物アレルギーについて、ずいぶん給食室の先生からアドバイスをもらいました。
子育て支援センターは、厚生労働省が行う子育て支援拠点事業に基づき運営されています。
どの施設もママたちに気軽に利用してもらい、子育ての助けを真剣に考えてくれている施設ばかり。
また、地域にいくつもそういった施設があるので自分に合うところを見つけるのもおすすめです。
どんどん利用して、楽しく子育てできたらステキですね。
●ライター/鈴木ハナコ(歯科衛生士)