事件を未然に防ぐ! 子供のスマホ利用の実態と親がとるべき対策

子供にスマホを渡す前に親がすべきこと6つ

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(1)フィルタリングはダブルでかけよう

各携帯電話会社は、18歳未満の青少年が利用する場合、保護者が不要の申し出をしない限り、フィルタリングの利用が条件になっています(無償)。

ところがこのフィルタリングは、携帯回線のみでの保護機能となっています。

Wi-Fi(無線LAN)を使用するとき、このフィルタリングサービスが有効とならない場合があります。

無線LAN(Wi-Fi)空間でも安全に使わせたいのであれば、新たにそれ専用のフィルタリングソフトを利用する必要があります。

機能としては、子供の学齢に応じたレベル設定(「小学生以下」「中学生」「高校生」など)、子供の設定をリモート管理する、利用時間の制限、アクセス履歴の閲覧などの機能があります。

またその際、パスワードは保護者が管理することが好ましいでしょう。

携帯各社でも機能制限アプリを用意しています(一部有料)。スマートフォン購入時に、販売店に相談することをおすすめします。

(2)アプリ(アプリケーション)使用時の注意点

アプリをダウンロードする際、フィルタリングが使えないことがあります。

アップル「iOS」のペアレンタルコントロール機能、グーグル「Google Play」のコンテンツフィルタリング機能などを使用し、不適切なアプリの使用を制限する方法があります。

(3)ウイルス対策

スマートフォン向けのウイルス対策ソフトを使用しましょう。

また、「アプリの安全性」が確認されているアプリケーションマーケットを利用することを徹底させます。

(4)家族のルールを決める

時間制限を設ける、どんなアプリをなにに使うのか、使用料金は誰が払うのかなど、家族の取り決めを作ります。

(5)誓約書を書かせる

スマホを与えて、使う前にしっかりとルールを決めていたとしても、口約束ではその後あやふやになってしまい、「言った、言ってない」の押し問答になることもあるでしょう。

それを避けるためには、事前に子供に誓約書を書かせておくのが効果的です。

「使用時間」「使用アプリ」「外出時の持ち出し」「通話・通信料」などについて取り決めをし、それを文書の形で子供に書かせるのです。

子供が自分で書くだけに、後から言い訳のしようがありませんし、親と一緒に決めることで、ひとつひとつの項目がなぜ必要なのかについてもしっかりと理解してもらうことができるでしょう。

(6)iPhoneの場合はファミリー共有を行う

家族でiPhoneを持つ場合、家族のアカウントを一元化して管理することのできるファミリー共有がおすすめです。

メインアカウントとなる端末のアカウントに支払いなどの権限を持たせておき、子供に持たせるその他の端末には子アカウントとして設定しておくと、コンテンツなどに課金したい場合、親のアカウントにリクエストが送られ、許可しないと購入できないという仕組みです。

金銭的なトラブルに巻き込まれることも多いスマホでは、有効な機能と言えるでしょう。


スマートフォンやネット機器は包丁のようなものです。

包丁は、美味しいお料理で人を幸せにもしますが、一歩間違えれば危険を伴う道具です。

スマートフォンも正しく使えば素敵な可能性を広げ、使い方を間違えれば悲しい出来事を生んでしまいます。

この道具の一番良い使い方は何なのか? お子さんと話し合うことが大切ですね。


→次ページでは、子供のスマホ利用による事件を見ていきましょう。