三日坊主を卒業!? ズボラママが「家計簿」を長続きさせるコツ
2016年4月29日 | よみもの三日坊主を卒業!? ズボラママが「家計簿」を長続きさせるコツ

こんにちは、ママライターのみいゆです。
唐突ですが、皆さんは家計簿つけていますか? きっちり細かくつけている方と大まかにつけている方、面倒くさいからつけていないという方に分かれそうですね。
私もズボラなので、つけたとしても一週間続けば上等という感じです。しかし、家計簿の効果を知ればあなたも早速今日からつけたくなるかもしれません。
今回はそんな「家計簿が続かない」、「面倒だから嫌だ」という方向けに、家計簿をつけることのメリットや長続きする家計簿のつけ方をご紹介します。

家計簿はつけるだけでお金が貯まる
『夫の転職と私の妊娠により退職が重なり、家計が火の車になっていた時期がありました。もう家計簿をつけるまでもなかったんですが、お金の収支はきちんと把握しておかなければならないと思い、家計簿をつけ始めました。
始めは赤字でため息しか出なかったんですが、続けていくとここにかかったムダなお金を節約しよう! という風に改善しました。あとは何にいくらかかるのかを書き込むことで、将来のプランを立てやすく、私も仕事をするようになり貯蓄もできるようになりました』(40代パート女性)
家計簿はただ日常の収支を記入するだけだと思っていませんか?
実は貯蓄が増えるための魔法の帳簿なのです。魔法というほど大したことでもありませんが、家計簿をつけていないと、何にいくら使ったのか忘れてしまいます。
そうすると「あれ? あと1万円あったはずなのに……」と大事な生活費がうやむやになってしまうことがあります。
今持っているお金が分からないということは、出ていったお金も把握できていないということです。
家計を“見える化”できていないと、現在家計が苦しいと思っている方はなかなかその泥沼から抜け出すことが困難になります。
細かくつけないことが長続きのコツ
『毎日買い物したレシートを取っておき、新しく買ったかわいい家計簿へ細かく書き込んでいました。コツコツつけていましたが、2週間ほどすると明日書こう、今日もしんどいから明日……と、どんどん書かない日が増えていきました。
するとレシートはたまるし、面倒なときはもらうこともしないようになり、結局今お気に入りの家計簿は棚の奥で眠っています。細かすぎると本当続きませんね』(20代主婦)
いざ家計簿をつけよう! と張り切るほどすぐ挫折してしまうものです。真面目な方ほど細かくつけようとしてしまいます。
それで続く方はぜひ続けてほしいですが、飽きてしまう方は家計簿のつけ方を変えたほうが良いでしょう。例えば下記のようにすると誰でも続けやすいです。
・項目は少なくする(食費と日用品だけでも良い)
・1円単位にこだわらない(数十円程度の誤差は無視)
これだけでだいぶ時間も手間もかかりません。しかし、重要なのは“買ったものは全て書く”ということです。そうしないと家計簿をつける意味がなくなってしまいます。
たとえ100円の缶コーヒーを買った場合もです。全てを記録すると、後で見返したときにムダなものがはっきり分かるので、次回からの節約に役立ちます。
家計簿はアプリや家にあるノートでも可能
『家計簿は家にあった大学ノートを使っています。自分で適当に項目を書いて記入するだけなので、簡単につけられますね。ちょっとはかわいくしたいのでお気に入りのシールなんかを貼って、オリジナルの家計簿にしました』(30代主婦)
家計簿をつけるときは専用の帳簿を購入する方も多いでしょう。
私も形から入るタイプなので、かわいい帳簿があれば買ってしまいます。
しかし、もともと大雑把な性格なので専用の帳簿はほとんど埋まりません。むしろムダなスペースがあり過ぎて購入するのももったいないです。
家計簿はすぐに開けてすぐに書き込めることが続ける秘訣でもありますので、それができるものであればどんなものだって構わないです。
特に最近は家計簿のスマホアプリも充実しているので、書くことが面倒ならばそういったものを利用すると効率が良いですね。
いかがでしたでしょうか。
家計簿というとちょっと身構えしてしまうと思いますが、ちょっとした「夢をかなえるノート」のように考えましょう。
毎月家計が苦しくてノートを開くのが怖いと思うとなかなか家計の見直しができません。家計は「見える化」することで確実に良くなります。
楽しく続けることがとても大切ですので、毎日家計簿をつけて毎月夫婦で見直してみるのも良いですね。
●ライター/みいゆ(ママライター)
●モデル/大上留依(莉瑚ちゃん)