“3人目出産”は大変? 3人目出産の特徴と体験談

何回目の出産であろうとやはり出産を目前に控えると不安が募りますよね。

実際にあるママからの以下のような相談を受けました。

「5歳と3歳の姉弟がいますが、このたび3人目の出産を控えています。夫や助産師さんも3人目だから大丈夫でしょ〜と言われますが出産を目前にやっぱり怖くなってきました。」

そこで今回は、3人目出産の特徴と3人目出産の先輩ママにお話をお伺いしました。

3人目の出産の特徴

3人目の出産

出産は人によってそれぞれ経過が大きく異なりますが、3人目の出産では共通して起こることも多いようです。

そこで以下では、3人目の出産の特徴についてお話ししていきます。

出産までが早い

こちらは出産までの週数が早まるわけではなく、出産時間のことを指しています。

中には、3人目にもなると、「早く産みたい」という方がいらっしゃいますが、ここで指しているのは、陣痛後、出産までの時間を指しています。

一般的に、出産は回を重ねるごとに陣痛から出産までの時間が短くなる傾向にあるようです。

理由としては、赤ちゃんが通る“産道”がすでにできていることと、1人目2人目の出産のときの経験を生かして“いきむ”タイミングなどを正確に行えることが挙げられます。早い人では分娩時間が30分だったという人もいるようです。

もちろん、3人目は絶対に早く産まれるというわけではありません。むしろ3人目が一番時間がかかったという人もいます。

とくに高齢で3人目の出産を迎えた人は長引く傾向にあるようです。

後陣痛が初産より強い

後陣痛とは、妊娠のために大きくなった子宮を産後に収縮させる際に起こる痛みですが、経産婦の方が痛くないわけではなく、強く痛みを感じる傾向にあるようです。

初産のときに比べて2人目以降の出産の方が子宮がやわらかくなっているため、子宮復古(子宮が元の大きさに戻ること)のスピードが早くなり、それに伴って痛みが強くなるのだと言われています。

先輩ママたちのエピソードやレポート(マンガやブログの体験談)によると、出産の回を重ねるごとに痛みが増すのだそうです。

後陣痛に関する詳細は以下の記事をご覧ください。

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3人目の出産を経験したママたちの体験談

3人目の出産

出産のスピードが早かった

『陣痛開始から1人目は15時間、2人目は7時間、3人目は3時間で出産しました。1人目のときの出産の記憶が鮮明なので、3人目の出産のスピードに自分自身びっくりしてあっという間でした。徐々に早まる傾向にあったようです。それでもやっぱり痛くて、時間が短い分痛みが凝縮されているように感じました』(30代ママ)

今までで一番痛みが強かった

『3人目の妊娠で初めて妊娠糖尿病になり予定日を過ぎても生まれる兆候がなかったので管理分娩となりました。3人目で初めて陣痛誘発剤を使い出産しました。自分の体力も加齢で弱くなっているのを感じるほど今までで一番痛みが強かったです……』(40代ママ)

あっという間に全開だった

『陣痛を感じて産院に電話をしたら、病院のID番号と名前の後に「何回目の出産ですか?」と聞かれました。「3回目です」と答えたら、陣痛開始時間や陣痛間隔を聞かれることなく、「すぐに来てください!」と鬼気迫る声で言われました。

1人目のときは「もう少し様子をみましょうか」と3回目の電話でようやく産院に行く許可がおりたほどだったのでその違いに驚きました。案の定、産院に着いたときには全開。あっという間でした。電話をしたときは痛いながらも余裕を感じていたので、電話口の声を聞いて急いで産院に向かって良かったと心底思います』(30代ママ)

出てくるときだけとてつもなく痛かった

『平日の明け方に陣痛を感じました。それまでも前駆陣痛はありましたが、直感で「これは生まれるな!」と感じました。急いでパパさんと上の子を起こして朝食と朝の支度を済ませたあと、4人で円陣を組んでから病院へと1人でタクシーで向かいました。陣痛中も、もう保育園着いたかな、情緒不安定になってないかなと上の子のことばかり考えていたらあっという間に全開。

「あれ、こんなもんだったけ? 余裕なんだけど……」と思っていたら最後に出てくるときだけとてつもなく痛かったです。過去2回の出産は生まれてくる瞬間はスッキリした快感すらあったのに3人目はそんな余裕がありませんでした』(30代ママ)

スルンと産まれたが産後の後陣痛で悶えた

『6歳と2歳の姉弟がいます。2人とも新月で大潮のときに産まれたので、きっと3人目もそうだろうと月齢カレンダーを見ていたら、予定日よりはやく新月でも大潮でもない日に自然と陣痛が来ました。3人目は初めて3,000g以下だったせいかスルンと産まれましたが産後の後陣痛で悶えました』(30代ママ)

体力が落ちているのを実感した

『3人目を妊娠したのが37歳のとき。初産は28歳のときでしたが、そのときと比べると明らかに体力が落ちていました。いきむ力が弱かったのか、丸一日くらいかかりました』(40代ママ)

『2人目を産んでから実に8年ぶりの出産でした。8年も空くと記憶が薄れているのでほとんど初産みたいな感じでしたが、バテるのが早くて体力の衰えを感じました』(30代ママ)

落ち着いて出産できた

『初産のときは前駆陣痛や陣痛がくるたびにアタフタしたり、出産の痛みに動揺したりしていたものですが、3人目となると全部頭で分かってるので落ち着いて出産できました』(30代ママ)

『3人目の出産のときは比較的落ち着いていました。ただ、夫は毎度緊張するようで、分娩室で私よりも動揺していました(笑)。男の人って慣れないのかな?』(20代ママ)

最初の出産のときは初めてのことが多すぎて動揺してしまいますが、3人目だと落ち着いて出産に臨めるようです。

筆者も3回、経膣分娩での出産を経験しています。

病院到着から1人目は71時間、2人目は7時間、3人目は3時間で出産でしたので子宮口が全開になるまでの時間が速いと感じました。

3回目の出産で初めて、「出るというより出してあげる」、「生まれるというより生む」という感覚になりました。

「このタイミングでここをこうすれば出る!」というのを体が覚えており、1回のいきみで出産となりました。

3人目出産ママのお話をお聞きしても人それぞれでしたが、共通点としては、『出産と同じように産後の子宮収縮スピードも速くて後陣痛が強い』ということでした。

過去2回の出産を体が覚えているからこそ戻る力も速いようです。

経験を自信にシフトして、元気よく出産されることを、心より応援しています。

3人兄弟・姉妹のメリット

では、3人目を出産した後に、実際に3人兄弟のメリットはどのようなところにあるのでしょうか?

3人兄弟となったことのメリットとして挙げられるのが、子ども同士でコミュニティを形成してくれるところにあります。例えば、年齢などが近い場合は、自然と兄弟・姉妹が遊び相手になったりするので、そこでコミュニティを作ってくれます。

その結果、親側としては育児にかける労力が減ったり、上の子が面倒を見てくれるので、責任感などを身につけたりしてくれるようです。

もちろん大変な点もあるようですが、出産後の3人兄弟にもメリットはあるようです。

3人目出産を阻む要因

今まで、3人目出産を経験してきた声を紹介しましたが、逆に3人目出産を阻む要因はどのようなものがあるのでしょうか?

3人目の出産を阻む壁として3つほど紹介します。

3人目出産の壁-育児

3人目の出産を阻む壁として、まず挙げられるものとして育児が挙げられます。

しかし、育児に関しても、2つ意味合いがあり、1つは3人目妊娠中の他の子の育児、2つ目は出産後の育児の問題です。

1つ目に関しては、例えば、「現在3人目を妊娠中だが、上の子の幼稚園の送り迎えがとても大変です」、「出産直前、入院中の育児をどのようにしよう」などの声が挙げられます。

2つ目は、やはり出産後に3人の子どもの育児をできるのか不安に思う方が多いようです。

周りに頼れる親戚や、親などがいなければ、余計に不安に思ったり、迷いが生じてしまうそうです。

3人目出産の壁-お金

3人目出産を阻む壁として、2つ目に存在するのがお金の問題です。

こちらは出産後の育児にも関わる部分ですが、やはり3人を出産するとなると、その後の費用がとてもかかってきます。そのことを考えたら、迷ってしまい思い踏みとどまってしまう方が多いようです。

また3人目出産を機に退職して育児に専念しようと考える女性も多く、家計を不安に思う方もいらっしゃるようです。

しかし、現在は出産に対して様々な手当や制度を設けている会社や自治体も存在します。

例えば、企業でいうと、ソフトバンクなどは3人目出産で100万円の祝い金を支給する制度が話題になったりもしましたよね。

3人目出産の際に、補助制度などを探してみるのもありですね。

3人目出産の壁-年齢

3人目の出産にもなると、年齢的な部分で、躊躇する方もかなりいるようです。

ちなみに3人目出産の平均年齢は33.6歳となっています。ただし中には、35歳で、ないしは40歳で出産される方も多数いらっしゃいます。

そのように出産が遅い時期になってしまうと、難産に対して怖いと思ったり、母体への負担が怖くなってしまったりもするようです。

3人目の出産で気をつけたい『墜落産・墜落分娩』

3人目の出産

『墜落産・墜落分娩』とは、分娩の徴候がなかった妊婦さんが急に陣痛に襲われ、立っているときや歩いているとき、排便中に分娩してしまうことを言います。

これが起こると、その名の通り胎児が地面に墜落してしまうため、頭を強打するなどの被害が起き、後遺症が残ってしまうリスクがあります。

めったに起こらないとされていますが、一度出産を経験した妊婦さんの場合は子宮が柔らかくなっていること、出産までの時間が早い傾向にあること、などの理由から比較的起こりやすいとされています。

自宅で急に陣痛が起き、分娩の兆しがみられた場合は赤ちゃんが落下するのを防ぐため横になりましょう。

出産の際には血や羊水が大量に出るため、お風呂場を推奨する人もいます。

産まれたらすぐに救急車を呼び、病院で適切な処置をしてもらうようにしましょう。

3人目の出産祝いで本当に欲しいもの3つ

3人目の出産
子どもが産まれると周囲の人から出産祝いがもらえますが、3人目ともなると1人目のときと欲しい物が違ってくるようです。

そこで以下では、3人目の出産を経験したママたちに、「3人目の出産祝いで本当に欲しいもの」について聞いてみました。

(1)お金

『やっぱ現金(祝い金)が一番うれしかったな。オムツとかの日用品は何が必要か自分で把握してるから前もって準備しているし、洋服もお下がりがあるから要らない。お金が一番』(38歳女性)

1人目のときは育児初心者なので必要なものがそろっていないことが多いですが、3人目となるとある程度のことは自分で準備しているものです。

お金だと自分の好きなように使えるので、うれしいですね。

出産祝いのお金の詳細に関する記事はこちらをご覧ください。

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(2)上の子とお揃いの服

『3人目って上の子のお下がりがあるから服はあまり要らないけど、上の子の分も含めて頂いたお揃いの服が一番うれしかった。自分ではなかなか買わないから……』(42歳女性)

上の子とお揃いの服がうれしかったという人もいるようです。

赤ちゃんは成長するのが早いので、まだ着られるベビー服でも早々に用済みになってしまいますよね。

そのため2人目・3人目にもお下がりとして使ってしまいがちです。

そんな中、兄弟みんなでお揃いの服をプレゼントしてもらえると、皆に新品の服を着せられてうれしいし、なによりかわいいですよね。

(3)消耗品

『消耗品は持ってるから要らないっていう人もいるけど、私はいくつあっても足りない状態だったから、オムツとかでも友達からもらって全然うれしかった』(37歳女性)

服はお下がりとして使えますが、消耗品だと使い捨てになるので毎回購入しなくてはなりませんよね。

そのためオムツやミルク缶などの消耗品でも十分うれしかったという人もいるようです。

どの出産祝いをあげるにしても、一言メッセージを添えてあげるのがいいですね。

出産祝いの消耗品の詳細に関しては以下の記事をご覧ください。

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まとめ

「3人目の出産の特徴」や「3人目の出産祝いで本当に欲しい物」などについてご紹介してきましたが、いかがでしたか?

3人目だと「出産はなれたもの」と思われがちですが、後陣痛が初産のときより強かったり、墜落産のリスクがあったりと経産婦ならではの悩みもあるようです。

赤ちゃんを無事に産むために、正しい知識をつけて出産に臨むようにしたいですね。

また3人目出産しても、夫婦関係がうまく行かず、最悪の場合離婚に至ってしまうケースもあるそうです。

子どもの出産や、育児にも注意を払いつつ、後悔のないように子育てに旦那さんにも参加してもらえるようにしたいですね。

●ライター/りょんぺい
●追記/パピマミ編集部