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印象が全然違う? 子どもへのアドバイスで「言葉の順番」が大切なワケ

印象が全然違う? 子どもへのアドバイスで「言葉の順番」が大切なワケ

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こんにちは。塾講師の福嶺美優です。

お子さまに対して何かアドバイスをしたとき、最後に励ましたつもりでもお子さまが落ち込んでしまうことはありませんか? 実はそれ、アドバイスの言葉の順番が原因かもしれません。

そこで今回は心理学を用いた、お子さまへのアドバイスの、効果的な言葉の順番をご紹介します。

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言葉の順番で変わる印象

心理学者のアッシュが研究し提唱した『初頭効果』というものがあります。

アッシュは“知的、勤勉、衝動的、批判的、頑固、嫉妬深い”というリストと、同じ内容で呈示順を逆にしたリストを使い印象の比較をしました。すると、リストの最初の情報が全体の印象を方向づけたため、前者は好意的な、後者は非好意的な印象が形成されたというもの。

つまり、同じ情報量でもポジティブな言葉から言うかネガティブな言葉から言うかで、相手の受け取り方は全く違ってきます。言葉の順番ひとつで子どもがアドバイスをポジティブに受け取ることができるようになるのかも。

伝えるときはポジティブな情報から

初頭効果は教育に応用できます。例えば、算数のテストで計算問題や基本の問題ができていたものの応用問題がいまひとつだったとき、「応用ができなかったね。計算問題や基本問題ができたね」と伝えるよりも「計算問題や基本問題はできているね。応用問題ができていなかったね」と伝えたほうが子どもはポジティブに受け取ることができるのです。

もしも前者の言い方をしてしまうと、できていなかったというところばかりに頭が行ってしまい、子どもは落ち込んでしまうかもしれません。後者の場合は、「できているところを認めてもらえた」とポジティブに受け取ることができ、「できていない部分も頑張ろう」と前向きにとらえることができるのかも。


普段の何気ない伝え方1つで子どもと言うのは気持ちが大きく変わるもの。お子さまに対して何かポジティブなこととネガティブなことを伝えるときは、ポジティブな情報から伝えてあげると良いのかもしれません。

【参考文献】
・『図説心理学入門』齋藤勇・編

●ライター/福嶺美優(現役塾講師)

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