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飲酒だけじゃない!? “ガンマGTP”の数値が高い原因と対処法

飲酒だけじゃない!? “ガンマGTP”の数値が高い原因と対処法

ガンマGTPの検査方法と判定

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ガンマGTPの検査は、血液を採取することによって行われます。このとき、血液は遠心分離器にかけられ、血清部分が検出されます。

基準値を超えている場合には、その他の項目なども一緒に検査し、問題がないかを調べることになるでしょう。

他の項目には異常が見られない場合には、アルコールなどが原因であることが疑われるため、しばらくお酒を控えたのちに再度検査することになります。

禁酒によって数値が下がれば、肝臓になんらかの障害があるこという心配は低くなるはずです。

ガンマGTPの正常値

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ガンマGTPの単位はIUで表されますが、成人男性では10〜50、成人女性では9〜32程度が正常値とされています。

アルコールの摂取で短期的にあがることがあり、100以下であれば禁酒等ですぐに正常な値へと戻すことができますが、検査などで100を超えるようなことがあると、なにかしらの疾患を抱えている可能性があると考えられます。

なお、正常値より低い場合でも特に問題はないようですが、飲酒の習慣がある人の数値が1桁の場合には、栄養不足などが疑われることもあります。

お酒を飲まないのにガンマGTP値が高い原因5つ

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都内在住内科医師(50代男性)によると、お酒を飲まないのにガンマGTP値が高いことで考えられる原因は次のようなことだそうです。

(1)無意識のアルコール摂取

「自分はお酒は飲まない」と思っていても、実はノンアルコールビールやノンアルコールカクテルなどは飲んでいるような場合。

そのような飲料にもアルコールは含まれているのです。

また、栄養ドリンクにもアルコールが含まれているため、毎日飲む習慣がある人は一度それによる数値上昇を疑ってみてください。

(2)薬物性肝障害

・抗生物質
・解熱鎮痛薬
・中枢神経抑制剤(抗てんかん薬、強力精神安定剤など)
・中枢神経興奮剤(抗うつ剤など)
・ステロイド

など、いくつかの薬が薬物性肝障害の原因となる可能性があり、ガンマGTP値を上昇させることがわかっています。

また、漢方薬やサプリメントが原因となる場合もあります。

(3)脂肪肝

脂肪肝の中でも特にアルコール性肝障害とよく似た肝臓組織の変化を伴うのが、“非アルコール性脂肪肝(NASH)”です。

アメリカでは成人の3%が該当すると言われていますが、この状態だとやはりお酒を飲まないのにガンマGTPの数値が高くなります。

ただし、脂肪肝の場合はガンマGTPだけが高いわけではなくGOTとGPTも増え、しかもGPTがGOTよりも高いという特徴がありますので、(1)や(2)のケースとは違って一定の注意を要します。

この状態は肥満との関係が深いので、脂肪肝を指摘された場合は食生活を見直して改善するようにしましょう。

(4)胆道系の疾患

胆道系に対する分泌に障害があると、ガンマGTPが血液中に流れ出てしまいます。

胆石や閉塞性黄疸、胆汁鬱滞症などが原因で障害が起こってしまうのです。

(5)体調の変化

ガンマGTPの値は、その日の体調によっても変化し、人それぞれの体質によっても違いが出ます。

コレステロールや尿酸値などとは違い、数値が高いこと自体には何も問題はなく、高くなっている原因が好ましくないものだった場合にだけ問題となるため、それほど深刻になる必要はありません。


→次ページでは、ガンマGTP値別に考えられる病気を見ていきましょう。

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