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受動喫煙よりタチが悪い!? サードハンドスモークの有害性と子供への影響

受動喫煙よりタチが悪い!? サードハンドスモークの有害性と子供への影響

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こんにちは。健康・美容ライターのMAKIです。

これまで妊娠中の喫煙といえば、受動喫煙の健康被害がメディアで大きくピックアップされていましたね。

できれば禁煙が望ましいものの、タバコの煙を遮る分煙スペースを作ることで受動喫煙に注意しようというような風潮でした。

しかし、2009年ごろからアメリカでサードハンドスモーク(3次喫煙)が人に与える悪影響についてさまざまな研究がはじめられ、今ではサードハンドスモークは、わずかなタバコの残留物質でも受動喫煙以上に人の健康に悪影響を及ぼすことがわかってきました。

そこで今回は、サードハンドスモークが子どもに与える影響や対処法についてご紹介していきたいと思います。

目次
 サードハンドスモークとは(P1)
 サードハンドスモークの有害性に関する研究(P1〜2)
 サードハンドスモークに対する一般的な認識(P2)
 サードハンドスモークは子どもにどんな影響があるの?(P2)
 サードハンドスモークの対処法は?(P3)
 まとめ(P3)

サードハンドスモークとは

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サードハンドスモークは別名『三次喫煙』とも呼ばれています。2009年にアメリカのマサチューセッツ総合病院が論文で発表したのを機に知られるようになりました。

あまり知られていませんが、喫煙には一次喫煙から三次喫煙まで存在しており、以下のように分類されています。

・一次喫煙……喫煙者が自分で肺に吸い込むこと
・二次喫煙……タバコの副流煙や喫煙者が吐き出した煙を他人が吸い込むこと
・三次喫煙……二次喫煙(受動喫煙)が終わった後に残った有害物質を吸い込むこと

これまで、タバコの害は二次喫煙までに焦点が絞られてきましたが、近年では三次喫煙の研究も進められており、その有害性が指摘されています。

三次喫煙にいたる具体的な例として分かりやすいのが、“カラオケ”です。よく部屋に前の人が吸っていたタバコの臭いが残っていることがありますが、これはタバコの有害物質が部屋の中に残留していることが原因です。

タバコの有害物質は煙として目に見えなくなっても大気中に漂っており、また床やテーブルなどにも付着しています。

一次喫煙、二次喫煙と違って目に見えず、気付きづらいところにサードハンドスモークの怖さがあります。

サードハンドスモークの有害性に関する研究

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発がん性について

米国科学アカデミー発行の機関誌『PNAS』によると、部屋や車の中に残っているタバコの成分のうち、ニコチンが大気中の亜硝酸と反応してニトロソアミンという発がん性物質になるという研究結果が示されています。

つまり、タバコの煙が消えたあとでも、その場所ではしばらく発がん性物質が残っているということです。

また、タバコの残留物質は大気中に漂うだけでなく物にも付着するため、タバコを吸っている人の服にも付着します。

同じ場所でタバコを吸っていなかったとしても、服についている残留物質を周囲にバラまいている可能性があるのです。


→次ページでは、引き続き“サードハンドスモークの有害性に関する研究”について見て行きましょう。

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ライター紹介

MAKI

MAKI

患者さんと直接対面して接客する機会の多い職場を希望し、調剤薬局やドラッグストアで薬剤師として勤務。大手化粧品会社の勉強会などにも積極的に参加し、美容分野の知識を深める。結婚を機に退職。単なる職場復帰とは違う新しい働き方を模索し、現在は育児のかたわら、資格や経験を活かしてフリーのママライターとして活動中。医療・美容分野だけにこだわらず、様々なジャンルのコラムも執筆する。

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