症状には個人差アリ! ADHDの子どもの特徴と正しい接し方

ADHDの大人が向いている仕事、向いていない仕事

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向いている仕事

ADHDの人は、自分が興味のあることに対しては情熱的に集中して取り組むことができます。

また、固定観念にとらわれない自由なアイデアを出せること、独特の感性で素晴らしいひらめきができること、行動力があることなども仕事をする上で特徴となって現れる傾向にあります。

そのため、下記のような仕事に向いていると言えるでしょう。

・研究職
・デザイナー
・コンピュータ・プログラマー
・CGアニメーター
・広告関係 など

向いていない仕事

ADHDの人は集中力が持続しないこと、ルーティンワークが苦手なこと、時間やルールにとらわれるのが苦手なこと、ケアレスミスが多いことなどが仕事をする上でネックになる傾向にあります。

そのため、下記のような仕事には向いていないと言えそうです。

・事務など長時間のデスクワーク
・本の校正
・製品検査
・電話対応の多い仕事
・接客業務 など


ただし、ADHDでも人によって症状が異なるため、一概にこれがいい、これが悪いとは言えません。

自分にとって得意なことと苦手なことをしっかり見極めることが大切です。その上で自分が得意なこと、興味のあることを仕事にすれば成果が出しやすいでしょう。

ADHDの大人が仕事でしがちなミスと対処法3つ

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(1)物を失くしてしまいがち

片付けることが苦手なため、デスクに書類が山積みになり、大切な書類がどこにあるのかわからなくなる、書類をどこかに忘れてしまう、失くしてしまうといったミスをすることがあります。

こうしたミスを防ぐには、書類やメモはデータでも保存しておくこと、書類をしまう場所を決めて保管場所を一覧にし、目にとまる場所へ貼っておくこと、整理整頓する時間を決めて定期的に整理することなどが有効です。

(2)複数の仕事を同時進行できない

仕事の段取りがうまくできないため、複数の仕事を同時進行で行おうとすると、どれも中途半端になり、結局納期に間に合わない……という事態になることも。

こうしたミスを防ぐためには、仕事の優先順位をつけてやるべきことを目につく場所へ一覧にして貼っておき、終わったものから消していくこと、仕事をパターン化することなどが有効です。

仕事の優先順位を自分でつけられない場合には、周りや上司に相談しましょう。

(3)報告や相談のタイミングがわからずトラブルになる

上司や周りに相談すべきことや報告すべきことがあっても、いつどのタイミングで相談・報告すればいいのかわからなくてトラブルに発展してしまうということも。

そういったミスを防ぐためには、相談したいことや報告すべきことが発生した時点で「相談・報告したいことがあるのですが、只今、よろしいでしょうか?」とすぐに聞くか、相手が席にいなければメモを書いて相手の机に置いておく、というのが有効です。

「後で……」と後回しにするとそのまま忘れてしまう場合があるため、すぐに行動することが大切です。

また、上司と話し合い、相談や報告をするタイミングを「朝一と昼休憩前、帰宅前」などと定期的に決めておいたり、業務フローに組み込んだりしておくのもいいでしょう。


→次ページでは、ADHDの大人が仕事を探す方法を見ていきましょう。