症状には個人差アリ! ADHDの子どもの特徴と正しい接し方

ADHDの子どもとの接し方で注意すべきこと5つ

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(1)子どもを傷つける叱り方はしない

何度言っても言うことをきかない、同じ失敗を繰り返すという場合でも、「何度言ったらわかるの!」「いい加減にして!」などとどなるのはやめましょう。

きつい口調で感情的に叱ったり、他の子と比べたり、人格を否定したりといった叱り方は子どもを深く傷つけ、悲観的にしてしまいます。

ネガティブな言葉は控え、叱るときには静かな声で穏やかに直すべき箇所を指摘しましょう。本人もつらいので、根気よく向き合ってあげるようにしてください。

うまくいかないときは、なぜうまくいかないのか子どもと一緒に理由を考え、共に解決策を探しましょう。

(2)体罰は絶対にしない

体罰は絶対にやめましょう。心を壊し、大人への信頼を失くしたり、親を憎んだりすることにもつながりかねません。

また、体罰を受けた子どもは自分が親になったときにも自分の子どもへ体罰を行うようになってしまうこともあります。

(3)障害について正しい理解をする

ADHDについて正しく理解し、周囲にも知ってもらうことがトラブルを防ぐためにも大切です。

しつけが悪い、育て方が悪い、わざと友達を困らせているわけではない、怠け者なわけではない、本人も自分でコントロールできずに悩んでいるということを伝え、協力してもらえる体制をつくっていくことが望ましいです。

(4)ストレスをためない

叱る方も叱られる方もストレスがたまるもの。ストレスがたまることによって、うつ病などを引き起こしてしまうこともあるため、深刻に考えすぎず、思い詰めないようにしましょう。

親子だけでの解決は難しいなと思ったら、児童相談所や療育センターといった専門機関へ相談をすることも大切。

一人で抱え込まず、周りに協力してもらいながら、「少しずつできることを増やしていこう」というおおらかな気持ちで子どもと接しましょう。

(5)ウソをつかれてもわざとだと思わない

ADHDの子が、すぐわかるようなウソをつく場合、親に叱られたくないからであって、困らせようとしてわざとやっているわけではありません。

不器用だからしょうがないと受け止めることで、親の心も楽になるはずです。


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