症状には個人差アリ! ADHDの子どもの特徴と正しい接し方

ADHDの子どもへの接し方4つ

170503adhd07

(1)良いことに気付いたらすぐ褒める

子どもが良いことをしたときや何かできたことがあったときには、すぐに褒めるようにします。このとき、多少オーバーなくらいに褒めてあげることが大切です。

親が褒めてあげることで、子どもは達成感や満足感を感じることができます。

(2)言葉だけの指示ではなくイラストや写真を使う

ADHDの子どもは、言葉だけの指示を理解しにくい傾向があるため、絵や写真などを使って視覚的に物事を伝える工夫が必要です。

視覚的な工夫をすることで、子どもが理解しやすくなります。

(3)指示はわかりやすく具体的に伝える

子どもに注意をするとき、抽象的に「ちゃんとやって」「しっかりして」などと言うのは禁物。

「落ちたら危ないから○○にのぼらないで」のように、具体的に何をどうしてほしいのか、短い言葉でハッキリ伝えてあげましょう

(4)ルールを守れたらご褒美をあげる

子どもが実現できるルールを親子で決めて、そのルールが守れたらご褒美をあげることを約束するのもオススメです。

ADHDの子は、ご褒美があると頑張ることができますし、一つひとつのルールを達成することで達成感も味わえます。

年代別のADHDの子どもへの接し方

170503adhd08

幼児期の場合

幼児期には外へ連れて行き、体を使って自由に遊ばせる時間を作るようにしましょう。

運動させることで発散させれば、家の中で走り回るなどの行動をおさえることができます。

自由に遊ばせる中で、子どもが好きなものは何か、何に興味を持っているのかを把握するようにしておきましょう。

小学生の場合

学校で配られるプリントを渡さない、宿題をしないなど、小学生になると子どものADHDに気付く親も多いものです。

ADHDの場合、「そのうちできるようになる」とのんびり構えてもできるようになりません。

子どもが宿題をしやすい環境を作る、プリントが配られたらすぐに専用のファイルに入れる、忘れ物をしないように前日の夜に一緒にリストを見ながら準備するなど、親のサポートが大切です。

また、できないことについて怒るのではなく、「次は頑張ろうね」など、親子関係を良好に築くためにも前向きな声がけをしていきましょう。

中学生の場合

中学生になるとなかなか親の言うことを聞かず、母親から離れようとする子も多くなります。

しかし、中学では提出物や課題、テストなども多くなり、ADHDの子どもにとっては困難なことが多くなります。

だからといって、あれしなさい、これしなさいといった命令口調ではいけません。

「こうしたら?」「こうするといいかも」など、アドバイスをするような口調に変えて話をするようにしましょう。

先生にも協力してもらえるよう、先生と仲良くなる、学校の役員をするというのもオススメです。

同じクラスのママや同じ部活のママと仲良くなり、予定を教えてもらうのもいいでしょう。


→次ページでは、ADHDの子どもとの接し方で注意すべきことを見ていきましょう。