症状には個人差アリ! ADHDの子どもの特徴と正しい接し方

ADHDの大人が仕事を探す方法

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一般的な探し方で仕事探しをするのもアリですが、診断名があるのであれば、公的な支援などを受けると探しやすいでしょう。

ハローワーク

ハローワークには障がい者用の窓口があるため、ADHDの特性を伝えて仕事探しのサポートを頼みましょう

『障害者合同就職面接会』などの情報を提供してもらったり、仕事をする上で不安に感じていることを相談できたりといったことも可能です。

『若年者コミュニケーション能力要支援者就職プログラム』では、コミュニケーションに不安がある場合の支援を行っています。

不安な場合、医師や発達障害者支援センターとの連携をお願いしたり、適職を調べてくれるところを紹介してもらったりも可能です。

『障害者トライアル雇用奨励金』という、発達障害者を雇用した事業主に助成を行う制度もあり、それを利用すれば短期間の試行雇用で仕事に慣れ、実際の雇用へとつなげることもできます。

『障害者総合支援法』に基づいた支援で、『精神障害者保健福祉手帳』がなくても受けられる『就労移行支援』という方法で就職することも可能です。ハローワークまたは就労移行支援事業所へ連絡し、相談してみましょう。

なお、就職した後に相談に乗ってほしいときは、ジョブコーチから支援を受けられますので、こちらも希望があれば相談してみてください。

障害者雇用制度の利用

『精神障害者保健福祉手帳』や『療育手帳』を持っている場合には、『障害者雇用制度』を利用することができます。

障害者雇用枠での就職が可能になったり、障害者職場適応訓練が受けられたりするなど、就職に関するさまざまな支援が受けられます。

ただし、自身が希望している仕事や企業が障害者雇用枠の募集を出していないことや、就業条件が希望と合わないことなどもあります。

手帳取得者であることを報告する義務もありませんから、支援期間と相談し、この制度を利用するかどうかは慎重に決めていきましょう。

大人がADHDと診断されたときの会社への報告の仕方

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ADHDが一般的に広く知られるようになったとはいえ、それを会社に報告するかどうかは悩むところです。

ただ、報告したほうが誤解を避けられること、周りからの理解と協力(サポートやフォロー)を受けられることもあるので、働きやすくなるでしょう。

しかし、みんながみんなきちんと障害を正しく理解してくれるとは限りません。偏見を持たれたり理解してくれなかったりすることもあるかもしれません。

それを理解した上で、自分の職場はどうなのか見極め、報告するかどうかを選んでもいいでしょう。

報告する場合には、信頼できる上司や同僚に相談し、ADHDであることを公表する範囲を決めましょう。

そして、自分の障害がどのようなものなのか(苦手なことや得意なこと)、どのようなサポート・フォローが必要なのかを具体的に伝えましょう。

「ADHD」と言ってもその特性は人それぞれのため、あくまで自分自身の特性とそれに応じた内容を伝えてください。

その際、自分で考えた解決策を一緒に提示して、それが正しいかどうかの判断をお願いするようにするといいでしょう。


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