耳・鼻・喉の病気

鼻くそが大量に!? “ドライノーズ”の症状と原因

鼻くそが大量に!? “ドライノーズ”の症状と原因

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健康管理士のSAYURIです。

鼻くその量を気に留める人が少ないのか人に相談するのが恥ずかしいのか分かりませんが、実は近年増加傾向にあるのが、鼻くそが大量に出るドライノーズ(乾燥性鼻炎)。

ドライアイは多くの人が知っている症状ですが、ドライノーズはまだ知らない人も見かけますね。

今回はドライノーズについてご紹介したいと思います。

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ドライノーズの症状6つ

(1)大量の鼻くそ

鼻腔(鼻の穴)の粘膜が乾燥することで、本来なら粘液で外部から侵入したホコリなどを洗い流す働きをする鼻水が乾燥して、鼻くそになります。

(2)鼻をかむとティッシュに血が付く

鼻をかんだときに、鼻血ほどまとまった量ではありませんが出血がみられることが頻繁に起きます。これも鼻腔内の粘膜が乾燥することで表皮に亀裂が入りやすくなってしまいます

(3)鼻水が出ていないのに鼻をかみたくなるようなムズムズ感がある

これも鼻腔の乾燥でムズムズしたり、ピリピリするような感覚がするために、頻繁に鼻をかみたくなるという症状がでます。

(4)かさぶたや炎症が起こる

ドライノーズになると鼻の中が乾燥した状態になるため、傷つきやすくなってしまいます。

それによりかさぶたができてしまい、雑菌が繁殖し臭いを感じることも。

また、このかさぶたができて雑菌が繁殖するということを繰り返していると、粘膜が炎症を起こしてしまうこともあります。

(5)感染症にかかりやすくなる

粘膜の乾燥は鼻の中のバリア機能の低下を引き起こします。

こうなるとウイルスの侵入を許すことになってしまうため、早めの対処が必要になるでしょう。風邪なども引きやすくなってしまうはずです。

(6)頭痛を引き起こす

主に頭の中心部分に痛みがある場合も、ドライノーズの可能性があるといわれています。

鼻の奥から頭にかけて、強い痛みに悩まされることもあるようです。

ドライノーズの原因5つ

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(1)空気の乾燥

ドライノーズの原因としてまず挙げられるのは空気の乾燥。

これはエアコンのきいた冬場の室内の湿度は、加湿を怠ると20%台になるほど乾燥してしまいます。

小中学校のエアコンの導入の増加とともに子どものドライノーズの罹患者が増えているという調査結果もあるほどです。

(2)点鼻薬の過剰な使用

点鼻薬の過剰な使用も見逃せません。

花粉症の時期に点鼻薬を使う人も多いかと思いますが、点鼻薬は鼻の粘膜から吸収され、毛細血管を収縮させることで炎症を抑制し、腫れた粘膜を薄くすることで鼻の通りを良くする効果があります。

これを過剰にしようすると鼻の中に過度な湿度をもたらし、ウイルスやホコリの侵入を防ぐ働きをする鼻水の分泌が抑えられすぎてドライノーズになってしまうおそれがあります。

また、点鼻薬には離脱プログラムが確立されているほど依存性もあるため、花粉症のつらさを緩和するために使っていた点鼻薬のはずが年中手放すことができなくなり、それがドライノーズの原因となるケースもあります。

(3)水分を取らない

1日に摂取すべき水分は1.5〜2L程度と言われていますが、これより少ない水分しか摂取していない場合、ドライノーズになる可能性があります。

水分を取る場合には、コーヒーなど利尿作用を高めてしまうものを避けるようにした方がいいでしょう。

(4)シェーグレン症候群

シェーグレン症候群30〜50代の女性に多く見られる疾患で、女性ホルモンの働きなどが関係して症状が現れると言われています。

鼻はもちろん、全身の粘膜が乾燥してしまうという症状があるため、目などに乾燥を感じた場合も病院を受診した方がいいでしょう。

これは国の難病指定を受けており、治療法も確立されていないようです。

(5)老人性鼻炎

老人性鼻炎は、老化が進むことによって鼻の粘膜機能が低下してしまうことで引き起こされる鼻炎のことです。

こちらも根本的に治療する方法はないと言われているため、鼻の粘膜を乾燥させないようにするなどの対処で症状を軽減させることになるでしょう。

ドライノーズの治療法

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ドライノーズには、それを完治させる治療法というのはないとされています。

耳鼻科等でも、ドライノーズとして診断を受けることもまれで、点鼻スプレーをこまめに使うように渡される程度ということも少なくないようです。

まずは生活習慣を整え、乾燥から鼻を守ることが重要と言えるのではないでしょうか。


→次ページでは、症状を緩和させる対策について見ていきましょう。

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ライター紹介

SAYURI

SAYURI

専門は栄養学(分子栄養学・中医営養学を含む)、身体機能、心理学。長年にわたる医療業界の経験を活かし、毎月約30本のコラムの執筆をしながら、子育て支援【大人の幼稚園・子にぎりワークショップ】のイベント開催、セミナー講師や企業研修、個人指導と多岐にわたって活動中。25年にわたり赤ちゃんから高齢者まで延べ3万人を超える人たちの体と心の健康に向き合う。予防医療指導士のテキストの監修者でもある。

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