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タバコは害だらけ? 喫煙がもたらすデメリットと意外なメリット

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受動喫煙のリスクと議論

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受動喫煙のリスク

近年では、タバコを吸っている本人より、その周りにいる人たちの“受動喫煙”が問題になることも多くなっています。

なぜなら、喫煙者が吸い込む主流煙(タバコのフィルター側から吸い込む煙)よりも、喫煙者の周りにいる人が吸い込むことになる副流煙のほうが有害物質を多く含んでいるから、そして、煙を吸う時間が長くなるからと言われています。

そのため、喫煙者の周りにいて、慢性的に受動喫煙をしている人(特に喫煙者の家族)の健康リスクが多数指摘されているのです。

受動喫煙によるリスクには、次のようなものがあるとされています。

・心筋梗塞
・肺がん
・乳幼児突然死症候群(SID)
・ぜんそくなどの呼吸器疾患 など

詳しい例を挙げると、1日20本以上のタバコを吸う男性の妻の場合、肺がん死亡率が1.91倍になると言われています。

また、『日本禁煙学会』によると、日本の受動喫煙による死亡者数は、なんと年間2万人を超えると推定されているようです。

受動喫煙のリスクが語られるようになったのは、1981年から

今では当たり前となっている受動喫煙のリスクですが、それを一番初めに示唆したのは医学者である平山雄が発表した『平山論文』と言われています。

この研究では、夫が喫煙者、妻が非喫煙者の夫婦91,540人を対象に行われました。

そして、肺がん死亡率が0.17%(174人)であるという調査結果を出しました。

さらに、論文内では重度喫煙者の妻ほど肺がん死亡率が高いという見解を示し、受動喫煙が肺がんリスクを高めると結論づけました。

この研究が、昨今の“タバコ=がん”というイメージの元になったとも言われています。

この論文にはさまざまな批判の声が上がっています。

しかし、世界で初めて受動喫煙の危険性を論じた点で高い評価を得ています。

物議をかもした、武田邦彦のタバコ論

そんな平山論文に対抗するように、日本工学者である武田邦彦さんは「タバコと肺がんは無関係」といった趣旨の発言をしています。

この独自の論はテレビでも放送され、多くの視聴者に衝撃を与えました。

武田邦彦さんの主な主張は以下のようになっています。

・タバコを吸うと肺がんになるのはウソ
・受動喫煙は有害ではない
・タバコは1日20本までなら健康に人生を送ることができる

これまでのタバコの常識を覆すような発言ですが、科学的なデータを元に論を展開しているため、納得してしまう人も少なくないようです。

また、自殺者34,000人の中から2,000人を抽出したところ、「タバコを吸っている人は一人もいなかった」とも発言しています。

さらに、過去40年の間に喫煙者が半減したのに対し、肺がんの死亡者数は10倍になっているというデータも取り上げ、タバコと肺がんの関係性に疑問を呈しています

このような武田さんの論に対し、その不当性を示す人も大勢いるようです。

そういった人たちの批判の的になっているのが、武田さんがタバコと肺がんの関係性を説明する際に用いられるグラフ。

このグラフは肺がんの死亡者”数”と喫煙“率”を示すものです。

しかし、“数”と“率”を比較するのは信憑性に乏しいとのことです。

他にも、数多くのタバコの研究を無視していることなどからも疑問の声が相次いでいます。


→次ページでは、タバコの吸い方によるがんの発症率を見ていきましょう。

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