もしかしてADHD? 感情が乱れるワケと上手なコントロール法

(2)気持ちの切り替えができない

失敗をいつまでも引きずってしまうことで、本来ならば問題なくできるようなことに対してもミスしてしまうなど、気持ちを切り替えられないことは人に大きな悪影響を及ぼします。

特に感情面のコントロールが困難になることが多く、なにか行動している最中であってもネガティブなことに気持ちがとられてしまい、突然感情的になることもあります。

(3)物事をよく考えない

人には理性というものがあため、どんな人でも多少は感情をコントロールすることができます。

しかし、自分の行動がどのような結果を引き起こすのか考えずに、感情のままに行動する人もいます。

自分が良い思いをするためだけに行動し、周囲の人たちが不満を持っていることなど想像もしません。自分のことを客観的に見ることができていないのです。

思ったことをすぐ口にしてしまう人などもここに含まれます。

(4)周りに流されやすい

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感情は自分の中で生まれ発せられるものですが、それを形作る元となるのが他人の意見という人も。

周囲の人に言われたことを真に受け、それによって感情が左右されます。

これは自分で認識している場合とそうでない場合がありますが、認識している場合には自分でコントロールできないことがストレスとなり、さらなる悪循環を生むこともあるでしょう。

(5)ストレスの蓄積

ストレスを一切感じないという人はあまりいないと思いますが、それを自分の中に溜め込んでしまうことで感情がコントロールできなくなっていきます。

特に理由もなく、「イライラする」「悲しくなる」などの感情があれば、それはストレスが原因で情緒不安定な状態になっている可能性が高いでしょう。

(6)ホルモンバランスの乱れ

特に女性に多い特徴で、生理前になることで感情が不安定になりやすいと言われています。

これはホルモンバランスの乱れが原因で、情緒不安定になってしまう女性は少なくありません。

これに対し、男性は40歳をすぎたあたりからホルモンバランスが乱れることが多く、何事にもやる気が出ないという場合にはこれが原因であることもあります。

(7)情緒不安定性人格障害

これは統合失調症に似た症状が現れることもあり、人格が不安定であるという特徴があります。

イライラしたり落ち込んだりすることも多く、態度を突然豹変させるなど、対人関係においても自分をコントロールすることが困難な場合もあるようです。

(8)統合失調感情障害(分裂感情障害)

妄想や幻覚により、言動にまとまりがなくなるという特徴があります。

これが統合失調症の症状と同時に現れ、長期間うつや抑うつ、躁うつという状態になることを引き起こすのです。

この治療には、薬物治療や作業療法が効果的と言われています。


→次ページでは、感情のコントロールができないことによるデメリットを見ていきましょう。