悪気は一切ナシ!? 子供を道路遊びさせる『道路族』の主張とトラブル例

(2)衝突事故

自転車やスケボーで遊ぶ子による衝突事故も少なくないようです。子どもの寝転がりが車からでは死角になり気付けないケースも。

近隣住民でなければ、「まさかそこに子どもがいるとは!?」と思ってしまいますよね。

また、自転車レースなどのスピード競争によってカーブを曲がれきれずに建物に激突したり、幼い子どもにぶつかってけがをさせてしまったりといったことも起きているようです。

・『子どもがすごい勢いで自転車で駆け下りてきて、そのまま幼い女の子に激突。その子の親も親同士の会話に夢中なようで全く見ていない様子でした。

何度か危ない状況もあるのに一切きにしていない様子。何のために親がいるのかな……と不思議に感じました』

交通死亡事故の多くは大きな道路だけでなく自宅近くの閑静な道路でも発生していて、交通安全教室でも“道路で遊んではいけません”と教えられているようですが、まだまだ浸透しない問題のようです。

(3)ゴミの散らかし

複数の子どもたちがたまってお菓子や飲み物を広げ、結局そのまま放置して帰ってしまうという問題もあるようです。

ゴミだけではなく、自転車も何台も止めているため交通の妨げになり迷惑となっているようです。

・『団地なのですが、階段下に6人ぐらいの子どもたちがよくたまっています。カードゲームやお菓子のゴミがそのまま放置され本当に迷惑でいい加減腹立っています。

注意しても、「はーい!」だけ』

(4)近隣に潜むモンスターペアレンツ

注意されたことに逆上して、嫌がらせをしてくるモンスターペアレンツも問題の一つになっているようです。いくつか体験談をご紹介していきます。

・『あまりにも子どもたちの声がうるさかったので注意をしたら、翌日から車にボールの跡が。どうやら親が子どもにやらせていたようなんです! 怒りを通り越して一瞬言葉が出なくなってしまいました』

・『子どもが人の家にボールをぶつけて遊んでいたので学校に通報したら、親は通報した犯人探しに必死! その前に自分の子ども注意してほしいものです』

など、親のモラルも問題なようですね。中には親も一緒にキャッチボールして遊んでいるといったこともあるようです。

“道路族”が増えてしまった背景

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「昔は遊ぶところなんてたくさんあったのに」なんて感じる方も多いのではないでしょうか? 急速な社会状態の変化によって、子どもたちが自由に遊べる環境が減ってしまったことも原因の一つとなっているようです。

場所により異なるようですが、公園での禁止事項が増えているのも事実のようです。たとえば、

・大声禁止
・ボール禁止
・バット・ラケットの使用禁止
・飛ぶもの禁止
・自転車禁止

など。

また、放課後は遊び場でのあった学校の校庭も大人の使用に変わっていったりと、子どもたちが思いのままに遊べる環境が減ってしまっているようです。

もちろんモラルに欠ける“道路族”を擁護するわけではありませんが、子ども自体を否定するのではなくそこを遊び場とせざるを得ない状況も考えていかなければいけないかもしれませんね。

とある場所では、いくつかの公園のうち2つを自転車やボール遊びをOKにしたというところもあるようですよ。


→次ページでは、ご近所さんと上手に付き合うコツを見ていきましょう。