悪気は一切ナシ!? 子供を道路遊びさせる『道路族』の主張とトラブル例

道路で遊ばせる親の意見5つ

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(1)怒られたことだけやらないようにする

『公園だと他の子どもとけんかになるので家の前の道路で遊ばせている。先日、花火をしていたら、近所の人に「うるさい!」と怒られました。

近くの公園だと花火禁止なので花火ができなくて困ってしまいましたが、あまりクレームされると住みづらいので怒られたことだけやらないようにしています』(小学生、幼稚園児のママ)

(2)自宅前の道路ならば問題ない

『ちょうど(道路が)行き止まりの家に住んでいるので、自宅の目の前で遊ばせています。車も来ないし、自宅前だから迷惑は掛けていないと思います。

たまに、子どもたちがはしゃぎながらバトミントンをしていると、通り掛りの近所の人が驚いた顔をしているときもありますが、注意まではされなかったので安心しました』(小学生のママ)

(3)道路以外に遊ぶ場所が近所にないから

『あまり、近くに広い場所がないので、道路で子どもが自転車に乗る練習をしたり、キャッチボールをしたりしています。

公道だから、みんなのものでしょう? 私たちも使わせていただいています。いい大人が猛スピードで自転車をこいでいるときは頭にきます。

車や人が通るときはよけるようにしています。車がクラクションを鳴らしてくれれば必ずよけます。文句を言うなら子どもを遊ばせる場所を提供してください』(小学生、幼稚園児のパパ)

(4)道路で水遊びすることに罪悪感はない

『子どもが外で遊びたいと駄々をこねたとき、とりあえず自宅周辺の道路で遊ばせています。夏はビニールプールを持っていって(道路で)水遊びをさせます。

人目は気になりますが、庭がありませんし他のご家庭も遊ばせているので、あまり罪悪感はありません。

子どもには一応、大きな声を出さないように言い聞かせていますが、うるさいと感じるお宅もあると思うので気をつけているつもりです。今のところ、苦情はないですよ』(保育園児のママ)

(5)防音対策の家が多いので迷惑は掛けていない

『うちは少し離れた道路で遊ばせています。そこは車や人通りが少なく、近所のママさんのお宅前の道路なので、大丈夫かと。

子どもを遊ばせているあいだはおしゃべりしています。小声で話していますし、子どもたちは多少騒いではいますが騒音というほどではないと感じます。

新興住宅街で、おそらくわが家も含め、防音対策のしっかりした家が多いはずですから、迷惑は掛けていません』(小学生のママ)

道路族にまつわるトラブル

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ご相談者さんのように、「危ないから」「うるさいから」と、子どもに注意すれば、それが原因で子どもの親とトラブルを引き起こし、親子から嫌がらせを受けるという事例もあるそうです。

ある番組では、平日4~6時までを遊んでいい道路に開放するなど、福岡県の箱崎商店街による取り組みや、千葉大学・木下勇教授の「子供に“道路遊び”の教育をさせることがいい」との指摘が紹介されました。

とはいっても、道路族とのトラブルに遭っている多くの方々が、具体的な対応策を見つけられずに泣き寝入りしているのが現状のようです。

中には、自治体や警察などに相談されたり、(被害を受けないように)家を売って引っ越されたりするなど、各ご家庭の価値観の違いだけでは済まされない深刻な社会問題にもなっているようです。

(1)騒音

道路で、鬼ごっこやキャッチボール、バトミントン、スケボーなど、あらゆることが行なわれているため非常に危険。

そこから発せられるボールをつく音・蹴る音や地面を擦る音、さらに騒ぐ声が騒音となり近隣の方への迷惑につながるといった問題が起きているようです。

『朝の7時ぐらいから子どもたちの騒ぐ声や物音に迷惑しています。親も近くにいるようですが、友達と話しながらでその声がまた気になって仕方ない……。

窓を閉めても聞こえてくるので、ノイローゼになりそうです』

実際に、ボールが車に当たったり、植木を倒したりといったことも多いようです。


→次ページでは、引き続き、道路族にまつわるトラブルを見ていきましょう。