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母張り切る入園準備 その準備だれのため!?

母張り切る入園準備 その準備だれのため!?

何かを準備をするための買い物が好きだ。

例えば遠足や、旅行。

「何がいるかな~」
「こんなものもあったら便利かな」
「あ、これいいな!」

あーでもない、こーでもないとワイワイキャッキャする買い物はとても楽しい。

昨年4月、幼稚園に入園した息子「きったん」。
息子の新生活を前に、母は日々ワクワクソワソワドキドキが止まらない。

息子と園で使うものの買い物へ!

入園まであと1か月となった3月頭。
その日は園で使うお弁当箱を買いに、息子とキャラクターショップへ出向いた。

そこで広がる、小さいサイズ、たくさんのキャラクターたちのお弁当箱たちのかわいさよぉぉ!!

「サイズが可愛い!」
「色合いが可愛い!!」
「あぁ!あれは…!トトトトー●スの新作あるじゃん!!」

「ねぇねぇ、きったん!これは!?これはどう!?」

息子の入園準備である。

「息子の」ということを分かっているはずなのに、つい自分のことのように張り切ってしまう母。
母親という生き物はどうして、我が子の問題や事柄をつい自分のことにすりかえてしまうのか…。

思いだせば私の母もこうだった…

思えば私も幼少期、こういった園で使う物は全て母が揃えていた。

幼いながら
「私あれがよかったのにな…」
「私が使うのに、私何も選んでない…」
と、自分の知らぬ間に準備が完了し、呆然としていたことを覚えている。

そんな母の趣味は「カントリー調」。
赤と生成りのチェック、クマや赤毛の女の子が書かれたデザインが好きだった。

対して私は赤やピンクは好きではなく、水色や薄い紫などシンプルですんだ色が好きだった。

幼稚園の時、母が買ってきた赤い手さげカバンを見て
「赤か、嫌だな…、青がいいのに…」
と園生活の2年間、自分の手さげカバンを見る度になんとも満たされない気持ちになった。

私の幼少期のちょっと切ない思い出である。

さて。
つい私が暴走しそうになった、息子のお弁当箱チョイス。

その後息子はあまり迷うことなく
「これ!」
と、大好きな絵本のキャラクターのお弁当箱を選んだ。

今も週1回のお弁当の時は、嬉しそうにそのお弁当箱を持って幼稚園へ行っている。
そんな息子の姿を見ると、満たされなかった幼少期の頃の自分がちょっと救われた。

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