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臍帯巻絡って?へその緒が赤ちゃんに巻き付く原因や対策、リスクは?

臍帯巻絡って?へその緒が赤ちゃんに巻き付く原因や対策、リスクは?

赤ちゃんが生まれたらへその緒が赤ちゃんに巻き付いていたということを聞いたことはありませんか? この状態は「臍帯巻絡(さいたいけんらく)」と呼ばれ、決して珍しいケースではありません。

 

赤ちゃんの無事を願うとぜひ避けたい臍帯巻絡ですが、そもそもなぜ起きるのか、自然分娩で出産することは可能か、治すための改善法について解説します。

 

 

臍帯巻絡とは

臍帯巻絡とは

臍帯巻絡(さいたいけんらく)とは、冒頭でもご説明したとおり、胎児の体にへその緒が巻き付いた状態です。臍帯とはへその緒を表します。

 

へその緒は胎盤と赤ちゃんをつなぐもので、長さはおよそ50cm。太さは大人の指程度です。ママの栄養や酸素、血液などを赤ちゃんに送る大切な役割を担っていることはよく知られていますね。

 

へその緒が巻き付く箇所として多いのは首です。首以外の手足などに絡む場合もありますが、ほとんどの場合は首に巻き付きます。

 

首にへその緒が巻き付いている光景を想像すると不安を感じますが、赤ちゃんが苦しいと感じることはほとんどないとされています。

 

 

臍帯巻絡の原因と治療

考えうる2つの原因

臍帯巻絡の原因は基本的には解明されていません。 ただし、2つの原因が考えられています。

考えうる2つの原因

・赤ちゃんが元気に動いているから

お腹の中で赤ちゃんが激しく動き回ると、へその緒が自然と首や手足に巻き付いてしまうというのが1つ目の原因として考えられています。ただし、動いているうちに巻き付いているのが元に戻ることもありますし、赤ちゃんが元気に動くのは好ましいことです。

 

・へその緒が長いから

へその緒が長ければ当然絡みやすくなるとも考えられます。ただ、どんな妊婦さんの場合にへその緒が長いか、なぜ長いかといったことはすべてわかっていません。

 

どうすれば治る?対策法

出産前に臍帯巻絡がわかるのは検診でのエコー検査です。お医者さんに「へその緒が巻き付いているかもしれませんね」と言われることで発覚します。

 

ただし、臍帯巻絡を出産前に改善する対策方法は存在しません。

 

とはいえ、臍帯巻絡と指摘を受けても、そのまま妊娠を継続できることがほとんどです。というのも、へその緒が巻き付いていても胎児に大きな影響を与えていることはほとんどないためです。

 

 

臍帯巻絡の場合の出産は安全?

臍帯巻絡の場合の出産は安全?

臍帯巻絡と指摘を受けても通常分娩で出産できるケースが大半です。
臍帯巻絡があらかじめわかっている出産の場合、赤ちゃんの心拍や血流を確認しながら分娩を進めていき、赤ちゃんが娩出した直後にへその緒の絡みを取り去る処置が行われます。

 

また、臍帯巻絡はエコーで分からないことも多く、生まれた瞬間に判明することも往々にしてあります。その際も同じようにすぐに絡みを取り去る処置が行われます。

 

なお、ごくまれに臍帯巻絡が理由で緊急帝王切開となるケースもあります。 へその緒が何重にも巻き付いている場合や、赤ちゃんの心拍が弱くなっているといった場合です。

 

 

まとめ

臍帯巻絡について説明しました。ほとんどの場合は妊娠に大きな影響はなく正常分娩が可能だということを理解いただけたかと思います。

 

ある調査によると臍帯巻絡の確率は4人に1人と言われています。決して珍しいものではないので、必要以上に心配や不安を感じる必要はありません。もしそれでも不安が消えない場合は、医師や助産師に早めに相談することをおすすめします。

 

 

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