春におすすめ離乳食!春野菜の効能と離乳食レシピ
2019年9月6日 | よみもの春におすすめ離乳食!春野菜の効能と離乳食レシピ

春の芽吹きに向けて冬のあいだエネルギーを蓄えていた春野菜には、この時期の体に必要な栄養がたくさん詰まっています。そんな旬の食材は、ぜひ離乳食期の赤ちゃんにも食べさせてあげたいもの。
そこで、代表的な春野菜の中から離乳食におすすめの“春キャベツ”と”菜の花“について、栄養素と、おすすめの離乳食レシピをご紹介します。
春キャベツ
<栄養素>
ビタミンC、ビタミンU、ビタミンK、カリウム、カルシウム、食物繊維など
冬キャベツよりも栄養価が高い春キャベツ。胃粘膜を強化し、胃腸の調子も整えるビタミンUや、不溶性の食物繊維などが豊富に含まれ、便秘しがちな赤ちゃんに嬉しい“便秘解消効果”が期待できます。
また、ビタミンKが骨の健全な発達を促してくれるため、成長期には積極的に摂取したいもの。やわらかで、どんな食材とも相性がいいので、離乳食のレパートリーを増やしやすい材料のひとつでもあります。下準備として、流水でよく洗い、芯や筋を包丁で削ぎ落としておきましょう。
離乳食初期:春キャベツとしらすのおかゆ
- みじん切りにしたキャベツとしらすを、それぞれやわらかくなるまで茹で、すり潰す
- 裏ごしをして、お湯を足しながらなめらかになるまでのばす
- おかゆと混ぜる
*キャベツのみじん切りは、フードプロセッサーを使うと簡単です
*2で足すお湯をダシ湯や野菜スープに換えると、味のバリエーションを楽しめます
離乳食中期:キャベツとサーモンのみそ汁
- 2~3ミリ角のみじん切りにしたキャベツとお刺身用サーモンをやわらかくなるまで茹でる
- ザルで湯を切ってからお椀に入れ、ベビー用の和風ダシと耳かきひと匙程度のみそをのせてお湯をかけ、よく混ぜる
*キャベツやサーモンの大きさは、お子さんの成長に合わせてくださいね
*短く切ったうどんを一緒に茹でれば、味噌煮込み風うどんになります
離乳食後期:キャベツとツナのおやき
- みじん切りにして茹でたキャベツを、ノンオイルのツナ1缶(汁ごと)、大さじ4~5の小麦粉と混ぜ合わせてタネを作る
- 温めたフライパンにスプーンでタネをのせて薄めにのばし、両面に焼き色がつくまで焼く
*手で持てる大きさにすると、手づかみ食べができます
菜の花
<栄養素>
鉄分、ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンK、カルシウム、カリウム、食物繊維など
春の訪れを感じさせる春野菜の代表格、菜の花。アレルギーが出にくく、アクも少なめなので、実は離乳食に適した食材なんです。
赤ちゃんの脳の発達に必要な鉄分と、鉄分の吸収を助けるビタミンCの両方が豊富に含まれています。また、食物繊維は不溶性と水溶性がバランスよく含まれているので、便秘解消効果も。骨の成長をうながすカルシウムとビタミンKも豊富なので、成長期に積極的に食べさせたい野菜のひとつと言えるでしょう。
下ごしらえは、流水でよく洗ってから茎がやわらかくなるまでしっかり茹で、冷水にとって冷ましたら、水分をしっかりしぼっておきます。
離乳食初期:菜の花の白和え
- 下処理の済んだ菜の花を細かく刻んですり潰し、裏ごしする
- 絹ごし豆腐をサッとゆで、裏ごしする
- 菜の花と豆腐に、ベビー用和風ダシを足して、和える
*菜の花のつぼみや葉などやわらかい部分を使うと、赤ちゃんも食べやすくなります
離乳食中期:菜の花のグラタン
- 高野豆腐をすりおろし、茹でたにんじんと菜の花を小さく刻む
- ベビー用ホワイトソースをお湯でとき、すりおろした高野豆腐を混ぜる
- 菜の花とにんじんをのせ、少量の粉チーズをまぶしてトースターで5分ほど焼く
*玉ねぎなどほかの野菜も入れれば、野菜たっぷりのグラタンができます
離乳食後期:菜の花の肉団子スープ
- 豚ひき肉に、絹ごし豆腐、みじん切りにした玉ねぎ、ケチャップ大さじ1、片栗粉大さじ1と2分の1を入れ、よく混ぜ合わせる
- 鍋でベビー用洋風ダシ汁を温め、小さな団子状にした1を入れる
- 肉団子に火が通ったら、細かく刻んだ菜の花、半分にカットしたプチトマトを入れる
*洋風ダシを和風ダシにかえ、最後に少量の味噌をといても美味しいです
最後に
味、香り、色味など、食事には赤ちゃんの五感を刺激する要素がたくさん! 「美味しいね」「甘いね」など赤ちゃんが感じていることを言葉にしながら食べさせてあげてくださいね。
出産前に知っておきたい、産後の体型を戻す骨盤ケア|お腹&ウエスト対策
産後のお腹&体型を引き締める!リフォームインナーおすすめ6選