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髪のうねりの原因は湿気だけじゃない!?原因と6つの改善策

髪のうねりの原因は湿気だけじゃない!?原因と6つの改善策

長時間かけてセットしてもなかなかヘアスタイルが決まらないこと、ありますよね。その原因のひとつに、髪の“うねり”があります。湿気の多い梅雨時期などの悩みと思われがちですが、実は“うねり”に一年中悩まされている人も少なくありません。

 

そこで今回は、うねりの原因と対処法についてみていきましょう。

髪のうねりは全体の印象にも影響する

誰もが憧れるサラサラでツヤツヤな髪は、毛一本ずつに潤いがあり、まっすぐ伸びています。それに比べ、うねりのある髪は指で触れると表面が波打ち、手触りも指通りも良くありません。そのため、髪の毛同士がぶつかりあって広がってしまい、スタイリングにも苦労します。また、光の反射でできる“天使の輪”も、うねりがあると乱反射し失われてしまいます。

 

だらしない印象を与えてしまったり、実年齢より老けて見られたりすることもあるなど、うねりがあるだけで印象はかなり変わってしまうのです。

 

 

湿気だけじゃない!髪がうねる4つの原因

湿気だけじゃない!髪がうねる4つの原因<

髪のうねりの原因は、大きく分けて「生えグセ・毛の質・加齢・ダメージ」の4つが考えられます。

 

 

原因1:生えグセ
髪がうねる原因のひとつに、“毛穴のゆがみ”があります。毛根で作られた髪の毛は毛穴の向きに沿って伸びていくため、毛穴が曲がっていると髪の毛も湾曲し、ウェーブ状に。ストレートやくせ毛など、人によって髪の形状が生まれつき異なるのもそのため。年齢を経て変化していく場合は、成長や加齢で毛穴の形が変わっていくから。また、汚れなどで毛穴が詰まっているとその部分で髪の毛が曲がってしまうので、一時的なうねりの原因となります。
原因2:髪の毛の質
髪の毛は主に「たんぱく質・水分・脂質」からでき、「キューティクル(表面)・コルテックス(中間層)・メデュラ(中心)」の3層構造になっています。染髪やドライヤー、紫外線など外部からのダメージのほか、血行不良や栄養の偏りなどによって成分バランスや機能が乱れると、健康的な状態が保てずにうねりを引き起こしてしまいます。

たとえば、キューティクルには撥水性があり、5~8層のうろこ状となってバリアの機能を果たしていますが、はがれて水分が入り込むと、その部分が膨張して髪が広がる原因に。また、髪の毛の大部分を占めるコルテックスは高い保湿力で弾力としなやかさを与えていますが、繊維の並びが乱れてしまうと、うねり毛になってしまいます。
原因3:加齢
頭皮も顔の肌と同じように衰えていきます。乾燥やコラーゲンの減少などによって頭皮がたるんだり硬くなったりすると、毛穴のゆがみを招いて頭皮もハリや潤いが失われてしまいます。また、髪の毛の脂質が不足すると水分バランスが崩れてしまうため、キューティクルやコルテックスの機能が乱れて、パサつきやうねりが目立つようになります。
原因4:ダメージ

髪の毛にダメージを与える行為は日常の身近なところにあふれています。

 

ー洗髪
洗うときに髪の毛同士が擦れることによってキューティクルが傷つく。洗浄成分が強いシャンプーでは、髪の成分が流れ出てしまうこともある
ードライヤー
高熱が髪の毛の成分を変化させる。熱風が水分を飛ばしすぎてしまうこともある
ー紫外線
頭皮や髪の毛の成分バランスが乱れる
ーカラーリング
髪の中にある色素を抜いてしまうため、空洞化しやすい。薬に含まれる成分によってはたんぱく質が分解される
ーパーマ
繊維のつながりを解いてしまうので、たんぱく質が流れ出てしまう
ー自然乾燥
髪の毛が濡れているとキューティクルがはがれやすくなる
ーブラッシング
くしとの摩擦や髪の毛にかかるテンションが毛自体を傷める

 

 

髪のうねりを抑えるためにできること6つ

4つの原因からも分かるように、うねりを抑えるには毛の成分バランスを整えるのと同時に、毛穴のゆがみへのアプローチも必要になります。

 

1. 頭皮のマッサージ

頭皮のマッサージ
手のひら全体で頭を包むように、指の腹で優しくもみます。マッサージオイルやトリートメントを用いるのもおすすめ。マッサージは頭皮が柔らかくなるだけでなく、血行も促進されて髪の毛に栄養が行き届くようになります。

 

 

2. 規則正しい生活とバランスのとれた食事を心がける

睡眠不足やストレス過多、乱れた食生活では、髪の毛に必要な栄養素が不足してしまいます。特に毛髪成分の多くを占めるたんぱく質は、健康な髪の毛の生成に欠かせません。また、食生活やライフスタイルは皮脂の分泌にも影響します。

 

 

3. シャンプーやリンスは低刺激のものを使い、すすぎはしっかりと

シャンプーやリンスは低刺激のものを使い、すすぎはしっかりと

洗浄成分が強いものは髪に必要な成分までも洗い流してしまうことがあるので、自分の髪質にあったものを使いましょう。また、すすぎ残しは毛穴の詰まりやダメージの原因となるので、隅々まで丁寧にすすぐことが大切です。

 

 

4. スタイリング

お風呂上がりにはできるだけ早くドライヤーをして、髪の毛が湿ったままにしないように。ドライヤーをかけるときは、以下のことに注意が必要です。

 

  • ・あらかじめしっかりタオルドライしておく

  • ・ドライヤーは髪の毛から15センチほど離す

  • ・いくつかのブロックにわけて、毛の根元からしっかり乾かす

  • ・熱風が一か所に留まらないように振りながらかける

 

熱から守るトリートメント剤をつけたり、最後に冷風を当てたりするのも効果的です。

 

 

5. 紫外線や汚れから髪の毛を守る

紫外線や汚れから髪の毛を守る

帽子や日傘をさす、流さないトリートメントやUVカットのコンディショナーを使用する、風の強い日は髪を束ねるなど、紫外線やその他の刺激から髪の毛を守ると、キューティクルへのダメージを軽減できます。

 

 

6. パーマやヘアカラーはほどほどに

髪の毛を傷めやすいパーマやヘアカラーは、できるだけあいだを空けておこないましょう。最近は髪の毛に優しい成分のものも出てきているので、美容師さんに相談して髪質にあったものを選んでもらうと安心です。

 

 

最後に

日ごろのケアや加齢で増えてしまう“うねり”ですが、ちょっとした心がけで改善することができます。うねりを抑えて、思わず触りたくなるようなサラツヤヘアを目指しましょう。

 

なお、どうしてもうねりが気になるときは、うねりを活かしたヘアアレンジをしたり、スタイリング剤で整えると一時的に抑えることができますよ。

 

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