【女性の薄毛対策】美髪を作る正しいヘアブラシ選びとお手入れ法
2019年7月13日 | よみもの【女性の薄毛対策】美髪を作る正しいヘアブラシ選びとお手入れ法

自分の手や指以外で、髪に触れる機会が多いのがヘアブラシ。女性はお出かけ前やお風呂上がりなど、男性に比べて入念にブラッシングをおこなうことが多いと思います。そのぶん、女性の薄毛対策において、ブラッシングは慎重に扱わなければならない問題でしょう。
ブラシにおいても、素材や形状など種類は様々。いったい何を基準に選べばいいのでしょうか。髪や頭皮に与える影響を考えつつ、薄毛予防に効果のあるブラッシング方法などをご紹介します。
基本のブラッシング方法
長い髪の女性にありがちなのが、初めにブラシを根元から入れてしまい、途中で引っかかって頭皮まで引っ張ってしまうような状態。小さなダメージではありますが、ブラッシングは毎日何度もおこなうもの。こうしたダメージが蓄積することで、薄毛につながる可能性も十分にあります。ブラッシングの際はまず毛先から。そして徐々に根元に向かっていくのが基本です。
ブラシの種類とそのポイント
まずは今使っているヘアブラシを見直して、どのタイプが自分に合っているのか考えてみましょう。
ナイロン製ヘアブラシ
一般的な素材で、持ち運びやすく使い勝手がいいのがナイロン製のもの。水洗いが簡単にできるので、常に清潔な状態を保つことができます。ただ、静電気が起こりやすく、それが髪へのダメージとなり薄毛につながる可能性があります。薄毛対策としてはあまり適しているとは言えません。
金属製ヘアブラシ
髪に触れるブラシの部分が金属でできたもの。髪の毛を傷めたり、頭皮を傷つけることがないよう、先端部分が丸くなっていて使い心地が良いです。しかし、力加減によっては刺激を与えすぎてしまうことがあるため、扱いは慎重におこなう必要があります。
木製ヘアブラシ
ブラシの部分が木製、もしくは竹製のもの。優しい手触りや使い心地を好む人は多いです。頭皮を傷つけずに、ほどよい刺激を与えることができるので、薄毛対策にはおすすめ。
獣毛製ヘアブラシ
猪毛や豚毛を使った柔らかい素材のもの。多少力を込めても頭皮を傷めず、高いマッサージ効果を得られるので、薄毛対策にはもっとも適していると言えます。やや高額なのが難点。
セシオン製ヘアブラシ
天然ミネラル鉱石を配合したマイナスイオンを放出する効果のある新素材「セシオン」を使用したもの。マイナスイオンによりキューティクルの改善が見込め、ツヤのある髪に。マイナスイオンには自律神経のバランスを整える効果があるとされているため、皮脂の過剰分泌の抑制による薄毛への効果も見込めます。
薄毛予防のためのヘアブラシの選び方
髪の毛をブラッシングするのには、汚れを取って髪自体を美しくする効果と、頭皮をマッサージすることで血行を促進する2つの効果があります。薄毛対策には、この血行促進効果は欠かせません。そのためのブラシ選びとして、頭皮を傷めずに高い効果を得られるのが、木製や獣毛製のもの。マイナスイオンの効果を得るのであれば、セシオン製のものです。
静電気の起こりやすいナイロン製のヘアブラシは、抜け毛や切れ毛が増えて、かえって薄毛が促進されてしまう恐れがあります。静電気防止のものを使用するか、そのほかの素材のものに変更したほうがいいでしょう。
獣毛製ブラシは薄毛予防には効果的ですが、手入れが困難。洗ったあとはしっかりと乾かさないと、嫌な臭いを発したり、カビが発生する原因にもなります。もしカビが頭皮に付着すれば、トラブルを招き薄毛の原因にもなりかねません。こうした手入れが苦手というかたは、別の種類のブラシを選びましょう。
よりよいブラッシングのやり方で薄毛を予防!
よいブラシを選び、正しいブラッシングでお手入れをおこなえば、さらなる薄毛予防効果が期待できます。
頭皮付近をブラッシングする際は、血行を促すようにゆっくりじっくりとブラシを使いましょう。頭皮の余分な皮脂や角質を取ることでの頭皮環境の改善や、分裂することで髪の毛の成長を促す毛母細胞の活性化にもつながります。
以前、ブラシでトントンと頭を叩くような薄毛改善法が話題になりましたが、あれでは血行が促されるどころか、かえって頭皮へのダメージが大きく悪影響を与えかねません。優しくマッサージする感覚で、撫で付けるようにブラッシングをしましょう。
また、お風呂上がり、髪を乾かす前に髪をブラッシングする女性がいますが、濡れたままのキューティクルが開いた状態でのブラッシングは髪を傷めてしまう原因になります。髪の毛のダメージは薄毛への第一歩。しっかりドライヤーで乾かしてからおこないましょう。
最後に
ブラッシングは効果的におこなえば、薄毛対策だけでなく、美しい髪の維持にも繋がります。「ヘアブラシは女性の強い味方」と言えるように、上手に使いこなせるようになるといいですね。