「共働き」と「専業主婦」メリットとデメリットは?子どもへの影響はある?
2019年6月8日 | よみもの「共働き」と「専業主婦」メリットとデメリットは?子どもへの影響はある?

最近は、夫婦共働きを選ぶ家庭が増えており、結婚した女性も、積極的に社会で活躍しています。
結婚した後は、共働きになるのか、または専業主婦になるかという選択肢がありますが、子供にとってどんな影響があるのでしょうか?
共働きと専業主婦は、それぞれメリットとデメリットが異なりますので詳しく見ていきましょう。
結婚後も女性は社会に出て共働きを選ぶ家庭が増えています。
子供にとって、共働きと専業主婦はどのような影響の差がある?共働きと専業主婦のメリット・デメリットを解説しています。
共働きのメリット・デメリット
はじめに、夫婦が共働きの場合ではどんなメリット・デメリットがあるのか見ていきましょう。
共働きのメリット
金銭面
夫婦共働きの最大のメリットは金銭面が安定することが挙げられます。
収入源が夫と妻の2つになるので、家計の収入が増えることです。
夫だけが働く場合よりも確実に収入は増えて、家計が安定してくるのがメリットです。
夫・妻のどちらかが病気または怪我で働けなくなっても、収入が完全には途絶えることがないので安心です。
また、夫婦共働きの場合、妻もが厚生年金保険の被保険者になるため、将来もらえる老齢厚生年金の金額が増えるのもメリットと言えます。
子どもの自立
共働きの場合は、子どもは保育施設に通わせることになるかと思います。
保育施設に通わせることで集団生活により協調性や社会性も学ばせることができます。
共働きでなくても保育施設に通わせるケースは大いにありますが、親と接する時間が少ないことで自立を促すこともできます。
共働きのデメリット
ここらは、夫婦が共働きとなって起こるデメリットを見ていきましょう。
支出が増える
共働きであれば収入は増えるので金額面を考えると一概には言えないのですが、共働きであればその分支出も増えてしまいます。
前述したような保育料はもちろんのこと、共働きであることで社会保険料をはじめとした税金の負担が増えてしまいます。
子どもとの時間が少なくなる
子どもと接する時間が少なくなることはメリットでもありデメリットでもあります。
子どもが親の愛情を感じることが少ないと感じてしまうことも考えられ、誕生日のお祝いなども日にちをずらさなければいけないこともあるかもしれません。
子どものトラブル時
子どもが風邪を引いてしまった場合など、突然のトラブルに上手く対応できない場合があります。
仕事を休めないような状況で、祖父母などの助けが望めない場所に住んでいたりすると対応に困難になってしまうでしょう。
専業主婦のメリット・デメリット
続いて、専業主婦の場合のメリットとデメリットを解説していきます。
専業主婦のメリット
家事や育児が存分にできる
専業主婦になると、家にいる時間が圧倒的に長くなるので、家事全般をこまめにできるのがメリットです。
掃除も洗濯、お買い物や料理なども時間をかけてできるので、家事が溜まってしまうことはありません。
毎日家族のために温かい手料理を作ってあげたり、ふわふわの布団を用意してあげたり、生活環境が常に整えることができます。
子どもにより愛情を注げる
専業主婦の場合は子どもといる時間が長いため、その分愛情を注ぐことができます。
初めて歩く瞬間など、子どもの初めての瞬間に立ち会いやすいのも大きなメリットでしょう。
時間的な余裕が生まれる
共働きと専業主婦では時間の余裕に圧倒的な差が生まれます。
子どもの面倒を見つつも自分のことにも着手できるため、精神面の余裕も生まれやすいでしょう。
専業主婦のデメリット
負担が重くなる
専業主婦であることで家事や育児を一人で背負う場面が多くなってしまいます。
ときにはプレッシャーに感じてしまうこともあるかもしれません。
上手くリフレッシュする時間を作ることが重要です。
社会復帰が難しくなる
専業主婦の期間が長ければ長いほど、社会に復帰した際のブランクも大きく、また復帰自体も難しくなることが考えられます。
現在は在宅ワークが隆盛しているため家でもそれなりに稼ぐことができますので、場合によっては在宅ワークを選択したほうが良いかもしれません。
収入面の不安
専業主婦の場合、パートナーの収入のみになってしまうため、共働きの家庭よりも収入が少なくなりがちです。
また、病気になってしまったり、会社が倒産してしまったりなど、急遽収入を得ることができなくなる可能性も考えられるため、有事に備えておくことが大切です。
子どもへの影響の違い
共働きと専業主婦では、子どもへの影響も変わってきますので、それぞれ解説していきます。
共働きの場合
共働きの場合は、専業主婦の家庭よりも、家族団らんの時間や子供と過ごす時間が減ります。
帰りが遅いと食事やお風呂の時間がずれ込み、子供が寝る時間も遅くなることもあるかもしれません。
子供の成長には成長ホルモンが欠かせませんが、十分な睡眠時間を取ることができなくなる可能性が専業主婦の場合よりも高くなってしまいます。
専業主婦の場合
専業主婦は、子供に目が行き届きやすく、子供にたっぷりと愛情を注ぎ子育てすることができます。
注意点としては、親の影響を過度に受けて育つため、子供が自立しなかったり、子離れできないことが考えられます。
母親の目を常に伺い、自立出来ずに決断力や思い切った行動ができなくなるケースも多いようです。
まとめ
共働きと専業主婦にはそれぞれメリットとデメリットがあり、子どもに与える影響も大きく代わりますが、どちらがよいとは一概にはいい切れません。
ライフスタイルに合わせて家族でよく相談をして、最適な方を選択しましょう。