赤ちゃんのプールデビューはいつから?判断基準や注意点を解説!
2019年5月31日 | よみもの赤ちゃんのプールデビューはいつから?判断基準や注意点を解説!

暑い夏には赤ちゃんに水着を着せて水遊びさせたいと考えるでしょう。
しかし赤ちゃんのプールデビューはいつ頃がいいのかは難しいところです。その他にも気を付けておくべきことはいくつかあります。
この記事では、初めて赤ちゃんをプールデビューさせたい方に向けて注意点をご紹介します。
これから赤ちゃんをプールデビューさせようと考えている方に向けて、タイミングや注意点について解説していきます。
水温やおむつ着用、熱中症対策についても確認しておきましょう。
赤ちゃんのプールデビューのタイミング
近年の夏は猛暑日が多いこともあり、近所のプールや海水浴へ赤ちゃんと一緒にお出かけしたいと考えるご家族も多いでしょう。
赤ちゃんのプールデビューのベストなタイミングは、お座りが出来るようになってからです。
お座りができるようになるのは、早い子の場合は生後5~6か月くらい、平均的には腰が座ってくる生後7~9か月頃となります。
まだお座りができない赤ちゃんだとプールでバシャバシャ遊びをすることもできないので、もう少しタイミングを待った方が無難ですお座りができる子でも、月齢が早すぎるとまだ体力がないので控えた方が良いでしょう。
ビニールプールの場合
最近はカラフルで可愛いデザインの家庭用ビニールプールが増えています。
赤ちゃんの腰が座ってくる生後6ヶ月~8ヶ月頃からビニールプール入れるようになります。
プールの中でお尻をついてお座りすることができ、うつ伏せ時に腰がしっかり座っていれば問題ありません。
ハイハイがしっかりできるようであれば、ビニールプールのデビューをしても大丈夫です。
ビニールプールデビューは水を入れる量に注意です。10センチでも水を入れてしまうと溺れてしまう可能性があります。
水温は、大人がぬるいと感じる24度以上がちょうど良いです。
ビニールプールにホースから水を貯めるとそのままでは冷たいので、プールを使う日は先に水を張っておいて、水温があがってから赤ちゃんを入れてあげると良いでしょう。
初めて赤ちゃんをビニールプールに入れると、想像以上に体力を消耗して体力を奪われます。
プールデビューは水遊びをするというよりは、水に慣れて涼むという目的で入れてあげましょう。
プールデビューは20分ぐらいを目安にして、常に赤ちゃんから目を離さないようにしましょう。
公共のプールの場合
公共のプールデビューは3歳ぐらいがおすすめです。
オムツが外れてしっかり自分で立つことができ、プールの中でも立ち上がれる力があれば、公共のプールにデビューしても良いといえます。
保護者と一緒に赤ちゃんをプールに入れる場合、おむつ着用の場合は入れないことも多いので要注意です。
しかし子ども向けの娯楽施設などの場合は、水遊び用のおむつの着用をしていればOKのところもあります。
施設によっては年齢制限があることもあるので、事前に施設のルールを調べておきましょう。
公共のプールは安全面と衛生面において注意点する必要があります。
公共プールは自宅のビニールプールとは異なり、多くの人が入るので混み合い、プールの深さや設置されている遊具なども施設によって様々です。
夏休みや週末の混雑時には多くの小学生がいるので、3歳ぐらいの幼児がぶつかって怪我をする可能性もあります。
小さい滑り台など設置してあるプールでも、滑って転び頭を打ったりする事故も発生するので注意が必要です。
子供専用プールだからといって安心して遊ばせると怪我をするリスクがあるので注意が必要です。
赤ちゃんのプールデビュー時の注意点
ここからは、初めて赤ちゃんをプールデビューさせる時の注意点について解説していきます。
水深・水温
赤ちゃんは大人と異なり、体温の調整がまだ上手くできません。
真夏でも急に冷たい水に入れてしまうと体が冷えてしまい風邪を引くので要注意です。
ベビー用のプールがある施設では、季節にかかわらず約30℃の温水を使用しています。
真夏に屋外のプールに入る際は、25°から28°ぐらいの低めの温度でも問題ありません。
プールに入れるタイミング
赤ちゃんはまだ胃の形が発達しておらず、食後やミルクを飲んだ後にプールに入れてしまうと吐き出してしまう可能性があります。
プールデビューのタイミングは食後や授乳直後は避けて、食後30分から1時間程度経った後に入れてあげましょう。
初めてのプールデビューは、怖くて泣いてしまう赤ちゃんもいるので、初めは抱っこして足だけつけてみたり、少しずつお水に慣れさせてあげましょう。
水遊び用おむつの着用
自宅で家庭用のビニールプールを利用する場合は、水遊び用のパンツを着用しましょう。
公共プールの場合は、おむつが外れる前の赤ちゃんは入れない場合もあるので、事前に施設のルールを確認しておくことが大切です。
注意点としては、紙おむつは水遊び用のパンツとは異なるので、代用することはできません。
紙おむつにはおしっこを吸収する特殊な高分子吸収ポリマーが使われているので、プールに入ると水を吸収してパンパンに膨らんで破けます。
プールで遊ぶ場合、紙おむつは脱いで水遊び専用のパンツを履いて入ることがマナーです。
熱中症・脱水症状
赤ちゃんの肌はデリケートなので 少し直射日光に当たっただけでも真っ赤に赤くなってしまいます。
紫外線による日焼けを防ぐためにはラッシュガードを着させる、またつばが広い帽子を付けさせるなどをして直射日光を避けてください。
自宅でビニールプールを使うときは、屋根のある場所にプールを設置して、直接紫外線を避ける工夫をしましょう。
感染症
公共のプールでは多くの人が入るので、結膜炎や咽頭痛などの感染症には十分に注意が必要です。
プール熱の原因となるアデノウイルスは、プールの水を介して感染する可能性があります。
水遊びが多くなる5月から9月は感染症が流行しやすいので要注意です。プールから上がった後にシャワーを浴びてプールの水を落とし、さらにうがいも行って感染症を予防をしましょう。
赤ちゃんのプールデビューまとめ
真夏日は外に出るのが億劫になり、エアコンの効いた部屋で過ごしたくなりますが、赤ちゃんと一緒にプールにお出かけするチャンスでもあります。
初めてのプールでは、赤ちゃんにとっては体力の消耗が大きいので、様子を見ながらゆっくりと楽しみましょう。
脱水症状を予防するためにも、時々水分を補給して、安全第一で楽しんでください。