子供がいても働きたい!産後転職する女性
2019年5月10日 | よみもの子供がいても働きたい!産後転職する女性

子供ができてからも仕事を続けたいと考えている女性は増えてきているようです。
子育て、育児との両立のために働き方を変えたい方、産休に入る時に会社を退職してしまった方など、出産後に転職をしたいと考える女性も多くいらっしゃいます。
今回は、産後の転職についてご説明していきます。
産後転職する理由
出産前に働いていた時の状況とは異なるため、復帰後に会社に馴染めずに転職を考えるようになってしまいます。
どのような理由から転職を考えるようになるのでしょうか。
保育所の近くで働きたい
出産後に働くママさんは、子供を保育所などに預けることになります。
子供の送り迎えを楽にしたい、熱や怪我など子供の緊急事態の時にすぐに駆けつけることができるなどという理由で子供の保育所の近くの会社で働きたいと考える方が多いようです。
また、近年は、保育所のお迎え時間が厳しくなっており、必ず時間内にお迎えに行かなければならなくなっているようです。
フルタイムで働くことができない
出産後はやらなければならないことが一気に増え、育児と仕事を両立するのが大変になります。
出産前のようにフルタイムで働けるとは限りません。
また、子供の緊急時の時にはすぐにお迎えに行かなければいけないため、仕事を早退しなければいけないということも増えます。
そのような事態に対応できるような条件の会社に転職したいと考える方が多いようです。
子育てに理解のある会社がいい
前述したように、子供が生まれると、お仕事を遅刻、早退、お休みしなければいけない機会が増えます。
出産前に働いていた会社でも、産後の職場復帰について理解を得られないというケースがあります。
そのため、ママさんが多い職場など、子育てに理解を得られる会社で働きたいと考え、転職を決意するそうです。
体力的にきつくなった
出産前に忙しい職場で働いていた方は、出産後も同じように働くということに不安を感じるようです。
出産前は毎日長時間仕事を頑張ることができますが、出産後は子供のお世話もあるためきつくなってしまいます。
そのため、自分の体力的に少し余裕の持てる会社に転職したいと考えるそうです。
産後転職は大変?
出産後に今まで働いていた会社に復帰することは意外と大変なものです。
では、どのようなことが大変だと感じるのでしょうか。
大変なこと
(1)希望の条件で働けない
子供が生まれると、以前のようにフルタイムで働くことは厳しくなります。
また、子供が急に熱を出したり、怪我をしたりすることもあるため、有給休暇を取りやすいかどうかも重要になってきます。
子育てと仕事を両立していくために、あまりにもハードな雇用形態になってしまうと、精神的にも身体的にも負担がかかってしまうため、子育てと仕事を両立できるような条件で仕事を続けていく必要があります。
(2)以前と違う会社の雰囲気
長い間会社から離れていると、働いているメンバーが変わっていたり、会社の雰囲気が以前と異なっていると感じることがあります。
以前と違う会社の雰囲気に馴染めない、温かい雰囲気で迎えてくれなく、むしろ子供ができたことにより、風当たりが冷たくなっているというようなこともあるようです。
そういった環境の中で仕事を続けていくのはかなり大変です。
(3)ブランクができてしまっている
しばらくの間職場を離れていたため、出産前のようにバリバリと仕事をこなせるかどうか不安に思う方がいるようです。
また、体力的にも自信を失ってしまい、職場の人たちに迷惑をかけたくないと感じてしまいます。
再就職できた人の共通点
実は、再就職できたママ達には共通点があるんです!
ぜひこれからの転職活動に役立ててください。
(1)離職期間が短い
離職期間はママが再就職するにあたって重要なポイントとなります。
出産後すぐに再就職できた方の特徴として、離職期間が短いという特徴があり、再就職したママの65%が出産後2年以内に再就職しています。
(2)高望みしていない
一般的に、再就職をするにあたり、出産前と同じお給料、待遇で働けるとは限りません。
前職のような待遇にこだわりすぎてしまうと、再就職先が見つからなく、離職期間も長くなり、再就職しにくくなっていきます。
早めに再就職できたママは高望みしていない人が多いようです。
(3)子供の預け先を確保している
再就職をするにあたり、子供の預け先を確保してあるというのは、ママが安心して仕事に取り組めるということだけでなく、企業としても安心して仕事を任せられるので大きなポイントとなります。
保育園、幼稚園、託児所、また子供の緊急事態の時に代わりに面倒を見てくれる家族の協力を得ておくことが重要です。
近年では託児所が完備されている企業もあるそうです。
転職のタイミング
出産後に転職する場合、転職すべきタイミングはいつなのか気になりますよね。
出産後の転職にはいくつか転機があるようです。
いくつかある転職と復帰のタイミングとして、
- 妊活・妊娠する前
- 子供が卒乳した時
- 入学、卒業、年度替りなどの子供の転機
があります。
産後転職のタイミングについて詳しくはこちらの記事をご覧ください。
転職先を選ぶ時のポイント
転職先を選ぶ際にどのような点に注意すれば良いのでしょうか。
いくつかポイントを挙げてみましょう。
育児に理解がある会社か
これが一番大事だと言っても過言ではありません。
子供に緊急で何かあったときに柔軟に対応してくれるかどうかは非常に重要です。
また職場の中で、ハラスメントやトラブルが起きることも避けたいですよね。
子供の迎えがあるときには残業に寛容であることや、時短の勤務が制度として利用されているかなどをチェックしてみると、良いかもしれません。
ワーキングマザーがすでに働いているか
すでに先輩ママさんが働いていると心強いです。もし可能であればその人の話を聞いてみるといいでしょう。
ママさんも働きやすい環境だと感じているからこそ、働き続けられているのだと思います。
また働き始めてからも子育てや仕事について困ったときに上司と同じくらい頼りやすい存在になります。
通いやすい場所にあるか
職場と自宅を行き来したり、子供の送り迎えがある場合には「職場が近いところにあるか?」「アクセスが良いか?」が大切です。
緊急の場合に会社を出ることはできても、子供や家に到着するまでに時間がかかってしまっては非常に困ります。
短時間勤務が可能か
子育て、家事をしながらの仕事になるので長時間勤務は難しいというママが多くいらっしゃいます。
午前中のみ、午後のみなど短時間での勤務が可能な職場を選ぶと良いかもしれません。
資格を活かせるか
産休、育休の時に勉強をして資格をとる方がいらっしゃいます。
取得した資格を活かせる職場を探すのも良いですし、仕事に活かせる資格はたくさんあるので、転職することを想定して資格を取るのも良いでしょう。
転職に向く資格
産後の転職に役立つ資格をご紹介します。
事務関係の資格
事務関係の資格には、簿記検定、医療事務、介護事務など様々なものがあります。
事務関係の仕事はたくさんある上に、短時間勤務も可能な場合が多いので、産後の転職に重宝します。
難易度の高いものではありませんので、まずはこれらの資格に挑戦してみてもいいかもしれません。
起業できる資格
ネイリスト、インテリアコーディネーター、フードコーディネーターなどある程度の経験を積んで自分でも企業ができるような資格を目指すのも良いでしょう。
産後転職の進め方
転職の進め方をご説明します!
産後転職の準備
転職を成功させるためにはしっかりとした準備が必要です。
- 仕事に復帰する時期を決める
- 希望の条件を整理する
- 子供の預け先を決める
- 転職先を決める
- 家族で家事分担について話し合う
- 子供が緊急事態になった時の対策を決めておく
- 資格を取る
オススメの転職サービス
子育てをしながら働き続けたい方へオススメのサービスをご紹介します!
QOOLキャリアというサービスです。
QOOLキャリアの特徴は
- 子育て女性が活躍している企業に特化している
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オススメの転職サービスについて詳しくはこちらの記事をご覧ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は出産後の転職についてご説明しました。
子育てをしながら仕事を続けたいという方は多いでしょう。無理をせず、ご自身のできる範囲で子育て、家事、仕事の両立ができたらいいですね。