出産後に夫から「転職したい…」妻はどう対応する?
2019年4月26日 | よみもの出産後に夫から「転職したい…」妻はどう対応する?

皆さんは、夫から急に「転職したい」と言われたらどうしますか。
また、忙しすぎる夫をみて「転職してほしい」と思ったことはありませんか?
今回は、出産後の夫の転職についてご説明していきたいと思います。
夫の転職宣言
夫から突然、「転職したい」と言われたら、あなたはどうしますか?
夫の転職を頭ごなしに否定するのはやめましょう。
まず、転職したいと思った理由をしっかり聞いてあげることが大切です。
転職理由を聞いた上で話し合いをしてしていきましょう。
では、転職を希望する理由としてどのような理由が多いのでしょうか。
男性が転職を希望する理由を見ていきましょう!
給料への不満
「勤続年数が増えても給与が上がらない」「給料が仕事内容に見合わない」などと感じている方が多いようです。
人間関係
人間関係に悩んでいる方も多いです。
上司からのパワハラや同僚との不調和などが転職を希望する理由にあるようですが、
妻が妊娠している、子供が生まれたばかりなどの状況にある男性は、
「大黒柱として家計を支えなくてはならない」という想いが強いため、転職に踏み切れないということがあるようです。
残業や休日出勤が多い
残業や休日出勤が多いとプライベートの時間も少なくなってしまいますよね。
特にパパになったばかりの方は、
「子供と触れ合う時間を取れない」「家事・育児を妻に全て任せることになってしまう」
という理由から転職を希望するようです。
キャリアアップ
キャリアアップしたいという理由で転職する方もいます。
「マイホームが欲しい」「子供の養育費を貯めなければならない」
などという理由です。
夫に転職してほしいと感じるとき
夫に転職してほしいと思う方もいらっしゃいます。
どんな時にそう感じるのでしょうか。
給料が安い
夫の給料がとても低く、転職したらもう少し稼げるのではないかと感じた時に転職を進めるようです。
しかし、夫は安定を捨てることが怖くて転職に乗り気じゃないということが多いです。
残業や休日出勤が多い
夜遅くに帰宅し、ご飯を食べ、また次の日朝早くから仕事に向かう。
土日は仕事、休みの日があっても、トラブルの電話があるとすぐに行かなければならないというような生活をしている夫をみて、
「もう少し楽な仕事に転職してほしい」「子供のことをもっと考えてほしい」と感じる女性が多いようです。
福利厚生が整っていない
会社の福利厚生が整っていないため、子供のために休むということができないということで転職をしてほしいと感じる方がいるようです。
夫の転職に賛成ですか?反対ですか?
夫の転職理由をしっかり聞いた上で、あなたは転職に賛成しますか?反対しますか?
賛成する場合
4つ目のの見出しの『夫をサポートする方法』を参考に、旦那さんをしっかりと支えてあげてください。
反対の場合
「転職したい理由が甘い」「転職活動をあまりしていない」「本当にしたい仕事ではないのではないか」など不安を感じ、夫の転職に反対する妻。
まず、
- 転職自体に反対
- 条件次第では賛成できる
のどちらに当てはまりますか?
ここから夫の転職に反対する妻の心境と対策法をご紹介していきます。
夫の転職に反対する妻の心境と対策法
転職自体に反対のケース
妻の心境
夫の転職自体に反対する妻の心境としては、
- 現職よりも給料が下がる
- やめ癖がついてしまっている
- 勤務地が変わる
- 残業や休日出勤が増える
などがあります。
転職問題への対策
夫の転職で悩んでいる女性の皆さんへ転職問題への対応策をご紹介していきます!
現職よりも給料が低い会社に就職
夫に「転職したら今よりも給料が下がってしまう」と言われたら、すぐに反対したくなりますよね。
しかし、「どの程度下がるのか」「将来的に考えたらどうなのか」よく考えてみてください。
収入は下がるけど、残業は減る、休日が増えるなどの場合は家族で過ごす時間が増えるなどのメリットがあります。
また、将来的に見ると、収入は変わらない、増えるなどということもあるかもしれません。
その場合、話し合いの余地はあります。
妻がパートをしても収入をカバーできない、生活に支障が出るほど下がってしまうなどという場合は、夫に反対する旨を伝えましょう。
仕事をやめる癖がついてしまっている
仕事が長続きせず、転職を繰り返しているという夫の場合、じっくりと転職活動をする必要があります。
まず、なぜ転職を繰り返してしまうのかを考えてください。その上で、自分が希望する条件にあう会社を探しましょう。
そうすることで転職を繰り返すという状況から抜け出せるかもしれません。焦らず、じっくりと長く働ける会社を探すことが重要です。
勤務地が変わる
共働きのご家庭の場合、
- 単身赴任
- 妻が仕事をやめる
のどちらかになると思います。
単身赴任の場合、経済的な負担や妻への負担が増えます。
妻が仕事をやめ、家族で引っ越す場合は、「子供の学校を変えなくてはならない」「一旦仕事をやめてしまうと簡単には新しい勤務地を探せない」などの不安があります。
夫の勤務地が変わってしまう場合は、「家族で離れて暮らすことはできるか」「妻は仕事を続けたいのか」などお互いの希望や条件を提示して話し合ってください。
残業や休日出勤が増える
転職をしたら残業や休日出勤が増えてしまうという場合、その分奥さんの負担が増えるということになります。
そのことを考慮した上で、自分がいつ、どんなことで家事や育児に参加できそうなのかを把握し、奥さんに伝えてあげてください。
このように伝えておくことで、奥さんも少し気持ちが軽くなるでしょう。
また、子供と過ごす時間が少なくなってしまいますが、子供と会ったら必ず触れ合う時間を取ってあげてください。
夫の転職自体に反対する場合はなぜ夫の転職に反対なのかその理由をしっかりと夫に伝えましょう。
夫に自分の気持ちを伝えた上で、もう一度話し合って結論を出してください。
条件次第では賛成できるケース
夫の転職は不安だけど、条件次第で賛成できるという場合は、どんな条件なら賛成できるのかを伝えましょう。
条件の1つに、「在職中に転職活動をすること」という条件は挙げるべきです。
退職してから転職活動を始めるのは精神的にも金銭的にも不安が大きいです。
夫をサポートする方法
夫の転職に賛成できる場合はどうサポートしてあげれば良いのでしょうか。
ここからは転職活動のサポートについてご説明していきます。
メンタル面でのサポート
転職活動は、なかなか進められない、選考に落ちてしまうなど、メンタル面での負担がかなり大きいです。
心に余裕を持って転職活動を進めるためには、妻のサポートは必須です。
夫の話を聞いてあげる
夫と向き合う時間を作ってあげてください。
夫の話を聞き、肯定し、夫の意思を尊重しましょう。
妻自身が気楽でいる
夫の転職活動で、妻にもストレスがかかります。
しかし、妻のイライラや焦りが夫に伝わってしまうと転職活動の妨げになってしまうかもしれません。
妻自身があまりストレスを溜めないように気楽に過ごすことが大切です。
転職活動のサポート
現職をやめる前に転職活動する場合は、転職活動にかけられる時間がかなり限られます。
夫が転職活動をスムーズに進められるようにサポートしましょう。
履歴書を書く手伝いをする
最近は、履歴書や職務経歴書をパソコンで作成することが多いです。
しかし、手書きの場合はバレる可能性があるので、本人に書かせるようにしましょう。
履歴書を書くのを手伝うだけでも夫の負担はかなり削減します。
応募先を探してあげる
あらかじめ、やりたいこと、転職先に求める条件を話し合っておけば、妻が夫の代わりに良い会社を探すことができます。
企業研究をする
応募したいと思った企業が見つかっても、すぐに応募するのではなく、一度その企業について調べる必要があります。
仕事内容や会社の評判、口コミを出来るだけ詳しく調べて夫の希望や条件に本当に合っているのか確認しましょう。
夫の転職から離婚!?
実は、夫の仕事が原因で離婚したいと考えている人は少なくないのです。
夫の転職活動がうまくいかないために、夫への不信感が募り、夫婦間が冷めて離婚に至ってしまうということがあります。
離婚をするのなら、経済的なこと、子供の親権や養育費についてなど様々な問題が出てきます。
しかし、離婚をする前にもう一度よく話し合っていただきたいです。
夫婦間で転職に関する意識がどのくらい異なっているのか、どんな点で異なっているのかを明らかにした上で判断しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は夫の転職についてご説明しました。
妊娠中、出産後の夫の転職に不安なことはたくさんありますよね。不安に感じているのは旦那さんも同じです。
夫の転職に賛成する場合も反対する場合でも、夫婦でよく話し合うことが大切です。
2人でよく話し合って決断をしていただきたいと思います。