産後の転職 始めるのにいいタイミングはいつ?
2019年4月22日 | よみもの産後の転職 始めるのにいいタイミングはいつ?

「専業主婦という選択肢もありだけど、働いて自分の稼ぎを得たい」
「家にいるだけだと退屈」
色々な理由で産後に転職活動を始める人が増えていると思います。ワーキングマザーなんて言葉もつい最近生まれてきました。
社会でも、育休制度を利用して、出産前後は会社を休み、その後同じ会社に復帰することもは増えています。
また、出産を理由に退職した後も、パートやアルバイト、様々な形で産後に仕事を始めています。
ここで気になるのは、
転職活動をいつから始めるべきなのか?
子供の育児や子育てがある中で、働き始めるタイミングはいつがいいのか?
だと思います。
今回は産後の転職のタイミングと進め方について詳しく紹介していきたいと思います。
ベストなタイミングはいつか?
転職活動を始め復帰するのにいつがいいのでしょうか?
いくつかある転職と復帰のタイミングを紹介します。
(1)妊活・妊娠をする前
妊活を始めようと思った時に産休や育休を取りやすい会社や福利厚生を利用している社員が多い会社を選んでおくというのも一つの方法です。
出産前では、どうしてもお腹が大きくなって移動がしづらかったり、赤ちゃんへの負担へつながってしまう場合もあります。
出産後は、育児が大変になることもあり、なかなか転職活動に時間は避けなくなるでしょう。
また、まだまだ日本では、子連れですぐに働ける人を積極的に採用はされていない現実もあります。
だからこそ、早めに働き始めて産休を取り、復帰後も自分のことをよく理解してくれる人が多い職場に戻れるのは一番安心しますし、
万が一の緊急時でも柔軟な対応をさせてくれる場合が多いようです。
(2)子供が卒乳した時
子供から少し手が離せるようになり、保育園へ預けることができるようになったタイミングで始めることもできます。
ここでいきなりフルタイムで働くとなると、緊急時に何かあった時にすぐに対応できなかったりといったリスクもあります。
パートや時間短縮での勤務を始めるのにはベストなタイミングと言えます。
(3)入学、卒業、年度替り等の子供の転機
卒園や卒業のタイミングでは、子供が大きくなったタイミングというのもあり、家庭内でも切り出しやすいです。
保育園に入園する際に、子供が自分の手を離れるので、ママとしては自分の時間を手に入れることができます。その時間を転職活動や働く時間に当てることができるようになります。小学校への入学時であれば子供はもっと自分の手を離れるため、正社員として働くことも容易になってきます。
気をつけなければならないことは、大人も子供と一緒で新しい環境には、ストレスを感じやすいものです。
新しく働き始めたり、であう人に対して、感じたストレスを家庭に持ち込まないようにしましょう。
疲れが溜まっていても、家事を全くしない、夫や子供に冷たくしてしまうなどしてしまっては家族もママの転職を応援できなくなってしまいます。
家族も前向きに応援しやすいよう、自分の転職活動をしながらも、家庭をないがしろにはしないようにしましょう。
すき間時間で行う転職活動の方法
転職活動を始めるタイミングはわかっても、出産後であれば「育児や家事で時間が取りづらい」
なんてことがあると思います。
どうやって育児や家事を両立しながら、転職活動を行えば良いのか?
具体的な方法を紹介します。
ハローワーク
ハローワークの相談窓口に行くと、自分の希望や条件に合った職場をその場で提供してくれるため、非常にスムーズに働きやすい場所が見つかります。
単純に転職先の候補になるリストが見られるだけでなく、前後の生活や出産前後での保険の変化などの相談ものってくれるため、丁寧で安心することができます。また相談窓口は1対1での相談となるため、赤ちゃんを連れていても話しやすいでしょう。
転職サイト
以前よりも、現代では転職に関する求人サイトが非常に充実しています。
条件によってオススメの求人を見ることができるのはもちろん、子育てをしながらでも、スマホで確認することができるので、非常に小さいお子さんがいるときに進めやすいです。しかし、あくまでネットの情報で生の声ではないので、情報を鵜呑みにすることは気をつけましょう。
知人の紹介
自分のキャリアや経歴を詳しく知ってくれている友人や知り合いが、紹介をしてくれる際には、ハローワークで相談をするときよりもより自分に合っている可能性が高い会社を紹介してくれます。紹介となると、自分のタイミングに合わせて転職することが難しくなりそうですが、自分をよく知った人が紹介してくれれば、合った会社を紹介してもらえるかもしれません。
職場を選ぶポイント
育児や家事の両立をしながら働く上で、どのような職場を見極めれば良いのかが重要です。
いくつか職場選びのポイントを挙げてみます。
育児に理解があるか?
これが一番大事だと言っても過言ではありません。子供に緊急で何かあったときに柔軟に対応してくれるかどうかは非常に重要です。また職場の中で、ハラスメントやトラブルが起きることも避けたいですよね。子供の迎えがあるときには残業に寛容であることや、時短の勤務が制度として利用されているかなどをチェックしてみると、良いかもしれません。
ワーキングママがすでに働いているか?
すでに先輩ママさんが働いていると心強いです。もし可能であればその人の話を聞いてみるといいでしょう。ママさんも働きやすい環境だと感じているからこそ、働き続けられているのだと思います。また働き始めてからも子育てや仕事について困ったときに上司と同じくらい頼りやすい存在になります。
通いやすい場所にあるか
職場と自宅を行き来したり、子供の送り迎えがある場合には「職場が近いところにあるか?」「アクセスが良いか?」が大切です。緊急の場合に会社を出ることはできても、子供や家に到着するまでに時間がかかってしまっては非常に困ります。
まとめ
子育てがひと段落ついたときに、さあ働こうと思ったときの失敗談は非常に多いです。
「転職を焦って選んで条件をしっかり見ずに選んでしまった」「周りの理解がない。」「育児支援はしてくれたが、子育て支援には前向きじゃなかった」こんな失敗をしている人もいます。
まずは、働き方から選んでみるといいでしょう。メリット、デメリットを見極めて、焦らず慎重に会社を選ぶことがママさん自身はもちろん、家庭も幸せにあるはずです。