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前駆陣痛の特徴と心構え!本陣痛との違いとは

前駆陣痛の特徴と心構え!本陣痛との違いとは

フリーライターの小柚子です。

初めての出産を控えているという人は、ドキドキした毎日をお過ごしのことと思います。

初産の方に多い不安は、「陣痛の痛みって本当にわかるの?」というものですよね。未知の世界だけに不安も募るでしょう。

しかも、前駆(ぜんく)陣痛というものがあるとなれば区別が付くかどうか心配になってしまいますよね。

ここでは、前駆陣痛と本陣痛を見分けるポイントなどについて考えてみたいと思います。

陣痛について

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赤ちゃんは子宮→子宮頚部→産道(膣)を通って外の世界へ出ようとします。

その際に起こる子宮の収縮やそれに伴う痛みのことを『陣痛』と言います。

陣痛が10分間隔で起き始めたらお産が始まる本格的なサイン。ママはいよいよ、ラストスパートです!

この中で『前駆陣痛』は本物の陣痛の前に行う練習のようなものとして起こるとされています。

「偽陣痛」と呼ばれることもあり、本陣痛とは違う特徴があるため、その違いを知っておかなければ正確に判断することはできないでしょう。

子宮口もまだ開いていないため、ここからすぐに分娩へと発展することはないようです。

陣痛が起こるメカニズムははっきりしていないようですが、

  • 胎盤の寿命により妊娠を維持する黄体ホルモンの減少
  • 赤ちゃんの位置が下がることによって、子宮収縮を促すホルモン『オキシトシン』が分泌される

などが挙げられるようです。

また赤ちゃんの、「早くママとパパに会いたい!」と思うことによって脳から分泌されるホルモンが陣痛を引き起こしているのでは? といった説もあるようです。

お産までのおおまかな流れ

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何となくのイメージはつくものの、実際……「お産はどうやって始まるの?」「どんな風な症状があるの?」など不安はつきものですよね。

そこで、いざというときのために、“お産の基本となるおおまかな流れ”をご紹介していきます。

一般的な流れとしては、『前駆陣痛→おしるし→本陣痛』を経て出産に至ります。

人によっては、おしるしの前に前駆陣痛があったり、中には、「前駆陣痛やおしるしがどちらもないまま陣痛が来て出産した!」という方もいるようです。

前駆陣痛は早い方で出産の1か月前から症状が起きることも。

しかし、おしるしは早くても約10日前が通常だと言われています。また、「前駆陣痛とおしるし同じ日だった」という方もいるようです。

個人差が大きく、あくまでも目安なので順番が前後しても、「体に異変がおきているのかな!?」と、あまり神経質に考えすぎない方がよさそうです。

以下、より具体的に赤ちゃんの状態や症状をみていきましょう!

赤ちゃんが子宮口に下がり始める

妊娠36週くらいから、お産が近づいているサインが起こり始めます。

もちろん個人差はあるようですが、「あれ? 胃の圧迫感がなくなったかも」と感じた場合は子宮が下がり始めた証です。

このサインに早く気付けると、気持ちの準備にもゆとりがもてそうですね。

一般的なサインとしては、以下のような症状が挙げられます。

  • 胃や腸への圧迫感がなくなる
  • おなかが張りやすく、子宮も収縮しやすくなる
  • 子宮が下がったことにより膀胱を圧迫。そのためトイレの回数が増える
  • 子宮口に赤ちゃんが固定され、胎動が少なくなる(無くなるわけではありません)
  • 赤ちゃんの重みで、恥骨に痛みを感じやすくなる
  • おりものが増える

経産婦は、初産に比べて症状がもう少し遅くにあらわれる傾向があるようです。

いずれも、このような症状が見え始めたら、出産に向けた準備をもう一度確認しておきましょう!

お産が始まるサインがあらわれる

いよいよお産が始まるサイン! 『おしるし・陣痛・破水』と呼ばれる3つの症状があらわれます。

おしるし

おしるしとは、子宮口が少しずつ開き始めるときに出る血液の混じった『おりもの』のことを示します。

このおしるしがあると、数日以内に陣痛が始まると言われています。

陣痛

前述の通り、陣痛とは赤ちゃんを子宮の外に出そうとするために起こる子宮の収縮。

子宮収縮を繰り返すことで子宮口がだんだん開いてきて、収縮する時間も少しずつ長くなります。

最初は軽い生理痛のようなお腹の張りや腰の痛みから始まります。

この本陣痛は以下3段階に分けられます。

【第1期】
……赤ちゃんの出産に備えて子宮口が広がり始める

【第2期】
……赤ちゃんを押し出し始める。痛みとの戦いの時期はこの第2期

【第3期】
……赤ちゃんの分娩後に胎盤などを排出する

破水

破水とは、赤ちゃんを包んでいる卵膜が破れて、中の羊水が子宮外へ流れ出ることを言います。

通常は、子宮口が全開になってから破水することが多いようですが、陣痛前に破水する『前期破水』を起こす場合もあるようです。

前期破水の場合は感染を防ぐため早めの処置が必要になるようです。

分娩の準備

まずは、上記の兆候があらわれたことを産院へ報告します。医師による状況判断のもと、入院する時期の指示をもらいましょう。

陣痛が10分間隔となると入院に至るケースが多いようです。

出産・育児を応援するポータルサイト『プレママタウン』の陣痛に関するアンケートでは、『10分間隔の本格的な陣痛が来るまで、陣痛に気がつかなかったというママは、全体の約46%だった』そうです。

また、妊娠・出産・育児のコミュニティサイト『はっぴーママ.com』によるアンケートでは、『本陣痛が来てから出産までの所要時間は、初産婦の25%が4〜6時間、26%が7〜12時間』と、初産ママの半数以上が出産までかなりの時間を要していることがわかります。

前駆陣痛、または陣痛のような痛みを感じてもすぐに出産が始まるというわけではないので、慌てないようにしましょう。

前駆陣痛の特徴4つ

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前駆陣痛は、いわばお産の予行演習のような痛みです。

予定日よりも前に子宮の筋肉が収縮することで起こります。

痛み自体は本陣痛と似ているので、前駆陣痛の特徴について事前に知っておくと、

前駆陣痛なのか本陣痛なのかを判断することができます。

不規則なおなかの痛みや張りがしばらく続きますが、時間が経つと収まることが多いようです。

また、偽陣痛については、腹部に締め付けのような痛みや生理痛のような痛みが生じるので、

痛みの違いで、判断ができると思います。

前駆陣痛は、一般に妊娠後期に始まります。しかし、これだけではなく、妊娠中期から始まることも多いです。

この前駆陣痛と本陣痛の違いがよくわからないと不安を感じるプレママも多いようですね。

それでは、前駆陣痛の特徴をいくつか挙げてみましょう。

(1)痛みの強さや間隔が不規則

本格的な陣痛は規則的な間隔で痛みが発生し、だんだんと痛みが増していくのが特徴です。

しかし、前駆陣痛では痛みの強さや間隔がバラバラで、痛みが弱まったり強まったりすることも多いようです。

子宮収縮が不規則に起こるため、いつくるかのタイミングはわからないのです。

また、痛みの続く時間にも違いがあり、本陣痛では短い持続時間が徐々に長くなっていき、最後は1分半程度まで長くなることもあるでしょう。

これに対し前駆陣痛は持続時間もまばらで、規則性もないと言われています。歩いたり座ったり、通常の生活が送れることも前駆陣痛の特徴です。

(2)徐々に痛みが引いていく

前駆陣痛の痛みは、時間が経つにつれてだんだんと弱まり、遠のいていきます。

「陣痛かな?」と迷うような痛みの場合は、前駆陣痛であることがほとんどです。

また、姿勢を変えることで痛みがおさまっていくということもあるようです。

(3)夜に起こることが多い

前駆陣痛は深夜の時間帯に起こることが多いと言われています。

寝ているときに、「もしかして陣痛?」と目が覚めたものの、痛みが引いてそのまま寝てしまうプレママも少なくありません。

(4)人によって痛みの感じ方が違う

痛みの感じ方に個人差があるのも、前駆陣痛の特徴のひとつです。

あまり強い痛みを感じない場合には「お腹を下したかな?」という程度であり、時には生理痛の痛みと似ていると感じる人もいるようです。

お腹に張りを感じることもあれば、腰に重さを感じることもあるなど、その症状をまとめることは困難と言えます。

「ズキズキ」「チクチク」「キリキリ」「シクシク」など、その痛み方も千差万別。

「おなかの張るような痛み」、「生理痛のような痛み」、「下痢・便秘のような痛み」、「腰痛のような痛み」などと表現されることもあります。

人とは違うからといって慌てることのないようにしましょう

前駆陣痛と本陣痛の見分け方

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前駆陣痛は本陣痛と違い、痛みがだんだん強くなったり、間隔が短くなったりするということはないようです。

もし痛みを感じても、痛みの間隔がバラバラだったり、痛みが弱くなったりするような場合は少し様子を見るようにしましょう。

私自身も、2人目を出産するときはこの前駆陣痛が頻繁にきて、そのたびにドキドキしたものです。

私が経験した前駆陣痛も、痛みが起こる間隔が10分かと思えば20分になったり、1時間後にまた痛くなったりとバラバラで、我慢できる生理痛のような痛みが、時間が経つにつれて次第に弱まっていく、という感じでした。

前駆陣痛と微弱陣痛の見分け方

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基本的には、前駆陣痛のあと本陣痛が始まるということが一般的ですが、中には前駆陣痛をへて微弱陣痛になるという人もいるようです。

微弱陣痛とは、本陣痛と同じように規則的な痛みを感じるものの、その痛みが弱いというもの。

微弱陣痛が長引くと母子の体に危険が及ぶこともあり、緊急帝王切開などの処置へと切り替えられることもあるようです。

この原因は母体と胎児それぞれにあるとされています。

臨月時におこる胎動の痛みと陣痛の違い

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陣痛とは別で、臨月の時期に“胎動で激しい痛み”を感じる妊婦もいるようです。

症状としては、ギューッと子宮口を押される、あるいは膀胱のあたりを押されるような痛み。

「あれ? これは陣痛?」と不安を抱く方もいるかもしれませんが、いくら胎動が強くても“一時的な痛み”を感じる程度なので、本陣痛との違いは明確だそうです。

見分けるポイントは、『規則的かどうか、間隔が短くなるかどうか』。焦らずにここをまずは確認してみましょう!

とは言え、我慢が難しほどの激しい痛みが治まらず、お腹がカチカチに張るようなときはすぐに病院の医師に相談してください。

『常位胎盤早期剥離』『子宮破裂』などの異変が起きている可能性もあるので、適切な判断・処置が必要になります。

本陣痛が来る前に準備しておきたいこと

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特に初めての出産となる人にとっては、前駆陣痛も陣痛も初めての経験となります。

出産に際しての行動もどうすればいいのかわからないということが少なくないでしょう。痛みもあるだけに、中にはパニックになってしまう人もいるはずです。

そのため、少しでも不安なことがあれば、事前に確認してその疑問点を解消させておくことが大切。

出産当日は思わぬハプニングに見舞われることもあるため、落ち着いて準備しておきたいものです。

前駆陣痛は本陣痛と違い動けないほどの痛みではないため、普通の生活をすることもできます。ただし、お腹の張りがある場合にはあまり動かない方がいいでしょう。

病院を訪れる際には、「お腹の張り方」「痛みの間隔」「痛みの強さ」「出血などの異常の有無」を伝えられるようにしておくと安心です。

また、前駆陣痛については、どうしても個人差が大きいため、事前に先生や周囲の経験者に話を聞いていたとしてもその通りの症状が現れるとは限りません。

そのことを踏まえて、あまり神経質になり過ぎないようにすることが重要です。

多少人と違う部分があっても、無事に出産することをイメージして、大らかな気持ちで当日を迎えるようにしましょう。

先輩ママが語る“陣痛”エピソード

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“前駆陣痛”体験談

『36週過ぎたころに、恥骨あたりに“ギュン”とした痛みを感じました』

『夜中から午前中にかけてお腹に痛みを感じていました。次第に腰痛もひどくなり早く本陣痛が来ないかなと思ったときもありました』

『恥骨と尾てい骨が痛くて、毎日寝不足になりました』

“本陣痛”体験談

『痛みの種類としては“生理痛”。ただ痛みの度合いは比較になりません。でもこの激痛を忘れてしまうほどわが子はカワイイ!』

『私は、よく言われる“陣痛→おしるし→破水”を経て出産に至りました。10分間隔で痛みが襲ってきたので、「陣痛だ!」と気付き慌てて病院に連絡しわずか3時間ちょっとで生まれてくれました』

『不規則な痛みだったので前駆陣痛だなと思いきや、あっという間に本陣痛に。人それぞれのようですが、私はそのまま分娩台へ。もう少し遅かったら病院での出産が間に合わなかったかも……とゾッとします』

見分けが付かなかった体験談

『前駆陣痛だと思い、とくに気にせずいつも通りの生活を送っていました。若干痛みが強くなったと感じ、念のため病院に行ってみたらそのままスルっと安産で生まれました』

『規則的にキタキターーと意気込んで病院に行ったものの、前駆陣痛と言われ帰らされました。自分での判断がなかなか難しかったです』

初産と経産婦のお産の違い

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子宮口や産道が一度広がった経験があると次から開きやすくなるので、一般的に経産婦さんのお産は早く進みやすいと言われているようです。

個人差はあるものの、初産のときより分娩時間が短くなることが多く初めてのお産の約半分になる方もいるようです。

所要時間例として、初産婦で10~12時間、経産婦で4〜6時間と言われています。

そのため、経産婦さんは陣痛が15分間隔を目安に病院に連絡するよう指導されることが多いようです。

また、一度出産を経験している経産婦さんは前駆陣痛がないまま本陣痛になることがあると言われており、早めに病院へ来るよう指導されることもあるようです。

前駆陣痛で注意が必要な状況5つ

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(1)破水

前駆陣痛とともに破水してしまうこともあるようで、これは赤ちゃんが外とつながっているとも言える状況です。体外の細菌などに感染してしまう可能性もあると言えます。

大量の羊水が流れ出てくることもあれば、少量という場合も。

尿漏れの場合にはアンモニア臭がするため、無臭の羊水とは見分けることができるでしょう。力を入れてもとめられない場合は羊水と判断することもできます。

破水だった場合には、股にタオルなどを押し当てて、すぐに病院の指示を仰ぐようにしましょう。

(2)出血

出血には、おしるしとおしるしでない場合があり、そのどちらなのかによって対処法が異なります。

ティッシュに付着する程度の出血であればおしるしの可能性が高く、これは前駆陣痛と違って出産の10日ぐらい前から出産直前にかけて起こるものです。

これ以上に(生理のときのような)出血がある場合には注意が必要で、胎内に異常が生じていることがあるでしょう。

また、子宮口が開いてきている可能性もあるため、すぐに病院に連絡するようにしてください。

(3)痛みがおさまらない

陣痛の痛みというのは、その痛みの種類に違いがあってもいつかはおさまるものです。

しかし、その痛みがいつまでたっても消えなかったり、お腹に強い張りを感じたりするような状況が続けば、母体などに問題が生じている可能性もあるでしょう。

特に、胎盤剥離が生じている場合には危険な状況になることもあるため、すぐに病院を受診するようにしてください。

(4)胎動がない

赤ちゃんは、ママのお腹から生まれてくるまで動き続けています。

これを判断できるのが胎動の有無ですが、もし胎動を感じないということがあれば、赤ちゃんに何らかの問題が生じている可能性も考えられるでしょう。

いつもより注意深く赤ちゃんの動きを観察し、丸一日胎動を感じない状態が続いた場合には、すぐに病院へ行き検査してもらう必要があるかもしれません。

(5)臨月以外で前駆陣痛を感じる

妊婦さんの中には、臨月に入る前に前駆陣痛や本陣痛がきてしまうということもあるようです。

少しいつもと違うかなと思っていたところ、それが次第に規則的に、そして強くなっていくということもあるでしょう。

なお、切迫早産という診断をされたことがある人は、特に注意する必要があると言われています。

不安を感じた場合には、早めに病院を受診すると安心です。

前駆陣痛の痛みを和らげる方法2つ

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(1)リラックスした姿勢をとる

人によってラクな姿勢は違いますが、痛みが和らぐ姿勢を探してみるといいでしょう。

横になることはもちろん、足を上げたり股に座布団を挟んだりするのもいいかもしれません。

また腰などをさすってもらい、安静にすることで痛みが和らぐこともあるため、家族に頼んでみるといいでしょう。

カイロなどで痛みのある部分を温めるのも効果的と言われています。

(2)別のことを考える

家族と会話をしたり、テレビや音楽を楽しんだりして、痛みとは別のことを考えるようにするのもおすすめです。

気を紛らわすことで、いつのまにか痛みを忘れ去っていることもあるでしょう。

安心して出産をむかえるためにはリラックスすることが必要不可欠です。

 

陣痛の痛みを乗り越える方法5つ

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(1)無痛分娩

麻酔を使用することで、陣痛の痛みを緩和する方法。

メリットとしては、赤ちゃんにも余計なストレスがかからず、産後の回復が早いことが挙げられます。

ただし、収縮剤やかん子・吸引分娩になる可能性は高くなるので、しっかりとメリット&デメリットを理解した上での判断が必要になるようです。

(2)和痛分娩

痛みの和らげ方にはいろいろな方法があるようですが、中でも『硬膜外麻酔分娩』が多いようです。

陣痛が始まったら麻酔を投与して痛みを抑えます。

あくまで出産間近の激痛ピーク時の痛みを軽くする程度なので、それまでは陣痛の痛みも経験し、子宮口が全開するといきみを開始します。

しっかりと意識はあるので、通常の経膣分娩のようなお産が可能になります。

そのほか、麻酔ガスや静脈麻酔剤、局所麻酔剤などを使って陣痛の痛みを緩和させる方法もあるようです。

次に以下では、ママの実体験によるオススメテクをご紹介します。

(3)気合いを入れ過ぎない

陣痛開始からお産までは長い道のり! 最初に騒いでいたらいざというとき力不足でいきめない……なんてことも。

「ヒィーヒィー」と騒いだところで痛みが解消できるワケではありません。陣痛は“なるべく静かに過ごすこと”がオススメのようです。

(4)息を吐くだけに心がける

意識しすぎて、「ヒッヒッフー」が上手にできず……。結果、過呼吸になってしまう方もいるようです。

オススメは、「フー! フー!」と息を吐くことを心がけること!

吐けば自然と吸う作業へと連動します。まずは、吐くことに意識をおいてみても良いかもしれませんね。

(5)目は開いて出産!

痛すぎて目を閉じて挑む方も多いようですが、目を閉じていきんでしまうと目の周りの毛細血管がプチプチ切れて産後の顔がひどいことに……。

産後のことまで考える余裕がある方はぜひ、目を開いて出産! に挑戦してみてください。

まとめ

「陣痛のメカニズム」や「お産の基本的な流れ」などについてご紹介してきましたが、いかがでしたか?

前駆陣痛と本陣痛は、間隔や痛みで判断できるとは言え、始めての出産の場合は不安はつきもの。

考えすぎないようにと意識していても、「この痛みは……もしやこれは陣痛?」「あれ? 順番が違う?」とやはり気になってしまいますよね。

大切なのは、いつ本陣痛がきても大丈夫なように準備をしておく! ことではないでしょうか。

症状は人によって異なる分、教科書通りにはいかないのも現実です。予習・復讐をし、イメージを膨らませておくことが大切になってきそうですね。

●追記/パピマミ編集部
●モデル/前田彩(桃花ちゃん)、椎葉咲子(苺乃ちゃん、胡桃ちゃん)

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