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近年増加中!?産後に転職し、正社員として働くママ

近年増加中!?産後に転職し、正社員として働くママ

近年、結婚、出産を経ても正社員として働きたいという女性が増えています。

しかし、ママが働く環境は恵まれてるとは言えないため、子育てや家事との両立に不安を感じるママも少なくないでしょう。

どうしても仕事と育児の両立が難しく、正社員で勤めていた会社を退職してしまう方もいらっしゃいます。

今回は、正社員としての働き方や短時間正社員制度についてなど様々な観点から出産後のキャリアについてご説明していきます。

正社員で働くメリット

仕事と育児の両立をしながら正社員として働くメリットは何があるのでしょうか。

安定した収入

ママが正社員として働く一番のメリットは、やはり安定した収入です。

パートや派遣社員と異なり、正社員であれば賞与や福利厚生が受けられるようになります。

実際に、パートと正社員では生涯年収に1億円ほど差が出ると言われています。

スキルアップを目指せる

会社によっては、資格取得の際にかかる費用を支援してくれる会社もあるため、働きながらスキルアップを目指すことができます。

また、社員であれば管理職への昇給もありえます。

管理職になれば、仕事に対しての責任は重くなるものの、役職手当などがつくため、格段に収入が上がります。

手厚い保護

正社員になれば育児休暇が認められるので、「育児休業給付金」が支給されるほか、失業した場合の「失業保険」、「雇用保険」も支給されるので、より手厚い保護を受けることが出来ます。

社会的信用の向上

正社員になることで社会的な信用が高くなるというメリットもあります。

クレジットカードを作る際やローンを組む際などに審査が通りやすいです。

育児がしやすい

正社員として長時間働けば、子供と離れて過ごすことになります。

仕事から帰って来たら家事と育児が待ち構えていますが、一日中子供と離れて過ごしていた分、子供のことが可愛く見えて子供との濃密な時間を過ごせるというメリットもあるようです。

正社員だと大変なこと

正社員として働くメリットはたくさんありましたが、働く上で大変なこともあります。

家事、育児、仕事の3つをこなさなければならない

ママが正社員として働く際に最も大変なことは、やはり家事、育児との両立です。

フルタイムで働いたあと、家に帰ってからも家事と育児をしなければなりません。

子供の送り迎え、食事の準備、掃除など毎日やらなければいけないことがたくさんあるので、効率よく仕事をこなしていかなければなりません。

特に朝の時間は自分一人の準備で忙しいのにさらに子供の準備を手伝わなければいけません。

保育園や幼稚園に行く前に子供がぐずったり、行くのを嫌がったりすると、ママのイライラもピークに達してしまいます。

少しでも朝の準備の時間を増やすために、残日の夜にお弁当をある程度準備しておく、子供の持ち物を準備しておくなどの工夫をしているママもいらっしゃるようです。

子供の急病、怪我

子供を保育園や幼稚園に送り届けたと思ったら、子供の発熱や怪我で呼び出しの電話がかかってくることもあります。

正社員ママはその度に有給休暇を使うなどして会社を休まなければいけません。

同僚や上司の目

子供の急病で会社を早退するとき、時短勤務をするときに、やはり同僚や上司の目が気になる方が多いようです。

短時間正社員制度

みなさん、短時間正社員という言葉を聞いたことがありますか。

短時間正社員とは、その名の通り、普通の正社員より短い時間でで働く正社員のことです。

短時間正社員制度とは

短時間正社員制度は、育児・介護等と仕事を両立したい社員、決まった日時だけ働きたい入職者、定年後も働き続けたい高齢者、キャリアアップをめざすパートタイム労働者等、様々な人材に、勤務時間や勤務日数をフルタイム正社員よりも短くしながら活躍してもらうための仕組みです。

厚生労働省のサイトでは以下のように定義されています。

  1. 期間の定めのない労働契約(無期労働契約)を締結している。
  2. 時間当たりの基本給および賞与・退職金などの算定方法等が同種のフルタイム正社員と同等

※フルタイム正社員:1週間の所定労働時間が40時間程度(1日8時間・週5日勤務等)で、期間の定めのない労働契約(無期労働契約)を締結した社員

短時間正社員制度のメリット

  • 短時間でも正社員の恩恵を受けられる

短時間正社員になれば、昇給やボーナスなどの待遇を受けられます。

正社員になれない理由が勤務時間だけなら、短時間正社員制度を使わない手はありません!

  • 時間の余裕ができる

短時間正社員制度は、正社員でありながら時間の余裕ができるため、毎日の生活にゆとりができます。

育児や家事をやる時間が増えるほか、自分の趣味をやる、資格を取るために勉強するなどそれぞれのワークスタイルに対応することができます。

短時間正社員制度のデメリット

  • 任せてもらえる仕事が制限される可能性がある。

短時間正社員は正社員とはいえ、1日の勤務時間が短い、残業ができないなどの理由によってフルタイムの正社員とは仕事内容が異なってしまうことがあります。

  • フルタイム正社員より努力が必要になるかも?

短時間正社員はどうしても時間に追われてしまいます。フルタイム正社員なら1日でできる仕事も、短時間正社員だと2日かかってしまうことがあります。

この遅れを取り戻そうと必死になってしまう方もいらっしゃるため、場合によってはフルタイム正社員に比べてより一層の努力が必要になってしまいます。

企業側のメリット

  •  優秀な人材を確保できる

短時間社員制度を導入することで、企業はフルタイム正社員という枠から外れている優秀な人材を雇うことができます。

働く意力や能力のある人でも、育児や介護のためにフルタイム正社員で働くことを断念することがあります。

そのようなママたちを採用し、戦力になってもらうことができるのです。

まとめ

今回は、出産後の正社員への転職ついてご説明しました。

産後のママが会社を選ぶ際に、残業がないか、育児に理解を示してくれる会社かなど選ぶ基準は人それぞれです。

仕事を探す際に大事なことは「その仕事を続けていけるかどうか」です。

ご自分の状況、生活に合った会社を探せると良いですね。

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