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『仕事も家庭も充実させたいパパのための本』は夫婦の新しい教科書に決まり!

『仕事も家庭も充実させたいパパのための本』は夫婦の新しい教科書に決まり!

「仕事も家庭も、うまくいかない…」

パパになって、家庭と仕事の両立の難しさを目の当たりに……。

そんな落ち込んでいるパパに、オススメしたい一冊の本があります。この本を読めば、今までの悩みがパーッと晴れるはずです。

ワークasライフを築く方法がここに

「ワークasライフ」

この言葉を聞いたことがありますか?

言葉の通り、子育ても夫婦の営みも仕事も、全ての人生・生活の一場面として区別せずに捉えることを意味します。捉え方によっては、嫌な顔をする方もいらっしゃるでしょう。

しかしこれから紹介する「仕事も家庭も充実させたいパパのための本」を読めば、そもそもの仕事や生活の定義が変わり、生活の質をあげる考え方だと理解できるはずです。

ぜひ、参考にしてみてください。

 アドラー式で働き方を改革する

本書の1番の特徴は、仕事の問題を解決に導くだけでなく、家庭を充実させる方法も記されていること。仕事も家庭も満足度を上げていくための本質的な問題解決方法が記されているのです。

まさに、働き方改革ですよね。

本書を書いた熊野英一さんは、アドラー心理学を用いて企業や団体への研修を行っています。いわば、コミュニケーションのプロであり、アドラー心理学を第一線で使っている方です。

「アドラー心理学?むずかしそうだなぁ」と小難しい顔をしなくても大丈夫。本書は、小学生でも理解できるほどにわかりやすく、誰でもアドラー心理学を用いやすいように工夫されています。

 アドラー心理学とは

そもそもアドラー心理学を知らない方のために、ザックリと概要を説明させていただきます。アドラー心理学とは、フロイトやユングと並び、心理学界の3大巨頭と呼ばれるアルフレッド・アドラーが提唱したもの。

ミリオンセラーであり、実写ドラマ化もされた「嫌われる勇気」という本を皮切りに、日本中で大ヒットしている心理学です。

5年前に発売された本書が、今でも幅広い年代に支持されているのを知っている方も多いですよね。

「他人の人生ではなく、自分の人生を生きよう」と投げかけてくる考え方が、幅広い年齢層に受け入れられています。

仕事と子育て、両方の質を上げていく

なぜ働き方を改革すると家庭も充実するのか、不思議ですよね。ほとんどの夫婦は、仕事とプライベートを分けて考えているでしょう。仕事がうまくいっているけど、家庭ではうまくいかない夫婦が大勢いるのがその証拠です。

しかし分けて考える必要はありません。本書を読めば、仕事も家庭も問題の根本はシンプルであり、どちらも繋がっていることに気づくはずです。具体的な方法は、ぜひ本書を読んで確かめてみてください。

次章では、本書の一部を紹介します。

夫はロジックを捨て、妻はロジックを得る

・夫は、妻のロジックのなさに嫌気

・妻は、夫の理屈っぽさに嫌気

この2つは相反するものなのでしょうか?いいえ、違います。「仕事も家庭も充実させたいパパのための本」に書かれているアドラー心理学を学ぶことで、たちまち解決してしまうのです。

家庭にロジックを持ち込み過ぎる夫

仕事は、正論で行うもの。つまり論理を元に正解を組み立てることが肝になりますよね。しかし、そのロジックを家庭に持ち込んではいけません。

なぜなら、子育てや夫婦関係は正論で行うものではないからです。

ロジックがなければ話は進まないよ!と思うのであれば、ぜひ本書を読んでみてください。その方法ではいつまで経っても、家庭での問題が解決しないことに気づくはずです。そしてその問題を解決する方法が、いかにシンプルかがわかります。

家庭で感情的になりがち妻

夫とは逆に、妻はロジカルに考えることを忘れがちです。論理で話した方が伝わりやすい場面で、感情的になっていませんか?

数学の問題を解いているときに「わたしがそう思うから」という回答は適しません。

同じように、家庭内でもロジックが必要な場面に出くわします。もちろん、全てではありません。でも、そこで感情的になってしまっては、問題を解決することはできないのです。ここで大切なのは、「夫はどう思っているかな?」と夫の心を想像すること。

本書はパパ向けの本ですが、ママが読んでも必ず役にたつエッセンスが凝縮されています。

相手の立場を理解する「かけ橋」がアドラー心理学

今説明した2つのお話は、どちらも本書を読んでいなければピンと来ないかもしれません。しかし本書を読むと、「そうそう!」や「もっと早く気づければよかった」などなど、新たな視点から夫婦を客観視できるようになります。

もちろん複数の視点を身につけたからといって、仕事も家庭もうまくいくわけではありません。

それでも、本書に書かれている本質的な問題解決方法を知ることで、仕事や家庭の問題は解決されやすくなるはずです。

仕事も家庭もプロフェッショナルへ

仕事も家庭も充実させたいパパのための本」は、「働き方改革なんてムリだよ」と思っているパパの教科書になる一冊です。アドラー心理学は、実践の心理学と言われ、続けなくてはより良い効果は見込めません。

実践することを最初はむずかしいと思うかもしれませんが、続けていくことで成果は目に見えてわかってくるはずです。

続けるのが難しいといわれるアドラー心理学を誰もが実践できるように工夫しているのも、本書の特徴の1つです。

本書の中盤には、著者である熊野さんのカウンセリングを受けて実際に夫婦仲が良くなった夫婦の実体験のエピソードが記されていますので、その点にも注目して読んでいただければと思います。

仕事も家庭もより良い方向に改善して、人生の生産性を向上させていきましょう。

そして、「ワークasライフ」に。

まとめ

熊野英一さんの著書、「仕事も家庭も充実させたいパパのための本」を紹介させていただきました。本書は、アドラー心理学の視点から仕事の生産性をアップさせ、なおかつ家庭も充実させる方法を説いています。

ぜひ、手にとって読んでみてください。

ちなみに、本書の一作目に当たる「家族を笑顔にしたいパパのための本」のような子育て系の本も出されています。

パピマミ編集部で「「家族を笑顔にしたいパパのための本」は、アドラー心理学を使った子育て本の決定版! 」という書評も書いていますので、ぜひ目を通してみてください。

 

著者へのインタビューはこちら。

夫婦がアドラー心理学を用いて家族を笑顔にする方法とは?(前編)

夫婦がアドラー心理学を用いて家族を笑顔にする方法とは?(後編)

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