夫婦で寝ると睡眠の質が上がる?でも寝室が一緒なのは全体の2割の現実
2018年10月2日 | よみもの夫婦で寝ると睡眠の質が上がる?でも寝室が一緒なのは全体の2割の現実

夫婦になると、一人の生活から二人の生活に変わります。
最も大きな影響の1つが、睡眠と言えるでしょう。
母と子どものような関係ではなく、妻と夫の関係です。同じ屋根の下でも、一緒に寝るのか、別々に寝るのか、人によって好みが分かれますよね。
では、世の中の夫婦はどうなのでしょうか。
セブンドリーマーズ調べによるインターネットを利用した睡眠に関するアンケートを見ていきましょう
平均的な睡眠時間は「6.5時間」

セブンドリーマーズ調べ
セブンドリーマーズ調べのアンケートに答えてくださったのは、全国の20歳以上の2000人の男女です。
まず始めに、世の中の男女の平均睡眠時間を確認してみましょう。数十分の誤差はあるものの、男女ともに平均は6時間から7時間の間。
休日も土日も、誤差なく眠っている人が多いようです。ただ、理想の睡眠時間が7時間であり、その理想時間に足りていないことから、睡眠への満足度は高くないのかもしれません。
関連記事:身体ナビゲーションVol.97「必要な睡眠時間の決まり方」
夫婦で一緒に寝ると睡眠の満足度は高い!

セブンドリーマーズ調べ
理想の睡眠時間は満たしていないくても、今の睡眠に満足して居る方々もいらっしゃいます。
その違いはどこにあるのでしょうか?
画像の詳細は、「睡眠の質に満足していますか?」という質問を対象者に行なった結果です。
この結果の数字は、スリープサイクルのような睡眠の質を測ってくれるアプリを使って調べているわけではなく、主観的に睡眠の質を自己申告してもらっているので、精度が高いとは言えないのが難点ですね。
しかしそれでも、夫婦で一緒に寝ている夫婦の睡眠の満足度は高いと言えるでしょう。
専門家曰く
約20万年前に地球上に誕生した我々人類(ホモサピエンス)は、日中明るい時に活動して食物を獲得し、夜は安全を確保できる場所で寝ることが基本生活でした。
暗黒の世界となる夜活動をするのは、悪魔化、泥棒か夜警だけで、夜は最も恐怖な時間帯で安全を確保して寝るしかなったのです。
(中略)
赤ちゃんは母親に抱かれて安心して眠ります。「夫婦で眠る人ほど睡眠の満足度が高い」という今回の結果に感動しました。現代のような平和で治安が良い日本であっても、隣に信頼する人が居ると安心して眠るのですね。
一緒に寝ていて気になるのは「いびき」

セブンドリーマーズ調べ
「でも一緒に寝ると色々あるよね…」と思われますよね。たしかに、一緒に眠ると問題は起きやすい。
その証拠に、他人と一緒に寝ている方々で、睡眠の質が「不満足」と答えた方が3割近くいらっしゃいます。その3割の方々は、どんな不安を抱いているのでしょうか。
「他の人と寝るときに気になることは?」という質問の回答で、最も多かったのは「いびき」です。
女性からの要望が4割弱、男性からの要望が3割でした。
男性にも3割近くの要望があるのは意外ですよね。他人と一緒に寝ている男性の3割は、相手のいびきを気にしているのです。
関連記事:身体ナビゲーションVol.94「睡眠のメカニズム」
夫婦で一緒に寝やすくするための工夫

セブンドリーマーズ調べ
一緒に寝ている相手に対して最も多かった不満の「いびき」の原因を調査したアンケートです。
結果を見てわかるように、約5割の方が原因を把握していません。
これが原因でいびきに!と言えるような万能薬がないので仕方ない気もしますが、「いびき」や「寝相」が原因で、夫婦で一緒に寝づらいのはもったいないですよね。
一緒に寝た方が睡眠の満足度が上がるとわかっているのであれば、一緒に寝たいのが夫婦というもの。
であれば、その原因を1つずつ改善していきましょう。

セブンドリーマーズ調べ
セブンドリーマーズ調べのアンケートに答えてくださった2000人の男女に聞いた「睡眠の質」を向上させるための行動一覧です。
・部屋の明るさを調整
・温かい飲み物を飲む
・昼寝や運動を取り入れる
などなど、「いびき」が治るとは限りませんが、睡眠の質を上げる方法はたくさんあります。
睡眠の質が高ければ、「いびき」も起きないですから、ぜひ参考にしてみてください。
まとめ
夫婦って一緒に寝た方がいいの?という問題を抱えているんであれば、ぜひ一緒に寝ることをオススメします。
専門家も言ってたように、人間は太古の昔から群れをなして生きてるので、隣に誰かいる状態に安心します。
一緒に寝れば夫婦間での会話も増えて、一石二鳥ではないでしょうか。
ぜひ、試してみてください。