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夫婦のすれ違いを修復しよう! 相手とわかり合うための3つの処方箋とは

夫婦のすれ違いを修復しよう! 相手とわかり合うための3つの処方箋とは

なんで理解してくれないの?

どうしてわからないんだ!

と意思疎通に苦しんだ経験ありますよね。

そんな夫婦間での会話に悩んでいるあなたに、パピマミ編集部が脳の違いをもとに会話をスムーズにする方法をご紹介します。

脳のメカニズムを理解するだけで、今までよりも会話がグッとスムーズになるはずです。

男性脳と女性脳を見分ける簡単な方法

まずはじめに、あなたの右手の指の長さを確認してください。

次のどちらでしょうか。

A.人差し指より、薬指が長い

B.薬指より、人差し指が長い。

もしくは同じくらい

Aだった方は、男性脳です。

Bだった方は、女性脳です。

夫はAで、妻はBが多いのではないでしょうか。男性は男性脳になりやすく、女性は女性脳になりやすいのです。

男性脳、女性脳と聞きなれない言葉を使いましたが、人間は生まれつき、脳の作りが一人一人違います

つまり、自分が男性脳なのか、女性脳なのかはっきりさせるだけで、コミュニケーションが円滑になりやすいと言えるでしょう。

男性脳か女性脳の違いは、イギリスの心理学者であるジョンマニング氏によると、母体のお腹の中にいるときに浴びた男性ホルモンの量で決まると言われています。

お母さんのお腹の中で男性ホルモンを大量に浴びると、「人差し指」が長く、男性ホルモンの量が少ないと、「薬指が長いかほぼ同じ長さ」に。

ただ、この話は傾向というだけで、白黒つけられるものではありません。全ての男性が完全な「男性脳」ではありませんし、全ての女性が完全な「女性脳」でもありません。

しかし脳によって行動や思考が違うのは、「男女は分かり合えない」という世の風潮を見れば明らかです。傾向の話である、という前提をもとに話を進めていきます。

男性と女性の「脳」はちょっと違う

「人間は、男性脳と女性脳に分かれている」

この脳のメカニズムを知らないと、相手を理解できずに行き違いが増えてしまいます。

ご存知かもしれませんが、脳には「右脳」と「左脳」があります。

右脳は、直感や感性を司り、左脳は、言語や思考を司ります。人間は、この2つの右脳と左脳を交互に使って、脳を使っているのです。

重要なのは、この2つ脳をバランス良く使える人と使えない人がいるということ。

脳波を測るMRI検査をして、男性と女性の脳の違いを測った実験があります。

その実験の結果によると、女性は、右脳と左脳の両脳をスムーズに使えるのに対し、男性は片方の脳しか使えないようになっています。

両脳をスムーズに使えるとはつまり、言葉からイメージを膨らませたり、感じたことを言葉にできる能力。

男性が女性のマシンガントークを見て、「ついていけないなぁ」と思うのは、女性が両脳を巧みに使って会話をするためです。

逆に、男性は右脳か左脳、どちらかでしか会話ができません。言葉を話すには論理が必要ですよね。

つまり左脳を使うので会話に感情が入らず、女性に「理屈っぽいなぁ」と言われてしまうのです。

関連記事:どちらがニガテ? 「男性脳」と「女性脳」で片付け能力に違いはあるのか 

夫婦の会話を良くするための3つの処方箋

脳の違いを知ると、夫婦間での会話も変わります。

これから、夫婦の会話を脳の違いを元に良くしていく3つのコツご紹介します。

どれも男性脳、女性脳に合わせた使い方ができますので、ぜひ使ってみてください。

1、競争が好きな男、共感を求める女

例えば、友達との会話中に美味しいラーメン屋の話が出たとしましょう。

男性脳同士だと、どんな会話になると思いますか?

「あの店のとんこつラーメンの方が美味しい」

「いや最近できたうちの近所のあの店のみそラーメンの方がやばい」

「いやいや、むしろ俺が作った方がうまいね」

という風に、少し極端な例ですが、相手より優位に立ちたいと思う気持ちが働きやすいのです。

逆に女性脳同士で言えば、

「私はとんこつラーメンが好きだなぁ」

「え、私も好きだよ。じゃあ今度行かない?」

「いいね、〇〇ちゃんも誘ってみようよ」

という風に、相手と気持ちを共有しようとします。

男性脳は、相手より優位に立ちたがり、女性脳は、相手と情報を共有しようとするわけです。

この差を理解すると、夫婦間での会話もスムーズになるのではないでしょうか。

つまり、夫と話すときの妻は、夫を優位に立たせてあげる。

妻と話すときの夫は、妻の話に共感してあげること。

2、論理で動く男、感情で動く女

悩みを抱えている彼女からの「大丈夫だよ」というメールをそのままにしていた彼氏が、「なんでわかってくれないの!」と後になって激怒されるようなエピソードをよく聞きませんか?

男性からしたら、「大丈夫って言ったでしょ……」と思いますよね。

この違いも、男性脳と女性脳の違いからも生まれます。

言葉にしてほしい」と思うのが男性脳、

言わなくても察してよ」と思うのが女性脳です。

男性脳の方は、相手の言葉の裏を読み取ろうとはしません。

ものごとを論理的に、そしてシステム的に考えてしまいます。だからこそ、言われた通りにだけ行動してしまうのです。

反対に女性脳の方は、言葉を論理だけで受け取りません。言葉の裏にある感情を察しようとします。

先ほどの例で言うと、

女性の「大丈夫だよ」の裏には、「大丈夫だよ(いやそんなわけないでしょ。助けてほしいよ!)」が隠れているわけです。

言わなくても察してほしい女と言わないとわからない男、細かい違いかもしれませんが、こんな些細なことが行き違いを生んでしまうのです。

男性脳の方に大切なのは、女性脳の方の言葉を裏の感情を理解すること。

逆に女性脳の方は、男性脳を理解して、伝えたいことはしっかり言葉にしなければいけません。

3、結論を求めてしまう男、過程を大切にしたい女

女性と喧嘩をしている最中に、「あのときあなたはこうだった」と言われた経験のある男性は多いはずです。

「今その話する?」と男性なら驚きますよね。

さらに「どうせあなたはこれからも変わらないよ」と、なぜか未来の話を持ち出してきたり。

男性からしたら理解できません。「タイムスリップして未来を見てきたの?」と心の中でツッコミたくなりますね。

しかしこの思考のズレも、男性脳と女性脳が関係しています。

お分かりように女性脳の方は、思考を過去や未来へと広げる傾向があります。

逆に男性脳の方の傾向としては、過去や未来よりも目の前のことに集中しやすい

男性脳の方が「ごめん、本当に申し訳ない。これから気をつけるよ」と女性脳の方に謝っても満足してくれないのはそのため。

こんなときは「この前もそうだったよね。だから今も怒らせちゃってるんだよね」と過去を拾いながら謝ると、思考の行き違いを防ぎやすくなります。

逆に男性脳の方に謝るのであれば、今目の前で起こっていることに集中して、精一杯謝ればいいわけですね。

これが、男性がちょろいと言われる所以かもしれません。

ルパン三世に出てくる峯不二子を許してしまうルパンの気持ちが、男性脳の方なら、なんとなくわかるのではないでしょうか。

過去に散々酷い目に会っているのに、今この瞬間で必死に謝られると許してします。

そういう性質があるんです。

関連記事:毎日すれ違い! 子育てママの「夫婦のコミュニケーション」のとり方3つ

脳のメカニズムを理解して会話もスムーズに

話をまとめると以下の3つです。

・人間は、男性脳か女性脳わかれている

・脳の違いで、会話の仕方も変わる

・脳の違いを理解すれば分かり合える

相手の脳の違いを理解すれば、スムーズで楽しい夫婦の会話になるはずです。

ぜひ試してみてください。

 

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