3人兄弟でもできる! 育児と仕事を両立するためのコツ
2018年7月26日 | よみもの3人兄弟でもできる! 育児と仕事を両立するためのコツ

こんにちは。メンタルケア心理士の桜井涼です。
育児と仕事を両立させるのに、日々全力を尽くしているママ達がたくさんいます。
今回は、3兄弟を育児中の働くママにお話しを伺い、その中で見えてきた両立させるためのポイントと協力要請をするときの言葉かけに焦点をあててみました。

体験談:35歳、3人男子のパートタイムママの場合
他県から引っ越してきたYさんは、「育児と仕事で日々大変で死にそうだ」が口癖の女性でした。公務員のご主人と子ども達の5人家族で官舎に住んでいます。子どもは3人とも元気盛りの男の子です。(小6・小1・幼稚園児)
今では育児と仕事の両立をし、好きなヨガのインストラクター資格を取ることができました。しかも、口癖もなくなり、毎日幸せそうです。
Yさんのある平日のタイムスケジュールです。
5:00 起床:洗濯機を回し、コーヒーを沸かしながら早朝ヨガ
5:45 シャワーを浴びて着替え
6:00 朝食準備とお弁当作り
6:30 家族を起こし、みんなで朝食
7:10 夫出勤(ゴミ出しを依頼)
7:20 小学生組が登校
(朝食の後片付け・洗濯物を干す・三男の着替え・メイクなど)
8:00 三男と共に出勤
8:10 幼稚園に送り届ける
8:20 出社
15:00 退社(迎え前に買い出し)
15:40 三男と次男(学童)お迎え
15:50 帰宅
(洗濯物取り込みから片付けと買ってきた物を片付けて夕食準備)
16:30 長男学校から帰宅
(入浴時間までにお風呂掃除を子ども達にお手伝いさせる)
18:30 子ども達が入浴
19:30 夫帰宅・家族で夕食
21:30 子ども達就寝
(ここまでの間に夕食片付けとお弁当準備・入浴)
22:00 夫と自分の自由時間
(予定を確認するなど)
23:00頃 就寝
すごく時間びっしりに思えますよね。
「コーヒーを飲んだり、雑誌を見たりという時間は十分に取れています。」とのことでした。
育児と仕事を両立させるコツ
育児と仕事を両立させるためは、「無理をしない」ことが大切です。
頑張りすぎてしまうママなどは、一生懸命になりすぎてしまう傾向にあり、ママ自身が疲れてしまいます。これでは、うまくいかなくなってしまうでしょう。
無理をしないことを前提に、育児と仕事を両立させるためのコツを4つ紹介します。
育児と仕事を両立させるための4つのコツ
・子供に手のかからない時間帯に行動
朝や子どもが寝てからなど動ける時間を活用
・子育て支援活用
ファミリーサポートやベビーシッターなどの自治体にあるサービスを活用
・育児予定と仕事予定は一目でわかるようにする
家族みんなが一目でわかるようにカレンダーなどに書き込んでおく
・ママ自身の楽しみを見つける
リフレッシュ時間は、短くても毎日持てるように先に確保
女性は、機転が利き行動もできるので、マルチタスクに向いています。だから、家事育児に仕事と重なってもこなせるのです。
しかし、1人で行うには限度があります。それを解消するために、協力とリフレッシュが必要不可欠です。
家族に協力要請するための言葉のかけ方
育児や仕事の両立には、夫や親、義親など家族の助けが必要です。しかし、すべてにおいて協力を得られない場合もあるでしょう。
なるべくイエスの返事と、協力してもらうためには、言葉のかけ方を変えたり足したりしてみるという方法があります。
育児の協力をしてもらいたいとき、「ちょっと手伝ってよ。」や「おむつくらい替えて」なんていう言い方になっていませんか?
これだと、ちょっとしたケンカやイライラの蓄積になります。言葉のかけ方を変えて回避しましょう。
以下が例です。
・「○○だけお願いしてもかな?」
限定することで手伝いやすくなる
・「あなたの時間を使って申し訳ないんだけど、○○頼めるかな?」
最初に謝っておくと相手が断りづらくなる
・「こんなことあなたにしか頼めないの。お願い。」
頼られると断りづらくなるし、相手も悪い気はしない
気持ち良く一緒に育児ができるように、言わなくても協力してもらうために、労いの言葉を必ずかけるようにすることをおすすめします。
「ありがとう」や「助かったわ」などの労いの言葉と共に、笑顔を付けるとなお良いでしょう。
社会に出て働くという素晴らしいことをしているママ達。
育児と仕事を両立させるのは大変です。だから、ママ自身が無理をせずできるようにコツと言葉かけを試してみましょう。
きっと大変さの中にも充実感を覚えることができるようになると思います。
【参考書籍】
伝え方が9割
著:佐々木圭一
●ライター/桜井涼
●モデル/大上留依