あなたは知っている? 育児の効率化に役立つ3つのヒントとは?
2018年7月13日 | よみものあなたは知っている? 育児の効率化に役立つ3つのヒントとは?

こんにちは。ママライターのあしださきです。
今回は、「育児の効率化」をテーマに、ヒントになるアイデアを3つご紹介したいと思います。
ぜひ、これを参考にして少しでもママやパパの負担を減らすことや、お子さんとの大切な時間をより楽しく、その時期だけのかわいい姿を心のゆとりをもって見守って欲しいと思います。

動線を意識して収納を変える
産後の忙しい日々の前に、妊娠中にできる育児の効率化についてご紹介します。
筆者はインテリアコーディネーターです。部屋をレイアウトする際に重要な要素は「動線」であると経験的に知っています。これを育児の効率化に生かしてはいかがでしょうか。
例えば、毎日の洗濯物。
妊娠中はそれほど気にならないでしょうが、赤ちゃんが生まれるとその量は倍増します。ベランダから洗濯物を取り込んで・運んで・畳んで・しまうという4ステップを別々の場所で行うことは非効率的です。
定位置をひとつ決め、そこですべてが完結できるようレイアウトを変えておくのがおすすめです。赤ちゃんの肌着やタオルの収納などはベランダの窓近くに移動しておきましょう。
これは一例ですが、目が離せない赤ちゃんの育児はとにかく「タイムマネジメント」が命だと思います。
一度の料理でストックを作る習慣にする
こちらも「タイムマネジメント」に分類できますが、産後体力が落ちている時だからこそ食事は大切です。
しかし産後ママは自分の食事を疎かにしがちだという調査結果(※)が出ています。
この場合にできる効率化のススメは「一度の料理で何食分かストックを作る習慣」です。
例えば簡単なのはカレーやシチューなどを一度に多く作って、小分けで冷凍しておくこと。
また、野菜も買ってきたその日の夜には切って(夕食を作るついでに)、用途別にフリーザーバッグなどにつめて冷凍しておきます。
するとお味噌汁、炒め物などが下ごしらえをせずに作れて、洗い物も出ないので便利です。
また、お子さんの離乳食作りでもこの方法が大活躍します。
筆者にとって離乳食は「できれば避けたい」育児の項目でしたが、この方法で乗り切ることができました。
育児の効率化の最後の砦は夫との協力
出産という大仕事を終えたあと、家事や育児に協力的ではない旦那さんがいる場合、奥さんは疲れてしまう可能性がありますよね。
旦那さんと協力できていない場合、精神的にも追い込まれる要因なので、ぜひ意識して改善していきましょう。
しかし完璧を求めてはいけません。
「ちょっとひと手間」という部分で旦那さんに協力してもらいませんか?
例えば、「忙しくて家庭のことは妻に任せきり」という場合。
・帰りが遅くいつも最後にお風呂に入る夫にお風呂の湯を抜いて、サッと水をかけて汚れを流しておいてもらう。
・洗濯機のタイマーを、翌朝早い時間にセットしておいてもらう。
・重い洗濯かごをベランダのある部屋まで運んでもらう。
・天気の良い日は朝、布団を干してもらう。
これらはママの負担を驚くほど軽減してくれます。
いかがでしたか?
最初にお願いするときは、「得意そうなこと」や「ついでにできること」が良いと思います。この最初の一歩がうまくいけば、育児本体への協力も期待できると思います。
●出典
妊産婦等への食育推進に関する調査
●ライター/あしださき
●モデル/藤沢リキヤ,福永桃子