お風呂場のピンクの汚れはカビじゃない!カビのできる場所と予防法
2018年2月15日 | よみものお風呂場のピンクの汚れはカビじゃない!カビのできる場所と予防法

こんにちは、ライターのyossyです。
食品にしてもお風呂場や洗面所、キッチンなどの水回りにしても、カビを発見すると気分が悪くなるものですね……。
また、布団や衣類にカビが生えることもあります。そうなると取り除くのが難しいですし、健康への影響も心配ですね。
どう対策していけばいいでしょうか。

キッチン・浴室回りは「クロカワカビ」対策が重要
水回りでは、黒いカビ(クロカワカビ/クロカビなどと呼ばれる)を見かけるケースが多いのではないでしょうか。
このカビは湿度90%以上の状態をよく好みますので、水回りに発生しやすいです。
・換気や水分のふき取りによって湿度を下げる
・こまめに掃除する
ということが、当たり前のようでとても重要です。
頻繁に掃除をして、浴室やキッチンを使った後には毎回拭くというのが理想です。
浴室を全面拭くのが難しい場合は、換気扇をしっかりまわすこと。換気扇だけでは乾燥しきれない部分(水が溜まりやすい部分)だけでもふき取るということを続けていきましょう。
ちなみに、お風呂場や洗面所の排水溝付近等によく発生する赤・ピンクっぽい汚れがありますよね。実は、あれはカビではなく「ロドトルラ」という酵母です。
エタノールで掃除して除菌しましょう。
布団や衣類に発生するカビ対策
布団や衣類にカビが生えることもありますね。こちらも、湿度を下げることで基本的には防止できます。
クローゼットや押し入れのなかの湿度が上がっているのにそのままにしていると、「気づいたら客用の布団にカビが生えていた」「冬用の衣類にカビが生えていた」ということになりかねません。
布団や衣類は直接肌に触れるものでもあるので、十分に注意したいところです。湿度が高い時期には、市販の湿気取りを使いましょう。
また、しまう前に乾燥させるひと手間も重要。
雨などで濡れてしまった衣類は、一時的に違う場所に掛けてしっかり乾かしてからクローゼットにしまってください。
布団については、一見濡れていないようにみえても、寝ている間にコップ1杯分程度の汗をかきます。敷きっぱなしはご法度。頻繁に干すことが大事です。
押し入れにしまう際は、すのこ・除湿シート等のうえに置くようにしてこまめに換気しましょう。
特に長い間しまう場合は、天日干しをするか布団乾燥機をかけるなどして、完全に乾燥させてからしまわないと危険です。それでも、天気のいい日には時々出して干すと安心ですね。
カビは、一度発生すると取り除くのが難しいものです。健康にも影響があるため、しっかり対策をしておきたいですね。
【参考リンク】
・お風呂の「ピンク汚れ」はカビじゃなかった! ピンク汚れの原因・落とし方・予防法|東京ガス
・カビについて|ダスキン