できるだけ早く!? 子どもが小さい時に整えておくべき生活リズムと生活習慣
2018年1月22日 | よみものできるだけ早く!? 子どもが小さい時に整えておくべき生活リズムと生活習慣

子どもが成長してくると、一日の生活リズムを親が整えてあげる必要があります。
朝起きる時間や朝ごはんの時間、お昼寝のタイミング、寝る時間といったことです。
特に小さい子どもを持つママは気をつけておかないと不規則な生活習慣によって親自身の生活リズムを乱される可能性すらあります。
皆さんの中にも小学校高学年になった途端に夜更かしを始めた方もいるのではないでしょうか。
ただ子どもは夜早く寝ることで成長ホルモンがきちんと分泌され、身体が成長していきます。
子どもの身体が健全に成長するための基礎が整うのが幼少期と言われているわけです。まずは早寝早起きのペースを整えてあげましょう。
加えて今回は、子どもに早めに身に着けてほしい生活習慣を紹介していきます。

1にも2にも「睡眠」
睡眠と一言に言っても質の良い睡眠は最近色々なところで叫ばれていることです。
例えば同じ時間睡眠していても音や光の存在によって全く睡眠の質が異なります。
子どもが小さい時は特に大人の睡眠より眠りが浅いためちょっとした物音や光で起きてしまいます。
一方で急速に発達するタイミングでもあるため質の良い睡眠ができるような環境で育つことが一番です。
親の姿勢を皆う「挨拶」
子どもが話せるようになるのを待たなくても、子どもに挨拶の習慣をつけさせることはできます。
まずは親がお手本を見せてあげましょう。
近所の人や顔なじみのスーパーの店員さん、バスの運転手さん、児童館の先生などに親がきちんと挨拶しているところを見せてあげます。
お辞儀の真似ができるようになったら、一緒に頭を下げるようにするといいのではないでしょうか。
子どもがまだ幼いころから挨拶の習慣をしっかりつけることで、社会で生きていく上での基本中の基本を身につけることができます。
可能な限り食後には必ず「歯磨き」を
幼稚園に入るまでは、家で遊ぶことが多いと思います。
お世話をするママやパパには少々手間になりますが、家にいるときは食後必ず歯磨きをしてあげましょう。
ママやパパが朝晩しか歯磨きの習慣がなくても、子どもは可能な限り食後の歯磨きをします。
早めに歯磨きする習慣を身につけなければ高額な治療費を払うことになるかもしれませんよ。
歯磨きの習慣をつけさせると、もしママやパパが食後の歯磨きを忘れても子どもから「歯磨きしてないよ!」と教えてくれるようになるでしょう。
ウイルスや菌から自分の身を守る習慣「うがい・手洗い」
インフルエンザなどの感染症が流行する時期だけでなく、一年を通じて外出先から家に帰ったら子どもに「うがい・手洗い」の習慣をつけさせることも大切なことです。
風邪やインフルエンザによって被害を受けるのが子供だけではなく親自身ですよね。
そのためには、ママやパパも一緒にうがいと手洗いをすることが必要です。
「一緒にうがいと手洗いしよう」と声をかけると子どもも受け入れやすいでしょう。
子どもが手洗いをしやすいように泡で出てくるタイプのハンドソープを用意することをおすすめします。
まだ子どもが小さく、いわゆる「喉を洗ううがい」ができない場合は、まず口に水を含んで吐き出すことから練習してもらいましょう。
挨拶、歯磨き、うがい・手洗いといった生活の基本となる習慣は、小学生になってからでもよいのでは?と思われるかもしれません。
しかし、小学生ともなるとすでに自分の生活ペースができあがっています。
そこに親から半ば強制的に新たな習慣を組み込まれると反発されるかもしれません。
ですので、まだ子どもなりの生活習慣ができあがっていない年齢のうちから親が生活習慣を作ってあげることが大切なのです。
筆者の息子は一時期恥ずかしがって挨拶をできなくなってしまいました。
でも根気よく言い聞かせることで、元通りに挨拶ができるようになりました。
筆者のケースのように親の思い通りにいかないこともあるかもしれません。
子どもの話をよく聞き、「なぜ挨拶をしなければいけないのか」「なぜ歯磨きをしないといけないのか」「なぜうがい・手洗いをしないといけないのか」をかみ砕いて話すことで、子どもは理解してくれますよ。
【参考リンク】
・改善しょう! 子どもたちの生活リズム – 東京都医師会
https://www.tokyo.med.or.jp/old_inf/hayaoki.pdf