「パパもうやめて」子を持つパパの禁煙体験
2018年1月12日 | よみもの「パパもうやめて」子を持つパパの禁煙体験

こんにちは、こじらせ美容オタク家のともです。
家族にとっては大迷惑なパパの喫煙。特に子供がいると受動喫煙のリスクもあり、なにがなんでもママとしてはやめて欲しいもの。
しかし禁煙はそんなに簡単なものではありません。「はい、今日からやめた!」でやめられた人は、ほぼいないと言ってもいいでしょう。
そこで子供ができてからタバコをやめたパパのエピソードを聞いてみました。

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(1)素直に子供のためにやめられた
『今までは“なんとなく”で吸っていたけれど、同じ家の中に赤ちゃんがいるとなると別。
換気扇の下どころかベランダに出て吸うことが義務づけられた。
独身ならそんなこと言われてもスルーだが、子供がいると義務感はハンパない。
しかし暑い日や寒い日はベランダに出るのがかなり面倒に…。本数が徐々に減り、いつの間にか吸ってなかった』(20代男性/営業)
タバコはイライラしている時に吸いたくなったり、ストレスが溜まったら吸いたくなったりします。タバコを吸うにも理由が存在するということ。
ただ“なんとなく吸っていた”という人の場合は、タバコのきっかけは特別に大きなものではありません。
そのため「赤ちゃんのためにやめよう」と少し我慢するだけで、やめることができたよう。
しかしこれも長年常習化していると“なんとなく”だとしても、やめることがどんどん難しくなってきます。
自分の喫煙歴がまだ少しでも浅いうちにやめる方がスンナリ成功するのです。
まだ子供が赤ちゃんのうちにやめようと決意することが、自分のため、また家族の健康のためにもベストです。
(2)子供に癒されたり励まされたりでやめられた
『「吸ってはダメだ」と思うたびに、ますます吸いたくなり、いつも禁煙は断念していた。
しかし赤ちゃんができて、家で吸いたくなったら子供の顔を見るようにしたり、子供と遊んでみたり、と気晴らしをするようにしたら……一年ぐらいかけて全く吸わなくなった』(30代男性/公務員)
『子供が少し大きくなると「パパ、タバコ吸ったら死んじゃう…」と吸うたびに泣きそうになりながら言われるようになってきた。
子供に本気で心配されると悲しくなるし、将来子供にも吸って欲しくないから、やめようと思うことがやっとでできた』(20代男性/金融)
子供のお陰で禁煙できた、というパパは多いよう。
吸いたくなってしまったら、子供との時間を過ごすことによってタバコから意識を遠ざけることができるのも理由の一つ。
またかわいい赤ちゃんの顔を見ているとイライラも軽減し、タバコを吸おう、とも強くは思わなくなってきます。
そして子供がタバコのことを理解できる年齢になると、子供から切実に「パパ、タバコ吸わないで!」と、お願いされることも。
子供からお願いされると、パパとしても「絶対にやめよう」と思えますよね。また親が吸っていると子供も大きくなって吸ってしまう可能性は高くはなります。
「子供が大人になってから吸って欲しくない」という親心も絡み、決意は固くなるということです。
(3)自由に使えるお金がなくなったからやめられた
『子供ができてからお小遣いも激減。毎日の昼飯だけでほぼなくなる。
つまりタバコを買うお金がなくなった。タバコなんて贅沢品は買えなくなりラッキーなことにやめられた』(30代男性/建設)
『子供のこれからの大学費用を考えると、とてもタバコを毎日買っていられない。もったいないという気持ちが吸いたい気持ちに勝った』(20代男性/保険)
タバコは税金が高いため、お金がかかります。
“ただの嗜好品”にお金をかけられるのも独身でお金を使えたからこそ。
結婚し、子供ができるとお小遣い制になったりと自由に使えるお金は減るのは仕方ないことでしょう。
しかしそれが功を奏してか「お金がないからタバコをやめられた」というパパもいます。
買うお金がないため買わない、という選択肢しか残されてないのです。ただママやパパがお金を節約するのも、全ては家族のため。
経済的に余裕があればパパがタバコに使うハズだったお金をコツコツ貯金し“毎年の家族旅行に使う”のようなご褒美を用意してあげてもいいかもしれませんね。
タバコは百害あって一利なし。
しかしやめた方がいいと頭では理解していてもなかなかやめられないもの。
ただパパになったからこそ、子供がいるからこそ成し遂げられることってあるのです。
パパとしての自覚をもって、喫煙に取り組みたいものです。