「コートを着なさい」はNG? 子どもが快適に冬を過ごせるためにママが知っておくべき3つのこと
2017年12月11日 | よみもの「コートを着なさい」はNG? 子どもが快適に冬を過ごせるためにママが知っておくべき3つのこと

こんにちは。ママライターのあしださきです。
「子どもは風の子」とよく言いますよね。しかしいざ寒い屋外へ出るとなると親心から
母「コートを着なさい」
息子「(絶対)嫌だ!」
というお決まりの押し問答が繰り返されるわが家です。
結局先日は、徒歩3分の実家から夜パジャマだけという格好で走って帰ってきた4歳の末っ子でした。
これは極端な例ですが、子どもは往々にして厚着を嫌いますよね。
そこで今回は、親も子も本当の意味で暖かく冬を乗り切るためにはどうすればいいのかを調査してみました。

親は「重ね着すれば寒くない」と考えがちである
株式会社ユニクロが2016年12月に首都圏在住の小学校1~6年生の子どもとその母親300組を対象に防寒対策に関する意識調査を行いました。
その中で“子どもが寒いと言ったとき母がする対策方法”は「衣類を重ね着させる」が1位で全体の62.0%という結果だったそうです。
これは、「子どもが寒いと言った時」の対処法です。
しかしこの結果が親は「衣類を重ねて着せれば、子どもは暖かくなる」と思っているという根拠になるのではないかと考えました。
なぜ重ね着のしすぎは良くないのか?
①「汗冷え」を起こすから
産経新聞の2015年2月21日の【生活の知恵】という記事に、「間違った重ね着」は体を冷やすという内容が紹介されていました。
寒いからと厚着をして出かけたが、学校や幼稚園内は暖房が効いていて暖かいと汗をかいてしまいますよね。
小さいお子さんをお持ちのママたちが好んで選ぶ綿素材の肌着(オーガニックコットンなど)は汗をよく吸い取ってくれるから良いというイメージですね。
しかし、綿の特性「保水性に優れている」側面から考えると、逆に体温を奪われやすいので注意が必要なのです。
吸い取った汗で濡れたものを着ていることで気化熱が体温を奪ってしまいます。
しかも上に何層も衣類が重なっていて放湿できず、蒸れやすいのです。
②体が動かしにくくなる
分厚い衣類は体の動きを妨げてしまいます。
元気いっぱい運動することで体温が上昇するので、真冬でも外遊びしている子どもたちはあまり寒くはないそうです。
しかし着膨れて動きが鈍くなってしまうと、じっとして過ごす方が楽になって体温があまり上がらず寒いままです。それでは逆効果だと思いませんか?
③熱源(自分の身体)が覆われすぎて、アウターを着る意味がない
ダウンコートは軽くて暖かく、防寒着の定番ですね。ダウンコートの中に入っている羽毛は保温性に優れているのが特徴です。
しかし、コートの下に幾重にも衣服を重ねていると唯一の熱源である自分の身体からコートまで遠すぎて、自分の熱でコートの羽毛を温める事ができないのです。
自分の体温で温まったダウンを着るからこそ暖かく感じられるので、是非下にたくさん着せるのをやめてみましょう。
ママが知っておくべきこと3つ
①肌着は機能性肌着を上手に取り入れる
現在多くの衣料メーカーが、吸汗発熱素材などを使った機能性肌着を開発しています。
冬に選ぶべき肌着の素材は汗を吸うことと同時に、体温を奪わずにすぐ乾くような特性のものが正解です。
②ダウンコートには自分の体温が伝わるように工夫する
ダウンを着るときはトレーナーや分厚いセーターを重ね過ぎず、しっかり前のチャックを閉め、ネックウォーマー等で隙間をふさぎ、体温が逃げないように工夫してみましょう。
③風の強い日、雨の日には個別に対応
風の強い日は、一番外側にフリース素材のアウターなどは不向きです。風の通る隙間があるものを選んでしまうと余計に寒さを感じやすくなってしまうので注意しましょう。
フリース素材のアウターの上に風を通さないウィンドブレーカーを重ねてあげると暖かいと思います。
また、雨の日にダウンコートは不向きです。羽毛が雨の影響でしぼみ、保温性が下がってしまうからだそうです。
1番に防水性を考えてアウターを選んであげてください。
いかがでしたか?
2017年も早いもので師走になり、全国的に冬の到来を感じる今日このごろです。
このコラムを参考にしていただき、お外でも暖かい冬を過ごしていただけたら嬉しいです。
参照/株式会社ユニクロ
冬の防寒対策に関する意識調査(2016年12月)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000018311.html
産経新聞 2015年2月21日
【生活の知恵】