20年待った!? トツゼン離婚を切り出す夫の気持ちと対処法
2017年10月20日 | よみもの20年待った!? トツゼン離婚を切り出す夫の気持ちと対処法

幸せな結婚生活を送っていたと思っていたにも関わらず、それが自分の一方的な思い込みだったとしたらどうでしょうか。
ある日突然「離婚してほしい」と言われても、その理由が全くわからないということもあるでしょう。
しかし、何の理由もなしに離婚を告げるということはないはず。認識していなかっただけで、相手は思い詰めていたのかもしれません。
今回は、突然離婚を切り出す夫の気持ちと、それに妻がどう対処すればいいのかということをご紹介したいと思います。

夫が突然離婚を切り出す理由
(1)不倫
『飲み会で知り合った女性といい感じになって、2年ぐらい不倫関係を続けていました。最初は遊びのつもりでしたが、次第に本気になって相手からも離婚してほしいと言われて……。
妻は全く気づいていなかったらしく離婚を告げたときは呆然としていましたね。もちろん、不倫が原因ということは言えませんから、妻には「一緒にやっていく自信がない」とだけ言いました』(30代男性/営業)
離婚を告げる原因として多いのは、不倫です。決してモテるタイプではなくても、既婚男性を好む女性は少なくありません。
妻が夫の異変に気づくこともありますが、関係性が変わっていないにも関わらず離婚を切り出されるということは、外部に要因があるのです。
財布の紐を妻が握っているという場合や、夫の稼ぎがそれほど多くはないという場合は不倫のリスクは低くなりますが、そうでない場合には突然の離婚要求はまず不倫を疑うべきでしょう。
(2)子育てが一区切りした
『結婚してから、妻とは性格的に合わないと感じることが少なくありませんでした。しかし、子どももいましたし、すぐに離婚するのは難しかったですね。大学を卒業するのを待って、翌年すぐに告げました。
生まれてすぐ離婚を考えていましたから、20年待ちましたね(笑)。「もう一緒に暮らせない。一人で暮らしたい」と。妻は驚いていましたが、子どもも家を出ていましたし、強引に納得させました』(50代男性/編集)
性格の不一致をはじめ、離婚の原因となる理由はさまざまです。どんな理由であれ離婚を切り出されるとなると事前に異変を感じることが多いでしょう。
しかし、子どもを理由に離婚を思いとどまっていると、10年から20年と長期にわたって気持ちを押さえ込んでいることがあります。
そうなると、夫婦関係は何の異変も無く継続していてもおかしくありません。夫からの離婚要求が“突然”と感じられることもあるでしょう。
普段通りの生活を送っていても、それは単に夫が“時期を待っている”というだけかもしれないのです。
(3)結婚を甘く考えていた
『結婚してからこんなに自由がなくなるなんて思ってもみませんでした。遊びに行くにも妻の了解が必要だし、友達も「奥さんが待ってるから早く帰った方がいいよ」なんて遊んでくれなくなって……。
結婚するの早まったかなと思って、子どももいなかったし、離婚しました。奥さんにとっても、早く決断していいことだったと思いますよ』(20代男性/アパレル)
男性のなかには、結婚を軽く考えている人が少なくありません。
女性と違って適齢期が高いと言われており、妊娠・出産もないため、「ダメだったらやり直せばいいや」と考える人もいるのです。
ただし、これはすべて男性側だけの問題というわけではなく、結婚を焦る女性が相手の男性をしっかりと見ていなかったり、夫を縛りつけすぎてしまうことなども原因のひとつです。
結婚直後だからこそ、些細なことでその関係にヒビが入ってしまう可能性があることを認識しましょう。
離婚を切り出された妻がすべき対処法
思いもよらないタイミングで離婚を切り出されたら、慌ててしまいきちんとした対応ができず、相手の言いなりになってしまうこともあります。
まずは気持ちを落ち着け、今後の行動をまとめることが大切です。
夫との話し合いの場を設けるのか、離婚に際して家族や友人などに相談するのか……。
また、お金のことや子どもの親権のことなど、あらかじめ準備していた夫と対等に話し合うのは大変なことです。
「離婚はイヤ!」と感情的になっても、「ゆっくり考えてくれ」などと余裕を持って対応されることも少なくありません。
不倫が原因であれば、証拠などが残らないように対応している可能性もあります。
いくら離婚することを拒否しようとしても、離婚を決意した夫が心変わりすることはまずありません。離婚を前提に、どのように対処するのかを考えるのが賢明です。
いかがでしたか?
離婚という人生の岐路ともいえる状況に突然遭遇してしまうのは、できれば避けたいところ。
良好な関係を築いていたと感じていれば、そのショックは計り知れません。
もしこれらの状況に陥ったとしても、決してパニックになることなく対処するようにしましょう。
●文/パピマミ編集部