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寝る方が好き? 赤ちゃんがミルクを飲まなくなる理由と対処法5つ

寝る方が好き? 赤ちゃんがミルクを飲まなくなる理由と対処法5つ

こんにちは、海外在住プロママライターのさとうあきこです。

母乳で子育て中のママにとって授乳は大事な赤ちゃんの健康のバロメーターです。

ゴクゴクと飲んで満足げな赤ちゃんを見ればママも幸せな気分になれますが、その一方で、ミルクは十分出ているかしら? いいミルクを飲ませてあげられているかしら? ちゃんとお腹いっぱいになっているかしら? と、いろんな不安を感じることもあります。

今回は、赤ちゃんがミルクを飲んでくれないなと思ったときに、実は身近なところにあるかもしれないその理由や対処方法についてまとめました。

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(1)好奇心旺盛タイプ

赤ちゃんの中には好奇心旺盛な性格の子もいます。このタイプは、まだお腹はいっぱいになっていないはずのタイミングで飲むのをやめてしまうことがあります。

そのきっかけは、聞こえてくるテレビや音楽の音、携帯電話の呼び出し音や振動、家の外から聞こえてくる話し声や車の走行音などのいろいろな聴覚的な刺激や、赤ちゃんに良かれと思って用意している頭上でキラキラクルクル動くおもちゃといった視覚的な刺激にあることが多いようです。

ようするに、気が散っておっぱいを飲むことに集中できないわけです。このタイプの赤ちゃんには、環境づくりが大切です。

静かな環境で親子でゆっくり見つめ合えるような時間の中で、落ち着いて授乳ができるように工夫しましょう。

また奥の手として、眠気に襲われているときに授乳してみると、熟睡に落ちるその瞬間までは集中しておっぱいを飲んでくれることもあります。

(2)睡眠優先派

ミルクに集中できない好奇心旺盛な赤ちゃんには、寝入りを襲うという奥の手がある一方で、ミルク欲よりも眠気が勝ってしまうタイプの赤ちゃんもいます。

このタイプはミルクをあげるとまるで条件反射のようにウトウトしはじめてしまうことが多く、結果としてしっかりとミルクを飲んでくれません。

このとき、「寝る子は育つ」という言葉を信じすぎるのは危険です。

あまりに眠気に負けてばかりでミルクを飲まなくなった赤ちゃんは、起こしてでも授乳しましょう

この場合、一度の授乳量は少なくなりがちなので回数でカバーする作戦です。

(3)赤ちゃんの飲み方が上達したのかも?

1〜2時間ごとにおっぱいに吸いついていた赤ちゃんが3時間も4時間も飲まずに平気になると、ママとしては「飲まなくなっちゃった!」と焦ってしまうことがあります。

これ、最初は十分なおっぱいを摂取するには1〜2時間おきの授乳が必要だったものの、赤ちゃんが上手に飲めるようになったのかもしれないし、ママのおっぱいもたくさん出るようになり、一度にたくさん飲めるようになったために授乳間隔があいたのかもしれません。

定期健診の際などに、月齢や体重、さらには哺乳量をチェックしてみると確認できますね。

(4)抱っこ嫌いのストライキ

さっきまでご機嫌だったのに、いざ抱き上げて授乳をしようとすると飲んでくれないなら、抱っこに理由があるかも。

「赤ちゃんは抱っこが大好き」とは限りません。ベビーベッドなどで自由に転がっているのが大好き、大の字で眠るのが気持ちいいと思っている赤ちゃんもいるのです。

このタイプの赤ちゃんは、ママの腕の中に丸く抱き込まれるのが苦手なこともあります。まさに授乳のスタイルですね。

寝心地や居心地の悪さからのおっぱいストライキの可能性があるわけです。

布団などに添い寝しての授乳や、座ったママの膝に少し固めの座布団などを敷いて赤ちゃんが背中や手足をのばせる状態での授乳を試してみてはいかがでしょう。

(5)不器用さんやアマノジャクさん

新生児のうちは、上手におっぱいに吸いつくことのできない不器用さんも多く、なかなか飲んでくれないという悩みが発生します。

また新生児の時期を過ぎると、おっぱいを無理矢理口に含ませても気に入らないと吐き出すことができるようになります。

こうなると、吸いついてはみたけど、気持ちよくミルクが出てこないからと「ペッ」と吐き出してしまう赤ちゃんも現れます。

こんな不器用さんやアマノジャクさんタイプには強制的に直接おっぱいから飲ませようとするのは逆効果かも。

シリンジで少しずつ飲ませたり、哺乳瓶で飲んでくれるなら搾乳して哺乳瓶を使ったりとあの手この手を試します。

焦りは禁物です。専門家の授乳相談を受けながら、少しずつトレーニングしていきましょう。

まとめとして

赤ちゃんの性格に個性があるように、ミルクの飲み方にも個性があります。そしてママのおっぱいの出方や形にも個性があります。

赤ちゃんがミルクを飲んでくれないときには、ご紹介した5つの身近なポイントをチェックしてみてください。

また場合によっては専門家にも相談し、赤ちゃんとママの健康第一で、一緒に気長に対処していきましょう。

【参考文献】
・『母乳のお悩み解決BOOK』赤すぐ編集部・編集

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