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卒乳後はペチャパイに!? 産後に胸がしぼむ原因とバストアップ方法8つ

卒乳後はペチャパイに!? 産後に胸がしぼむ原因とバストアップ方法8つ

こんにちは。ママライターのマフィーです。

卒乳すると、寝かしつけ時や外出時に母乳をあげなくて済むので、本当に楽になりますよね。

私も母乳だけで育てたのですが、卒乳後はよく食べるようになりました。

授乳ケープなどの外出グッズを持たずにお出かけできるようになり、身軽になったのを覚えています。しかしその身軽さと反比例するように、自分の胸を見て気が重くなることも…

産後、卒乳すると胸はどのように変化するのか、これからご説明していきます。

産後の胸はどう変化するのか

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妊娠した女性は、女性ホルモンが働いて乳腺が発達します。胸が張っているような感じになり、出産の2〜3日後に胸の張りがピークを迎えます

大きさも張りも、妊娠前とは比べ物にならないほどに。2カップ以上大きくなる方も多いようです。そして授乳から卒乳までに、乳腺は活動しながらも乳腺脂肪は少しずつ減っていきます。

その活動に合わせて、胸のサイズもダウン。

産後1年くらいで、妊娠前のサイズに落ち着いていくようです。

卒乳後の胸の変化は、以下ようなものがあります。

  • 張りがない
  • 垂れる
  • 乳首の色が黒ずむ
  • 左右のサイズが違う

産後の胸は放っておくとしぼんでしまい、前よりも小さくなってしまうかもしれません。

関連記事:妊娠中の母乳? 母乳が出た時の対処法!

卒乳とは子どもが自然に母乳を断つこと

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卒乳とは、母乳を欲しがっていた赤ちゃんが自然と欲しがらなくなり、徐々に離れていくことを言います。

卒乳とは反対に、ママの働きかけで授乳をやめることを「断乳」と言います。

少し前までは、だらだらと授乳をしないのが一般的でした。しかし最近では赤ちゃんの気持ちを尊重する卒乳を取り入れる人も増えているようです。

関連記事:正直、早く卒乳してほしい! 1歳前の卒乳を促すためにできることって?

卒乳の時期

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WHOの調査によると、2歳までは母乳を与えるのがいいとされています。

実際に、仕事復帰などの関係で授乳が難しいケースもあるでしょう。

一般的には、赤ちゃんが離乳食を1日3回食べられるようになっていれば、成長に必要な栄養素は食事から摂取できると言われています。

赤ちゃんに栄養が栄養を摂取できているのであれば、卒乳の検討も十分考えられます。

また、コップやストローから母乳以外の水分補給ができるようになるのも、卒乳の1つのきっかけだと言われています。

離乳食の量が増えてくれば自然と母乳を飲む量が減ってきますから、赤ちゃんがどれくらいの量を飲んでいるかも見てあげるようにしましょう。

とはいえ、「何歳まで」という明確な決まりはありませんから、家庭ごとの事情を考えて適切なタイミングを選ぶようにしたいですね。

関連記事:短小乳首…?苦労だらけの授乳を私が乗り越えた方法

卒乳の方法

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卒乳にあたって、以下のような流れをとってみるとスムーズに進みます。

(1)卒乳の時期を検討する

まずは、赤ちゃんが卒乳できる時期にきているのか、見定めるところからスタートです。

寝かしつけに授乳しているのであれば、赤ちゃんが寝なくなることも考えられるため、夜に抱っこしてもらうなどパパの協力は不可欠です

失敗してしまうことも考え、複数の日程を考えておくといいかもしれません。

(2)1回当たりの授乳時間を短くする

今まで行っていた授乳時間を、少しずつ減らしていきます。

15分ほどかかっていたのであれば、これを12分、10分、5分というように、数日かけて徐々に減少させてきましょう。

もし足りないと言われてしまう場合には、思い切って外出して気分転換を図るのも良い方法です。

(3)1日の授乳回数を減らす

1回当たりの時間を減らすことができたら、次は授乳の回数を減らしていきましょう。

どうしても欲しがる場合にはお水やお茶を飲ませてしのぐようにします。これを1週間ほど継続しましょう。

(4)数日間、授乳をやめる

ここまでくると、完全な卒乳まであと一歩です。外出する機会を増やしたり、夜は読み聞かせをしたりして母乳を与えないようにします。

泣いてしまってもできるだけ与えないようにし、哺乳瓶も使わないようにしましょう。

卒乳のメリット・デメリット

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卒乳のメリット

授乳中は、赤ちゃんが直接母乳を口にするため、ママにもさまざまな制約があります。

コーヒーなどのカフェインやお酒のアルコールなどを摂取は制限され、食事にも気を使わなければなりません。

また、市販の風邪薬などを飲む際にも注意が必要で、薬の服用ができないことから体調不良が長引くということもあったはずです。

卒乳すると、これらの制約がなくなります。

さらに、外出中の授乳するときの服装や持ち物も自由に選べます。

卒乳のデメリット

母乳は赤ちゃんの栄養面だけでなく、精神的な落ち着きを与えるものです。

断乳に比べて卒乳は負担が軽いと思われますが、中には精神的に不安定になる赤ちゃんもいらっしゃいます。

これまでと変わった様子はないか、いつも以上に赤ちゃんに目を向ける必要があるでしょう。

関連記事:ちゃんと足りてる?母乳が飲めているか不安な時にママがチェックすること

搾乳するときの注意点

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卒乳するときにおっぱいのケアを怠ると、思わぬトラブルに見舞われます。

以下では、卒乳時の搾乳の注意点をご紹介します。

搾乳のペース

卒乳すると、自然と母乳の量は減っていきますが、中には分泌がある人もいます。

分泌が見られる場合には、1日1回、お風呂上がりに搾乳するようにし、これを2日に1回、3日に1回とペースをのばしていきましょう。

搾乳をしすぎると刺激となり、かえって母乳を分泌させてしまうことになるのです。

おにぎり搾りをする

搾乳のペースが1週間に1回ほどになると、分泌はほとんど見られなくなるでしょう。

このとき、乳房全体を手のひらでおおうように包み、外から内にかけて母乳を絞り出すようにすることを、おにぎり搾りと言います。

こうして母乳を出し切っておかないと、乳カスがたまり乳腺炎の原因となることもあると言われています。

次の出産時に母乳がでやすくなるということもあるため、できるだけ絞り出しておくのがいいようです。

関連記事:これってどうしたらいいの?授乳中の胸がカチカチ、傷だらけ問題

産後の胸、私の場合

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一般的には元に戻る、と言われている産後や卒乳後の胸。

卒乳後1年経過している私は、妊娠前と比べると残念ながらかなり貧相です。

私が妊娠したときは、生まれて初めての巨乳体験になるほどに胸が大きくなりました。

いつもパンパンに張っていて、重くて少し邪魔に思っていたくらいです。しかし卒乳が近づくにつれて小さくなっていく胸。

小さくなるというよりは、しぼむという表現のほうが合っているかもしれません。

授乳中の大きな胸のときの皮膚が、小さい胸の今では余ってしまっている状態。もちろん、垂れています。

授乳という役目を終えたので不要といえば不要なのですが、女性としてはやっぱり悲しくなってしまいますよね。

何もせずに元の胸に戻ることは難しいというのが個人的な感想です。

関連記事:妊娠中だけじゃない! 授乳期が終わっても使えるマタニティアイテムたち

産後に胸がしぼむ原因6つ

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(1)皮膚の伸び

産後は、女性ホルモンが通常の数十倍も分泌されます。胸も大きくなり、卒乳するときには胸の皮膚が伸びることに。

伸びきった皮膚はそのままの状態を維持するため、結果として垂れた状態になってしまいます。

(2)授乳による影響

授乳中は赤ちゃんに乳首を引っ張られた状態が続きます。

赤ちゃんを抱きかかえた姿勢での授乳は下向きに引っ張られるため、結果として胸全体が垂れ下がってしまうのです。

(3)姿勢の悪さ

産後の子育てでは、オムツを替えたり抱っこをしたり前屈みの姿勢をとることが多くなります。

猫背になってしまうと血液やリンパの流れが悪くなってしまい、代謝が悪くなることでハリが失われバストのしぼみにつながってしまうようです。

(4)クーパー靭帯の伸び

バストを支える働きをするもののひとつに、クーパー靭帯と呼ばれるものがあります。

これは一度伸びたり切れたりしてしまうと元に戻すことはできないと言われており、妊娠によって大きくなったバストの重みで伸びてしまうことで、垂れた胸となってしまいます。

(5)ラクな下着の着用

最近はブラカップキャミソールやノンワイヤーブラなど、バストを締め付けすぎない下着が人気です。

しかし、こういった下着はホールド力が弱いため、バストの脂肪が横や下に流れ、離れ乳や垂れ乳を招きやすくなります

自分のサイズに合っていないものや、着用の仕方が間違っている場合も要注意です。

(6)女性ホルモン『プロラクチン』の影響

産後に胸が大きくなるのは、プロラクチンという女性ホルモンが影響しているためです。

このホルモンには母乳を作る働きがあり、増加すると乳房の中にある乳腺で母乳が作られます。

しかし、赤ちゃんが母乳を飲まなくなるとプロラクチンが分泌されなくなってしまいます

これによって胸のしぼみが発生してしまうのです。

関連記事:マッサージがツラい? 産前・産後ママにおすすめの「バストケア」4選

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【タイプ別】産後の胸のしぼみやすさの違い

産後の胸のしぼみやすさには個人差があります。これは、胸を形作る上で違いを生じさせるDNAが存在するため。

胸が大きい人の方が垂れやすいということではなく、胸の構造に関わる細胞によって違うのです。

胸には、結合組織のひとつである『ラクトゲン受容体』というものがあり、成長ホルモンを栄養源としてバストを大きくする情報伝達を行う働きがああります。

これは人によって保有数が違い、ラクトゲン受容体が多いと胸が成長する過程で乳腺の数も多くなり、たくさんの脂肪をつかむため、ハリ・弾力・ボリュームと三拍子そろった形の良いバストが形成されることになるのです。

逆に乳腺の数が乏しいと脂肪の比重が多くなり、胸の中を柔らかい脂肪が自由に動き回ってしまうため、垂れやしぼみを生じやすいバストを形成してしまうことになります。

同じ大きさの胸でも、乳腺が張り巡らされた胸とそうでない胸では、産後のしぼみや垂れに大きな差が出てしまうのです。

関連記事:粉ミルクでも問題なし? 「母乳育児」ができずに悩むママへのアドバイス

【動画あり】産後のバストアップ方法8つ

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(1)適切なブラジャーを着ける

出産直後から授乳が終わるまでのあいだは、授乳用のブラジャーを着けるようにしましょう。

この時期に通常のブラジャーを着けてしまうと、無理な締め付けにより乳腺に悪影響を与えてしまいます。

その後は、授乳が終わる1年を目安に通常のものに戻しても構いません。

出産前とはサイズが変わっているはずなので、しっかりと採寸したうえで新しいものを着用するようにしてください。

なお、ブラジャーは以下を参考に正しくつけるようにしましょう。

  • 両腕を肩ひもから通して、前屈みになる
  • 乳房のふくらみにそってカップを当て、ホックをとめる
  • 前屈みになったまま、バストの脇にある肉を寄せ集めてカップにおさめる
  • そのまま状態を起こして、カップの中にバストがおさまるようにする
  • ブラジャーのトップの位置が“脇の高さの下”にくるよう肩ひもの調節をする
  • アンダーの部分が背中の後ろにかけてまっすぐ平行になっているか確認する

正しく着用することで、胸の形をキープすることもできます。

(2)バストマッサージ

産後すぐに体を動かすのは控えた方がいいため、乳腺に軽く刺激を与えるようなマッサージを中心に行うようにしましょう。

マッサージの前にはリンパの流れをよくするために、鎖骨周辺を小さな円を描くようになでることで効果を高められます。

マッサージの手順は以下の通りです。

  • 左胸の脇から中心に向かって胸を押す
  • 背中にある脂肪も一緒に胸へ運ぶようにマッサージ
  • 両胸それぞれ10回ずつ繰り返す
  • 胸の下側から鎖骨の中心に向かって同じようにマッサージ
  • 左右それぞれ10回ずつ繰り返す
  • 両手を使って、胸の表面を下から上に向かってなでる
  • 左右10回ずつ繰り返しましょう

日常生活では胸を動かす機会が少ないため、意識的に動かしてあげることが重要です。

痛みを感じない程度に行い、手を滑らせることが難しい場合にはマッサージクリームなどを使用しましょう。

(3)筋トレ

バストそのものは脂肪ですが、胸を支えている大胸筋を鍛えることで胸が垂れることを防げます。

妊娠中は運動も制限されるため筋力が低下しており、余計に胸が垂れてしぼんでしまうことに。

形を崩さないために胸の揺れが少ない運動を行いましょう。

【合掌のポーズ】

背筋を伸ばし手のひらを胸の前で合わせ、息をゆっくりと吐きながら、15秒を目安に中心に向かって左右均等の力で押し合います。

このとき肘の角度は約90度に保つことを意識しましょう。無理のない範囲で行ってください。

【腕立て伏せ(プッシュアップ)】

膝を床に立てて、腕は肩幅よりやや広めに。

呼吸をとめないようにし、腕ではなく胸の筋肉に意識を持っていくようにしましょう

負荷が大きく難しい場合には、壁に向かって立った状態で行っても構いません。

(4)おっぱい体操

元助産師の神藤多喜子さんが考案したおっぱい体操。

産後に胸が垂れたりしぼんだりしてしまった女性の悩みを解決するために考案されたもので、バストアップだけでなくホルモンバランスを整えてくれる効果も期待できます。

流れてしまった胸を本来の位置に戻す“おっぱいはずし”と、堅くなった胸をやわらかくする“おっぱい揺らし”の2つの体操からなります。

(5)バストアップに効く栄養素の摂取

外からだけでなく、バランスの取れた食事で体の内側から働きかけることも重要です。

タンパク質

体を生成する素となる最も重要な栄養素です。

  • 豆腐
  • 納豆
  • 乳製品
  • 鶏肉
  • 牛ひれ肉
  • 豚ひれ肉

などに多く含まれています。

ビタミンA

タンパク質と結びついて肌の粘膜を強くする働きがあります。バストにハリを与え、弾力のある胸を手に入れることが期待できます。

  • ホウレンソウ
  • ニンジン
  • レバー
  • いか
  • うなぎ

などに多く含まれています。

ビタミンE

細胞の酸化を抑制することで血行を促進し、乳腺を活性化させます。

  • ひまわりの種
  • 落花生
  • 大豆油、米ぬか油
  • いくら

などに多く含まれています。

イソフラボン

女性ホルモン『エストロゲン』に似た働きをすると言われるイソフラボンも、摂取することで女性ホルモンの活性化につながります。

  • 味噌
  • 納豆
  • 枝豆
  • 豆乳

などに多く含まれています。

ボロン

ボロンはエストロゲンの分泌を増やす働きがあるため、イソフラボンと同様に女性ホルモンの活性化に役立ちます。

  • ひじき
  • りんご
  • レーズン
  • キャベツ
  • ピーナッツやアーモンド

などに多く含まれています。ボロンは熱に弱いため、できるだけ生のまま摂取するのが効果的です。

これらの食材を上手に取り入れながら、バランスの良い食事を意識しましょう。

(6)自然に卒乳させる

自然な“卒乳”でなく、突然“断乳”してしまうと、それまで発達していた乳腺が一気に縮んでしまい、バストの急激な垂れを引き起してしまいます。

徐々に母乳の量を減らし、自然に卒乳させると垂れにくくなります。

(7)ストレスをためない

美しいバストを作る元となる女性ホルモンの分泌は加齢とともに減少しますが、それ以外にも睡眠不足、ストレス、ダイエットの影響などでも分泌量が左右されます。

十分な睡眠をとり、ストレスをためないようにしましょう。

(8)豊胸手術

産後、確実なバストアップを実現したいのであれば、豊胸手術という方法もあります。

妊娠中から授乳期にかけては、胸の皮膚がやわらかくのびやすくなっているため、胸を大きくしやすい時期とも言えます。

また、産後はバスト周辺の血流が良くなっていることから、豊胸手術によって注入された脂肪が定着しやすいというメリットもあるようです。

豊胸手術には大きくわけて「脂肪注入」「ヒアルロン酸」「プロテーゼ」の3つの方法があります。

脂肪注入とヒアルロン酸による豊胸手術は授乳中でも可能と言われていますが、それぞれにメリットデメリットがあるため、病院とよく相談して施術内容を選択するようにしましょう。

関連記事:ダサいのはもう嫌! オシャレに着こなせる授乳トップスとは?

関連記事:理想のタイミングは? 先輩ママに聞く「赤ちゃんの卒乳」体験談3選

まとめ

「産後に胸がしぼむ原因」や「バストアップ法」などについてご紹介してきました。

出産によりせっかく大きくなった胸ですから、できるだけ形を崩さないように維持したいものですよね。

「出産前より悪くなってるのでは……」と思い悩むことのないよう、できることから取り組んでみてはいかがでしょうか。

●追記/パピマミ編集部
●モデル/前田彩(桃花ちゃん)、倉本麻貴(和くん)

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