食器がダメになる!? 意外とやってる“食器洗い乾燥機”のNG使用法4つ
2017年5月3日 | よみもの食器がダメになる!? 意外とやってる“食器洗い乾燥機”のNG使用法4つ

こんにちは、ライターのyossyです。
食器洗い乾燥機(食洗機)は、食器の洗浄から乾燥まで仕上げてくれるのでとっても便利ですよね。家事の時短になります。でも、使用方法には注意が必要です。
誤って使用することで、せっかくの食洗機や高級食器を早くダメにしてしまう可能性もあるんです。ぜひ、気をつけながら長く快適に使用したいですね。
今回は、食洗機でありがちなNG行為をご紹介していきます。

【NGその1】下洗いせずに食器をつっこむ
「食洗機は食器を洗ってくれる機械だから」と汚れを一切落とさずに食洗機に入れてしまう人もいるようです。
多くの場合は、食洗機に入れる前に下洗いが必要なので注意しましょう。特にふりかけなどの細かい食事の残りカスは、食洗機内のフィルターに引っかからず、再び食器に付着してしまう可能性も。
また、フィルターに残ったカス・汚れも、毎回落としておきましょう。
【NGその2】高級食器を何も考えずにつっこむ
・クリスタルガラス製
・高級漆器
・金、銀メッキ
・木製
・デリケートなデザインがなされているもの
など、食洗機で使用してはいけない食器類も多いです。
例えば、金・銀メッキの食器や漆器、きれいな装飾がなされたものは、表面が剥がれ落ちたり変色したりして、見た目や手触りが変わってしまいます。
クリスタルガラスは白く曇ってしまいますし、最悪割れるリスクも。木製のものは、まな板も含めて変形や割れの原因になってしまうのです。
その他、説明書に「食洗機OK」と書いていないものは、十分に注意する必要があります。
「大事な食器があっという間にダメになってしまった……」という失敗は“あるある”なのでご注意ください。
【NGその3】食洗機用ではない洗剤を使ってしまう
食洗機を使用する場合には、“食洗機専用”と書かれた洗剤を使う必要があります。
手洗い用として販売されている洗剤を使用してしまうと、食洗機の庫内で泡が大量に発生してしまい、場合によっては水漏れなどの故障の原因になってしまうことも……。気を付けたいですね。
【NGその4】“汚れが落ちそうだから”とお椀を下向きに入れる
なんとなく、“食器を下向きに入れると汚れが落ちそう”と思っている人もいるかもしれません。
食洗機上部にセットしたコップの場合はそれでいいのですが、棚の下の方にセットするお茶碗等の場合は、完全に下向きにすると、かえって汚れを落ちづらくしてしまったり、お茶碗に水がたまってしまったりします。“斜め下向き”になるように入れましょう。
食洗機は下部のノズルが回転しながら、お湯を吹き上げて汚れを落としています。下の方にセットしたお茶碗が完全に下向きだと、水の流れを妨げてしまいますよね。効率的な置き方を心掛けたいものです。
とても便利ですが、取り扱いになれていない人は誤った使い方をしてしまいがちな食器洗い乾燥機。製品によっても細かい使用方法に違いがあるので、使う前には必ず説明書を読むようにしましょう。
また、うっかり大事な食器をダメにしてしまう可能性もあるので、食器を購入する際には、食洗機OKかどうかを必ず確認するのも大切なことです。食洗機も食器も、ぜひ長く大切に使いたいですね。