なぜそこに寝る? カワイイけど勘弁して欲しい“飼い猫あるある”12選
2017年3月2日 | よみものなぜそこに寝る? カワイイけど勘弁して欲しい“飼い猫あるある”12選

こんにちは。心理食育インストラクターSAYURIです。
心理食育インストラクターとして食と心の成長や健康情報をお伝えしてきた筆者ですが、実はプライベートでは20年以上、猫の保護活動をしており、現在も20匹を超える猫たちと暮らしています。
前回に引き続き、猫のお話。今回は「それ困るー! でもかわいい!」という飼い猫あるあるをご紹介します。

なんで今それ!? の飼い猫あるある
(1)パソコンを開くとキーボードの上にゴロン。SNSのコメント欄に意味不明のアルファベットの羅列が表示されたりする。
(2)雑誌を開くと「そこ! 読みたいの!」って場所を狙って(?)ゴロン。
(3)ペンを持って何か書こうとすると、動くペンにジャレてくる。
(4)抱っこをするとパーカーの首元にある紐をくわえて引っ張る。
(5)歯磨きや顔を洗おうと洗面所で上半身を倒すと背中に乗って降りない。
(6)食卓に箸を置いて、席を立って戻ると箸が行方不明。
(7)わざわざ買ってきた猫のおもちゃよりティッシュが好き。
(8)買い物から帰って上着を脱いでいるわずかな時間にレジ袋の取っ手がかみ切られる。
(9)入って欲しくない部屋に限ってドアを開けた瞬間飛び込む。
(10)抱っこをすると足を突っ張るクセに下ろすとスリスリしてくる。
(11)トイレ掃除が終わるとトイレに入る。
(12)危ないことなどをしたときに本気で怒ると目をパチクリして見つめてくるので、つい許してしまう。
他にも、真夏であろうと寝るときは必ずピトーっとくっついてきたり、眠りに落ちる気持ちいい瞬間に顔にチョイチョイしてきたりと、いろんな予測不可能なことをしてくれるのが猫ですが、猫好きにとっては全てが許せてしまうかわいい仕草に見えてしまいますよね。
飼い主の邪魔をするときの猫の気持ち
それはもちろん、かまって欲しいから。
飼い主が一緒に遊びたいときにプイッと横を向いたりするので、「猫は気まぐれだから」と思われていますが、猫からすれば自分が遊んで欲しいときに邪険にされて、「人間は気まぐれだから!」と思っているかもしれませんね。
猫を飼う前に考えてほしいこと
空前の猫ブームの今、猫を飼いたいと思っている人も多いことでしょう。でも、猫を飼うことを考えている人にお願いがあります。
猫も私たちと同じように母親のお腹で大切に命を育まれてこの世に生まれてきます。そして心臓が鼓動を打ち、血液が全身を流れ、痛みも喜びも感じる一つの“命”です。
飼い猫の寿命は15年ほど。しかし野良猫の寿命はわずか3年だとも言われています。
車にひかれたり、感染症にかかったり、子猫はカラスに命を狙われたり、体温調整ができず命を落としたりします。
特に雌猫を飼われて避妊しないまま、お外に出して子猫が生まれたからと捨てたり、安易に保健所に連れて行ったりしないでください。
生まれたばかりの子猫は2時間おきの授乳が必要で、その世話ができないという理由から即日、殺されてしまうことがほとんどです。
ペットを飼うということは、“命を預かる”ということだという自覚を持って、最後まで一緒に暮らして愛してあげてください。
2013年4月よりパピマミで執筆させていただいたコラムも、今回が最終回となります。
執筆当初も『子どもに教えよう!「いただきます」と「ごちそうさま」の本当の意味』など、命の尊さを伝えさせていただきました。
そして最終回となる401本目の今回も、猫を通して命の尊さをこの記事から考えていただければ幸いです。
長い間ご愛読いただき、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。