公立でも安心できナイ? 中学生になると増える“学校関連の出費”の目安
2017年2月24日 | よみもの公立でも安心できナイ? 中学生になると増える“学校関連の出費”の目安

こんにちは。ママライターのamuです。
娘が4年生なのですが、現在6年生の兄弟がいるママ友も多く、「中学生になると信じられないぐらいお金がかかる」「専業主婦はほとんどいなくなる」という情報に恐れおののいているのをよく見かけます。
そして、それは私にとっても他人事ではありません。ということで、今回は中学生のお子さんがいるママ友に話を聞いてみることにしました。

公立中学ママの場合
『入学時に制服、ジャージなどで約10万円かかった。給食費は年間約10万円、PTA会費も月に1,000円、2年生のときに修学旅行の積み立て金が約7万円!』(40代・中3女の子のママ)
入学時にまとまった出費があるようです。制服、体操服、ジャージ、上履き、指定バッグ、シャツ、ベルトのほかに、革靴やスニーカー、靴下など、約10万円ほどかかったという声が多かったです(20万円近かった中学校もあるとのこと)。
サイズアウトで買い換えがあったり、衣替えもあるので、これ以上かかったという声も。通学用自転車代もかかったというママもいました。
ただ、月にかかるお金は、給食費込みで1万円~1万5千円ぐらいだそうです。
私立中学ママの場合
『制服などに12万円くらい、学費が月に8万円くらい』(40代・中1男の子のママ)
『入学金が30万円ちょっと。制服と体操着だけで8万円。部活も年会費1万円……』(30代・中1女の子のママ)
『入学金、施設費、寄付金、PTA会費、教科書、制服もろもろで100万円ほどかかった。学費も月々10万円』(30代・中1女の子のママ)
私立中学は、入学金が30万円~100万円くらい、学費が月額3万円~10万円くらいだそうです。義務教育で無料の公立中学とはだいぶ違いますね。
また、中学受験にあたり、小学生のときから塾通いが始まり、それも月額5万円~10万円とのことでした。月々1万円程度の集金があったり、通学の定期代もかかります。
中高一貫校では、年間の学費は中1と高1の初年度は100万円、そのほかは75万円ぐらいかかるそうで、大学は、初年度は180万円、そのほかは、170万円ぐらいかかるそうです。
進学が保証されているぶん、学費も高いんですね。
部活動編
『吹奏楽部は、結局楽器を購入したけど30万円かかった』(30代・中1女の子のママ)
吹奏楽部は、DVDを作ったり、遠征時に楽器を運んだり、消耗品の楽器のリード代や修理代など、細々とした出費があるそう。
『運動部は、部費のほか、ユニフォーム、ウィンドブレーカー(スパイクなんかは8,000円以上!)、スポーツバッグなど、強豪だと年に3回ほど泊りの遠征試合がある。また、打上げなどの集まりも多いから、出費はかさむ』(40代・中2男の子のママ)
『私立だけど、部活動だけで(合宿込み)年間7万円かかった』(40代・中2男の子のママ)
『テニス部は、ラケット、テニスシューズで2万円。ラケットやシューズの買い換えも多く、入部時は、ユニフォーム代などで5万円くらいかかった。遠征も多くて、交通費だけで月に1~2万円はざら』(30代・中1男の子のママ)
『剣道も、一式そろえると5万はかかる』(40代・中1男の子のママ)
私立強豪中学では、部活費年間15万+遠征費20万位ほどかかったと聞いたことがある! というママの声も……。
土日がほとんどつぶれてしまうということも、改めて大変そうだと感じました。
塾編
部活動で帰宅も遅くなると、学校の授業だけではついていけず、塾に通う子は激増するとのこと。
『5教科で月額3万円~5万円』(30代・中1女の子のママ)
『個別指導、週2で2万8千円』(40代・中2男の子のママ)
ちなみに、塾代は月謝と定期講座代と光熱費。マンツーマンの塾は2教科で月3万円弱が相場だそうで、実際、4~5万円かかっているという声が多かったです。
また、春・夏・冬の講習でプラス20万円~30万円かかるとのことでした。中3のときは一番高く、年間100万かかったという声も!
その他
『スマホ、交通費、食費、おしゃれやメイク・美容院、子ども部屋の光熱費、カラオケや外食などの交際費、出費は増えるばかり』(30代・中1女の子のママ)
ちなみにスマホは、格安SIMのものにして1,000円~2,000円に抑えているママが多かったです。
こうしてまとめてみると、のん気に暮らしている自分がおそろしくなってきました!
SNSの普及、娯楽の選択肢の多さなどから、よそはよそ、と昔のように切り捨てることができない雰囲気もあり……。私もなるべく出してあげたいので、頑張って働こうと思いました。